会山行紀行文 2025年
3/24(月)
薄曇り
(しろたろうやま)
白太郎山

1003m
参加者 1914 E/S
2名
(男性1名・女性1名) (写真) 1914 E/S
≪コースタイム≫
山形県小国町徳網、登山口(7:45)…766mピーク(9:28)…白太郎山々頂(10:30−11:40)…登山口(13:06)
≪紀行文≫
〜〜〜好天を待ち侘びた登山は最高でした〜〜〜
  
 白太郎山へ行くと決まってからてんくらの天気予報10日もC,やっとAに成ったので24日に出かけて来ました。
 白太郎山は2009年と2013年に会山行で参加し個人では仲間と2015年、2016年、2017年、2019年に登って居て今回で7回目の登山に成りました。お天気が悪く(強風など)予定より10日も遅れ気温も上がり歩き辛い事も予想されました。
 車道の路肩に駐車、すでに東京ナンバーの車と山形ナンバーの車が有りました。朝少し冷え込んだので雪の表面は少し硬く自分はチエンスパイクを着けて同行者は6本アイゼンを着けて登る事にしました。
 雪の壁の後ろに徳網山  登山口でアイゼンを着けて  自分はチエンスパイクを着けて
  
 杉林迄の急登、昨日気温が高かったのでしょう下山の時の踏み抜きの足跡や雪が割れた所も数か所あり慎重に手も着きながら杉林迄登り着きホットしました。でも下山の時を考えると大変そうです。杉林は緩く雑木林はキツイ登が続づきます。前日以前のトレースが至る所にあり踏み抜く所も有ります。先行者は2名でスノーシュと6本アイゼンの跡がかすかに分かります。
 766mピークまで急な登が続づき汗も出て途中で休憩衣類の調整をします。今日は気温も上がる予報で下山は歩き辛く成るでしょう。
 急斜面の大きな木の周辺には雪が割れて落ちない様に慎重に登ります。
 766mピークで飯豊連峰を眺めながら大休止にしました。途中の登でスノーシュを着けた男性が下山して行きました。林の中を少し通り雪庇の張り出した尾根に出て雪庇の上を歩かない様に気を配り歩きます。アイゼンを着けた男性が滑る様に下山して来ました。気持の良い雪尾根ですが急登で所々にクラックも有り慎重に登ります。ピークを過ぎてから気温も低く雪は固く踏み抜く事は有りません。
 此処から杉林迄急登  766mピークで休憩 雪庇の張り出した尾根
 鷲ヶ巣山を撮影  急登  頂が見えた
 急登を頑張り山頂に着くと目の前に祝瓶、その後ろに朝日連峰の左から袖朝日、西朝日、中岳、大朝日などが白く輝いて見えました。反対側には飯豊連峰や鷲ヶ巣山も良く見えました。この景色を見たくて登って来たのです。
 山頂からの景色を眺めていると3名の人が到着、山形の人だそうです。お互いに写真を撮りっこし私らは山頂から鷲ヶ巣山の見える斜面にスコップで休憩場所を作り飯豊や鷲ヶ巣山を眺めながら昼休憩にしましたた。
 朝日連峰 
 祝瓶 袖朝日 西朝日 中岳 大朝日
飯豊連峰
山頂で
山形の人が3人で

 スノーシュの男性が登って来て山形からの3人は下山して行きました。自分らもゆっくり休憩をして下山しました。直ぐにスノーシュの男性に追い越されました。
 鷲ヶ巣山  スコップで昼休憩場所を作り スノーシュの人が下山

 気温も上がり抜かりますが面倒くさがり屋の2人、ワカンは持参していますが着けず潜りに任せて下山しました。先に下った4人のスノーシュやワカンの跡と転んでお尻で滑った跡が所々に有りました。自分らはツボ足にアイゼンとチエンスパイクを着けて1度も転ばず下山しました。
 下山します  登山口近く慎重に下山 荒川と白太郎山 
  
 10日余り待ちお天気の良い日に登り山頂からの景色に満足の1日でした。(おわり)