| ≪紀行文≫ |
|
|
| ~~~雄大な景色と沢山のお花畑に大満足~~~ |
今年の北海道は花を意識して計画を立てた。そして百名山の雌阿寒岳は登山規制が解除されるだろうと一年前から計画を立てていた。そんな早くと思われるが中型バスの確保が最も難しい。団体航空券も早ければ安く確保できるし、人気の宿は料金はまだでも確保しないと団体では希望がなかなかかなえられない。天気は昨年と同じ台風の接近に頭を悩ませていた。それは中国大陸にそれてくれて、雨予報が晴れ予報に代わってくれた。残念ながら雌阿寒岳の登山規制は解除されなかったが、雄阿寒岳に変更して出発日を迎えた。
≪一日目(晴れ)≫
新潟空港は6時半にならないと玄関が開かない。それを知らなく集合時刻を6時40分にしたので玄関前に多くのメンバーが集まった。玄関が開くと同時に慌ただしく手続きを済ませ、二階の出発ロビーに、そして7時35分のフライトで新千歳空港に。
手配していたバスに乗り阿寒湖畔の宿に入る。
|
この宿は4年前の北海道ツアーで利用した宿、宿の名前は変わったが、次回阿寒湖方面に行くことがあればこの宿をとの希望で一年前に予約ずみだった。翌日からの登山に備え、この日は夕食後みんな早く寝たようだ。
|
 |
 |
| ホテルへ移動中/廃線の足寄駅 |
超美味しい夕食 |
≪二日目(晴れ)≫
バスは8時に出発、摩周湖まで約1時間、第一展望台でバスを降り、登山準備、そして歩き出す。
摩周岳(カムイヌプリ)は累計標高差こそ545Mで優しく感じるが片道7キロ強あり歩きごたえのある山だ。私は大学時代この展望台から150Mほどのところからロープを利用して湖畔に降りた経験(あらかじめ教えてもらっていた)があるが、その場所は見つけることができなかった。見つけたらみんなに教えようと思っていたが残念。
歩き始めてしばらくは笹原の道だ。下りが多く、進行左側に摩周湖、摩周岳が時々見えてくる。特に摩周岳はかなり遠くに見える。あんな遠く、ほんとに3時間で行けるのと。
やがて少しずつ登りになりダケカンバのかん木帯に入る。まわりの景色は北海道らしく広大な気持ちのいい摩周湖の外輪山を歩く。遠くに西別岳を望み、摩周湖と摩周岳を望む大パノラマの道だ。
641Mの標高点にはベンチもあり下山後ここで集合画像を撮ることになる。
|

|
 |
 |
摩周岳登山口で準備
|
摩周湖の縁をぐるりと回る |
.なだらかな尾根道を進む |
. やがてダケカンバの林の中に入り西別岳分岐に着く。ここまで約2時間、ここからはしばらくダケカンバの林の中を歩き急登に入る。道は火口壁上の道になり急登りが続く。
最後はササ原に突然山頂が現れる。山頂は20人はなんとか休憩できるが、両サイドが切り立っていて、集合写真は撮らないで、雄大な景色を楽しんでもらった。 |

|
 |
 |
| 西別岳との分岐で休憩 |
だんだん斜度増加 |
摩周岳頂上/360°眺望の中で昼食 |
 |
 |
 |
| 昼食 |
.霧の晴れた摩周湖とイワブクロ |
下山は同じ道を戻る。登山口まであと30分ほどのところでポツポツと雨が降り始めた。 |
| 雨具を着るほどの雨ではないので休憩せず少し早く歩いてバスの待つ第一展望台に到着、バスに乗り宿に向ったのでした。 |
 |
 |
| 下山 |
摩周湖展望台で集合写真 |
〈出会った花〉
|
|
|

|
 |
 |
| エゾグンナイフウロ |
 |
| .ヒヨドリ |
? |
エゾツツジ |
 |
 |
 |
| イソツツジ |
? |
ウツボグサ |
≪三日目(晴れ)≫
この日は雄阿寒岳に登る日、でも下山後3時間の移動、そして次の宿の夕食は18時半が最終。それで山頂までは無理と諦めて11時半を頂点と決めて、そこで降りることにするとみんなに表現していた。オニギリ弁当をはじめから予約していれば山頂も可能だったが、今回の宿はその朝食が素晴らしいので、通常通りの7時からの朝食で出発は7時45分とした。
登山口まではバスで5分、登山口にはバスが入れないので国道でバスを降り、準備してバスは阿寒湖畔まで戻る。下山後にケータイでバスを呼ぶことにした。
|
登山道は阿寒湖の水源である水門を渡る。そして太郎湖、次郎湖の脇を通り針葉樹林の中を歩くと一合目の標識がある。そして次第に斜度を増して二合目に着いた。
ここまでに2時間、この山は5合目の標識が8合目にあたるとあらかじめ知っていた。そしてその8合目まで展望はないことも知っていた。まだ早いがここで引き返すことにした。
|
 |
| ホテル前これから登る雄阿寒岳 |
 |
 |
 |
| 太郎湖 |
.休憩 |
木々の間に小島が見えた |
 |
 |
 |
二合目
|
少しでも雄阿寒岳の雰囲気を味わえれば、翌日は強行軍なので、無理をしてはいけないと、みんなで納得してもらって撤退に決めた。そうと決めれば下山は早い。同じ道を引き返しバスを呼び層雲峡に向かったのでした。
宿には15時過ぎに到着、ゆっくりと温泉に浸かり夕食も食べて翌日に備えました。 |

|
 |
 |
| 戻り途中 |
.次郎湖 |

|
 |
 |
| マリモ? |
観光船がきた |
 |
 |
| 案内図 |
登山口の御地蔵様 |
 |
| シャクナゲロード |
お酒飲放題の夕食 |
〈出会った花〉
|

|
 |
 |
アリドオシラン
|
シャクナゲ |
 |
 |
| イチヤクソウ |
ゴゼンタチバナ |
? |
≪四日目(雨のち晴れ)≫
天気予報は雨、6時ころより小雨になり9時ころは晴れる予定だった。夜中に大雨が降っていたので心配したが、朝は少し小降りになっていた。 バスは予定より少し早く5時25分に出発した。登山口の銀泉台に到着してバスを降り雨の様子を見たが、これなら大丈夫だとみんなにバスを降りて登山の支度をと伝えた。久しぶりの雨の中の登山になった。でも1時間か2時間で晴れるとわかるとそんなに悲壮感はない。他の車は一台もなかった。トイレ休憩を済ませ歩き出す。
しばらくは林道、そして樹林帯の中の急登に入る。やがて雪渓が出てくる。昨年のこの時期にここを通っているが、そのときはその雪渓はなかった。雪がまだ柔らかいのでアイゼンは不要だ。でも登りはなんとかなるが下りは怖い。しばらく川のような道を進む。そして二つ目の雪渓に到着。昨年はその下部分がお花畑だったが、今年は雪が多いのかお花畑は雪の下だった。この雪渓をまっすぐに登る。前日の大雨で足跡は消えていたが、ルートらしきものは少し残っていた。
そして再び大きな石と水たまりの道、また雪渓が現れるが、なんとかそれを避けて登っていく。そして駒草平に近づくと高山植物のオンパレードが始まる。時々エゾウサギも姿を現してくれた。そこから赤岳の麓まで高山植物の楽園だ。私は花の名前は知らないが、ここに来た者だけの特権だ。いろいろな高山植物を見ながらの急登、みんなカメラを向けてスピードが落ちる。 |

|
 |
 |
 |
| 登山口 |
登山口前休憩 |
 |
 |
雪渓歩き
|
雨歩きご褒美/透き通ったサンカヨウ |
奥の平 |
コマクサ平/コマクサとメアカキンバイ |

|
 |
 |
| また雪渓/今年は雪多い |
キバナシャクナゲも半透き |
お花畑① |
 |

|
 |
お花畑②
|
リスが隠れていた |
お花畑③
|
そして再び雪渓、そこも雪渓を避けて岩に登り、道なき道を歩く。昨年はなかった雪渓に往生した。やがて石がゴロゴロする急登を進むと赤岳山頂に着いた。ところが風が半端でない。昨年以上の強風が吹き荒れていた。天気は雨が晴れに代わっていた。青空が出て周りの景色を見せてくれていた。残念ながら白雲岳方面だけが雲の中、サブリーダーに集まってもらい、そこで撤退と決めた。立っているのも困難な状況では低体温症になる。体温を奪われて行動不能になってはと。とりあえず集合写真を撮り、風の感じないところまで降り、休憩しようと。下りだす。 |
 |
 |
 |
| 赤岳頂上/集合写真 |
赤岳頂上/一瞬の眺望 |
時間はまだたっぷりあるのでカメラタイムをたっぷりとりますと。青空に雪渓、そして高山植物、もう来ることがないだろう大雪山のお花畑を堪能してもらったのでした。下山中何組かの登ってくる登山者に会いました。その中に白雲岳の避難小屋の女主人がいました。大きな荷物を背負って、たぶん食料品でも持っていったのでしょう。いつか泊まりたいと思っていた小屋、でも大雪山はもう来られないでしょう。
下山中心配なことがありましうた。最後の二つの雪渓、なんとか登ったが、降りるのは大変、危険度も増します。ところがそこに着くと雪の中に階段が作ってありました。それにはびっくりです。
登山口に着くと私たちのバスのほか数台の車がありました。この日も宿に帰り夕食前の温泉に浸かったのでした。こうして今回の北海道の山は終わったのでした
|

|
 |
 |
| 下山開始 |
ちょっと下山した所で昼食 |
 |
 |
| お花畑と雪渓 |
花と青空 |
 |
 |
下山途中/晴れてきた
|
雪渓にスキー&雪像トトロを作った人がいた |
 |
 |
| 下山途中/振り返り |
層雲峡の温泉街: |
.花畑 |
〈出会った花〉
|

|
 |
 |
| コマクサ |
エゾツツジとイワブクロ |
 |
 |
| ミネズオウ |
? |
ハクサンイチゲ
|
 |
 |
 |
| キバナシャクナゲとエゾツガザクラ |
? |
イソツツジ |
 |
 |
 |
| .エゾコザクラ |
タカネスミレ |
.?クワガタ |
|
|
|
|
|
|
≪五日目(晴れ)≫
飛行機の出発が早いので7時45分にバスを走らせた。五日間で一番天気のいい日だった。雄大な北海道の農地を通り、空港では慌ただしく搭乗手続き、そして新潟に戻ってきたのでした。
参加者の皆様、ほんとにご苦労様でした。北海道の山旅、充分に楽しめましたか。またどこかの山でお会いしましょう
|
|
|
|
|
|
|