≪コースタイム≫
佐潟水鳥湿地センター(9;55)…(赤塚砂丘を歩く)…分岐標識@(10:15)…タブの木(10:25)…分岐・舗装道路終り右へ(10:30)…(大エノキ標識)…大エノキ(10:32)…分岐・左/越前村へ右/気になる木へ…清三郎山…気になる木(10:37-10:50)…大椨の木(往路を戻る)…見晴らしの丘
(11:02-11:15)…(往路を戻る)…佐潟水鳥湿地センター(11:45)
周回に要した時間 1時間50分
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| ≪紀行文≫ |
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| 〜〜〜下見に出かけました〜〜〜 |
御手洗潟(みたらしがた)は近くにある式内社船江神社(現神明社)に参拝する前に潟の水で手を清めたことが潟の名前の由来のようです。
今日歩く赤塚砂丘は古代、海の波によって運ばれた砂が堆積した「浜堤」(ひんてい)と呼ばれる細い線上の高まりが数列平行に並んでいる地形砂丘で、御手洗潟はその浜堤と浜堤の間の窪みに地下水が湧き出して出来たものだそうです。
地下水は新潟砂丘(北の村上市からはじまり75qにも達する大砂丘で、その南端部が赤塚砂丘で終わります。)の地下を流れています。1970年頃までは松林が延々と続き砂丘地特有の地形が広がっていました。
今はすっかり農地に開墾され、大根の収穫作業の真最中でした。
今日は来る11月22日予定の「佐潟冬鳥観察会」で観察の後、晴れたら佐潟周辺散策の予定なのでその下見に出かけました。
現地は広い砂丘畑に大小の農道が縦横についているので下手に入り込むと目的地に着けないのでルート確認のために下見に来たという訳です。
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| 佐潟水鳥湿地センター |
標識1 |
神の山が仏の山に隠れる |
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| 標識2 |
ネギ畑は忙しい |
標識3 |
角田山に向かって真っすぐ舗装農道路歩き、舗装が尽きる辺りで分岐を右折すると間もなく、「大エノキ」が現れました。
更に進み越前浜へ続く道を左に分けると、「気になる木」の前に出ます。「気になる木」の1本は樹高13m、幹周2.2mの大エノキで令和元年に新潟市に保存樹として登録されています。2本の大エノキが立つ小広場にはベンチがあって良い休場になっています。この辺りが赤塚砂丘の最高地点、清三郎山の南の肩にあたります。
山頂ヘは右側を巻いて登るのですが、今はイバラの密ヤブなので本番の頃ならヤブを落ちて丁度よいかもしれません。
見晴らしの丘へは往路を戻り、小高い台地を目指しました。旧新潟市で「水と土の芸術祭」では自慢のポイントとして幟が靡いていたとか。今日は良く晴れて目の前は佐渡の山波と青い海、振り返れば遠く粟ヶ岳、守門岳から越後三山までよく見渡せました。
(俳句)ラムサール条約の沼鳥渡る (俳句)神の山隠す仏の秋の山 (俳句)枯れ芦の触れ合ふ音や水匂ふ
(俳句)遠山の秋の白雲動かざる (俳句)砂丘湖の背高泡立草盛り (俳句)スコープの中の鴨どち争へる |
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| 大エノキは美しい |
気になる木1 |
新潟市の保存樹登録 |
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| ここから山頂へ行く |
見晴らしが良い展望台 |
佐渡がよく見える |
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| ヤブの三角点峰 |
セイタカアワダチソウに囲まれる |
大根の収穫は機械化 |
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| ラムサール条約の鴨の沼(佐潟) |
歩くルート1 |
歩くルート2 |
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| 清楚なノコンギクが好き |
ツリバナの赤い実 |
アキノキリンソウ
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