会山行紀行文 2026年
7/28(火)-29(水)
雨   雨のち曇り
(かしまやりがだけ)
鹿島槍ヶ岳

2889m
参加者 (紀行文) 2044 S/H
No−79 グレード:C上  19名
 担当リーダー 2044 S/H (男性5名・女性14名) (写真)2479T/N 2472M/I

≪コースタイム≫
≪一日目≫
 新潟駅(6:10)=北陸道=糸魚川IC=柏原新道登山口(10:55-11:05)…種池山荘(15:30)
≪二日目≫
 山荘(7:30)…登山口(11:10-25)=薬師の湯(11:45-13:00)=糸魚川IC=新潟駅(17:15)

≪紀行文≫
〜〜〜今回は残念ながら山頂へは行けませんでした〜〜〜

 当日の天気予報は晴れの予定だったが、四日前ぐらいから雨予報に変わった。アルプスの山小屋の予約はかなり前から優先的に団体予約を取っていた。さもなければ20人以上の予約を取ることは難しく、よって雨ぐらいで中止するわけにもいかない事情だった。そのことは計画書にも書き、よほどの悪天候(台風、異常気象警報など)以外は中止はありませんと。10年以上会山行で何度もアルプスに行っているが、メンバーの普段の行いがよかったのか雨の記憶はほとんどなかった。しかし毎回、雨の心配はしていた。でも山で怖いのは雨ではなく風と雷だ。それは直前でないとわからない。天気予報にも出てくるが信用できる情報ではなさそうだ。今回はどうなるか、不安な気持ちで当日を迎えた。

≪一日目(雨)≫
 バスは新潟を出て糸魚川ICで降りた。そのときはまだ雨は降っていなかった。でも白馬村を通過するころから少しだが雨がパラパラと。「天気とくらす」で確認したが、それは曇り、ただ14時ころに強烈な雨が一時間くらい降ると、そんな情報を抱えて登山口駐車場に着いた。外は雨、でもそんなに強烈な雨でないので雨具着用で歩き出すことにした。
 登山口から樹林帯の中の登り、歩き始めてケルンまでしばらく急な登りが続く。それはバスの中でみんなに説明していた。登山口から今日の目的地種池山荘までが1100Mの登り、ケルン(標高1770M)までが420Mの登り、そこをゆっくりでいいからと一歩一歩進む。
 雨が少し小降りになり扇沢の駐車場も望めた。

柏原新道登山口 駅見峠 天候不良

 ミズナラやヒノキの森の中の急坂、時々登山者とすれ違う。天気はどうでしたかと聞くと、朝はよかったが、後は雨でしたと。それにしてもこんな悪天候でもすれ違う登山者は多い。やはりアルプスだなあと。
 この柏原新道はみんなで休憩する広い場所がない。でも30分に一度くらいずつ少しの休憩は取っていた。途中で晴れ間が出て、稜線状に種池山荘が見えた。あれが今日の宿ですと説明するが、近いと感じたか、まだまだと感じたかわからない。

立ち休憩
山荘が観えた 水平道
.
 石ベンチを過ぎて黄金岬に着くとしばらく緊張を感じる箇所が数か所現れる。慎重にと、心配していた雪渓はみんな溶けていた。やがてナナカマドの木々が現れると種池山荘は近い。あたり一面にコバイケソウが出てくと小屋の前に着く。ここまでゆっくり登ってきたが追い越される登山者はごくわずか。もしかしたら今日の宿泊者は我々だけなのかなと思った。

包優岬
石ベンチで休憩 雨の行軍

柏原新道上部のトラバース
富士見坂もうすぐ山荘 種池山荘到着

 ところが小屋に入ってみると登山者でほぼ満員だった。乾燥室に使うハンガーも一人一本と指定され受付後、部屋に案内されたが、どの部屋も登山者でいっぱい。とりあえず着替えて談話室で夕食まで歓談した。
 夕食は17時から。その後18時のメンバーもいて小さな小屋は超満員状況だった。翌日の天気予報は曇りだが、外は雨、晴れてくれと願って布団に入ったのでした。

≪二日目(雨のち曇り)≫
 朝は雨だった。玄関に長野県山岳救助隊の若いスタッフがいろいろとアドバイスしていた。我々は6時の朝食で食堂に行ったら我々だけだった。だとすれば他の人たちはみんな5時だったのか。でも玄関に出かける支度をする人が少ない。
 我々は7時半まで出発を後らせ雨のやむのを待った。山岳救助隊の若いスタッフに聞いてみた。外は雨がやんでも風が強く、景色など望むことは難しいだろうと、稜線上は特に風に気を付けてと、部屋に帰りサブリーダー達と検討をした。この日泊まる山小屋は同じ経営、それでキャンセル料は3000円でいいと、それなら降りるかと、強風の中、景色のないところを歩くより安全第一で帰ろうと。

山椒魚いるかな?種池

道標
下山前に種池山荘にて集合写真

 バスに連絡をとり、降りる決断をしたのでした。鹿島槍ヶ岳、決して難しい山ではないが、悪天候には勝てません。また次の機会に、晴れることを願って、また挑戦しましょう。

 同行してくれた皆様、今回は残念ながら山頂へは行けませんでした。しかし雨の中のアルプス、なにか得たものもあっただしょう。次回は晴れることを期待して、晴れの鹿島槍ヶ岳に再挑戦しましょう。
 ゴゼンタチバナ
 オミナエシ
 ウサギギク
 ミヤマキンポウゲ
 ヨツバシオガマ
 ハクサンフウロ
 ウツボグサ
 ≪出逢えた花々≫
 ギボウシ


アキノキリンソウ テガタチドリとエゾシオガマ

ヤマハハコ
アワモリショウマ イチヤクソウ