≪紀行文≫ |
|
|
〜〜〜三本槍は断念残念、でも楽しかった〜〜〜 |
|
今回も直前まで天気予報が変化する為、気を揉む毎日だった。
前日予想では6日の夕方は雨、7日は晴れとなっていた為何とかなると思った。
小雨降る新潟を出発し、登山口の峠の茶屋駐車場に到着する頃には風はやや強いものの青空も広がり先ず先ずの登山日和。
支度を整え、少し上がった所にある鳥居(山の神)の登山口で一礼し出発。
しばらくは階段状の樹林帯を登って行くと前方に朝日岳の美しい姿が出迎えてくれた。 |
|
今回のルート(クリック拡大) |

|
 |
 |
峠の茶屋駐車場で準備(後方茶臼岳)
|
登山口(山の神鳥居) |
樹林帯を抜ける頃、朝日岳が |
その後、樹林帯を抜け高度を稼いでいくと朝日岳の美しい姿の全容が観え、そして更に高度を稼ぐと前方の鞍部に峠の茶屋避難小屋が観えてくる。
 |
 |
朝日岳の全景が観えてきた |
遠くの鞍部に峠の茶屋避難小屋が観えてきた |
避難小屋がどんどん近付き到着。とても風が強く寒さを感じるのであまり長居をせず茶臼岳を目指した。
|

|
 |
 |
峠の茶屋避難小屋まで後少し
|
避難小屋に到着(風が強い) |
茶臼岳を目指す |
足場の悪い急なガレ場を登って行くと、緩やかな登りになり「那須岳三角点」に到着。ここから茶臼岳山頂は直ぐで山頂の鳥居が観えてくる。
|

|
 |
 |
山頂に向かう急なガレ場
|
那須岳三角点到着 |
茶臼岳山頂が観えてきた |
山頂の御社の前で集合写真(班別)、そして山頂の標柱の前で男女別の集合写真に収まった。
強い風を少しでも避けられる場所昼食休憩となった。
|

|
 |
 |
茶臼岳山頂にて1班の皆さん
|
2班の皆さん |
3班の皆さん |

|
 |
 |
山頂標柱にて女性陣
|
男性陣 |
岩場で風を避けて昼食タイム |
昼食休憩の後、茶臼のベストビューポイントである姥ヶ平に向かった。
茶臼の中腹を回る登山道からは眼下に紅葉が美しい姥ヶ平が観えてくる。
|

|
 |
 |
山頂を後に姥ケ平へ
|
姥ケ平を見下ろす(紅葉が素晴らしい) |
姥ヶ平まで降り振り返ると紅葉の向こうに茶臼岳が、そしてその先のひょうたん池からはもっと素晴らしい「逆さ茶臼」を望む事が出来た。
 |
 |
姥ヶ平からの茶臼岳 |
ひょうたん池からの逆さ茶臼岳 |
いよいよ、今日の宿泊三斗小屋温泉「煙草屋」に向かうのだが、深い樹林帯が随分長く感じ漸く煙草屋に到着した。
|

|
 |
 |
沼原分岐から三斗小屋へ
|
最低部の沢を渡る |
三斗小屋温泉「煙草屋」到着 |
煙草屋さんは歴史深い御宿で、とても趣があります。露天風呂や内風呂があり、特に露天風呂は源泉かけ流しで素晴らしいです。時間帯によっては夕焼けも楽しめます。消灯迄の間、メンバー達と和気あいあいと会話を楽しみました。
|

|
 |
 |
 |
素晴らしい露天風呂 |
|
煙草屋温泉 |
≪二日目≫
天気予報はいい筈なのに霧雨模様。でも何れ天気も回復すると信じ出発……。
しかし、「テンクラ予想のAって何だ!」と怒鳴りたくなるほどどんどん悪化。
源泉を過ぎる当たりから更に濃い切りと強風、雨に覆われこれ以上悪い天気なんて無いと言いたくなった。
結果、三本槍岳への分岐点(熊見曽根)でSLやLLと相談し三本槍は断念しました。 |
 |
二日目出発前に集合写真 |

|
 |
 |
三斗小屋温泉の源泉
|
隠居倉 |
熊見曽根 |
でも下山路途中にある「朝日岳」には登頂しようと向かい、何も観えない山頂タッチだけしてきました。
|
 |
 |
朝日岳山頂が観えてきました
|
 |
山頂到着 |
山頂にて集合写真 |
問題は朝日岳からの下山路、急こう配のガレ場、狭いヘツリ(落ちたら命は無い)、そして強風と雨。
それでも百戦錬磨のメンバー誰一人と滑ったり転んだりしないで無事下山してくれました。 |

|
 |
 |
雨で滑りそうな危険なヘツリを下る |
滑りそうな岩場を下る |
三本槍岳をパスしたためかなり早く下山し無事新潟に戻りました。
三本槍岳をパスしたことをとても残念に思われる方も居たと思いますが、安全第一を考えた決断であることをご理解願います。
皆さんのご協力に感謝感謝です。
|