会山行紀行文 2025年
4/17(木)
西蒲三山縦走
角田山〜国上山

634m(弥彦山)
参加者 1914 E/S
単独
(男性1名) (写真) 1914 E/S
≪コースタイム≫
稲島登山口(4:45)…角田山(5:45)…五ヶ峠(6:45)…福井山(7:55)…樋曽山(7:55)…石瀬峠(9:20)…多宝山(10:37)…弥彦山(11:24−12:14)…雨乞山(13:10)…黒滝城址(14:25)…剣ヶ峰(15:00)…国上山(15:40)…国上寺登山口(15:57)
≪紀行文≫
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 西蒲山縦走は高齢に成ったので昨年で終わりの予定でしたが休憩を入れて13時間かけてゆっくり歩けば縦走出来るかなと思い計画を立てましたが今年はお天気と予定が合わず4月の中旬に成ってしまいました。縦走の適期は気温も低く早春のお花が咲く3月の下旬が良いのですが残念です。日没までには国上寺の登山口に着きたいので稲島登山口を未だ暗い5時前にヘットランプを点けて歩き出しました。途中で明るく成りヘットランプは用済み、高陽観音堂前から夜明けを眺め角田山も過ぎ五ヶ峠で少し休憩します。
 未だ暗い稲島登山口  向陽観音堂前から  角田山
  
 此処までの登山道は昨日雨で泥んこの所も有り又カタクリも多い所ですが残念ながらもう終盤で綺麗では有りませんでした。福井山も越え角海峠も過ぎ樋曽山の三角点も過ぎ今綺麗に咲いて居るのはトキワイカリソウです。途中の激下りでラショウモンカズラを見つける事が出来ました。
 五ヶ峠  樋曽山の三角点  ラショウモンカズラ

 スカイラインへの下りは8日前歩いた時綺麗に咲いて居たタムシバの花は終わって居ました。此処から正面にこれから越えなければ成らない多宝山が高く見えます。スカイラインの入口で休憩、行動食を摂ります。此処からはスカイラインを通らず沢沿いの道を通ります。通称魔女の森だそうですが明るくニリンソウが満開でした。石瀬峠で此れから登る多宝山に備え休憩、又行動食を摂ります。近くにコシノコバイモも咲いて居ました。
 越えなければならない多宝山  沢沿いの旧道を  コシノコバイモ
 
 多宝山で休憩して居ると知り合いが2人登って来てシャッターを押して貰いその後3人で最後まで歩く事に成りました。昼休憩は弥彦山の奥の院で風の来ない所で50分休憩しました。一人で歩くより3人の方が楽しく能登見平や八枚沢への分岐も過ぎ雨乞山へはガードレーる沿いに踏み跡が有り跨ぐ事は有りませんでした。
 多宝山で  知り合い2人と歩きます  大平園地
 
 此処まで来ると疲労も大分溜まりゆっくりと休憩しました。雨乞山の急下りも過ぎ猿ヶ馬場から車道への登山道は泥んこで滑り難儀しました。搦手道への車道には何時もの場所にリュウキンカが咲いて居て疲れた身体を癒してくれます。
 弥彦山からの多宝山  猿ヶ馬場  リュウキンカ

後半の最後の難所の搦手道からの黒滝城址への道、急登で水の流れて居る所も有り滑らない様に慎重に登ります。黒滝城址から歩いて来た弥彦山を眺め剣ヶ峰への登は根性と最後の力を出して登り切りました。
 搦手道より黒滝城址へ  黒滝城址  弥彦山を振り返る
  
残念ながら剣ヶ峰に咲く群落のカタクリは完全に終わって居ました。最後の国上山は1歩1歩ゆっくり歩きで登り切りました。
 剣ヶ峰  国上山  無事下山

  63歳の時会山行で初めて三山縦走を歩き18年間で14回、高齢に成っても縦走出来る事に感謝です(おわり)