≪紀行文≫ |
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~~~スリイングな沢歩き~~~ |
数日前から雨マークがついていたい予報は当日夕方からの雨となり鉄砲水はないだろうと心配しながら定刻通り発車。
「恵みの森」は自然・水環境守る大切なぶな林で林野庁から「郷土の森」の指定を受けているそうです。申込時は例年以上の酷暑の真っ只中だったため、その清涼な恵みにあやかりたく申し込みました。
美しい撮り鉄が夢中になりそうな只見川沿い行くころには青空が見え隠れし期待感が増します。駐車場で長靴をはいて軽く準備運動をし、虫除けスプレー(実際はそんなに虫にこまらなかったが)して出発。
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準備して出発
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恵みの森、大ブナ |
大ブナの上部 |
森に入り、雲は多いが雨の心配はなくすぐ沢歩きが始まります。すると「あれ?水苔でスベる〜」慎重に歩かざるおえません。いっそ川に入ればいいもののできれば脇に寄りたいと思いつつ歩き進みます。そこには大きな浅い平らな石がたくさん、どういう節理でこうなったらんだろうなんて考えていると、所々にきれいに丸い穴が大小いっぱい水の中に見えます。これは“ポットホール・甌穴(おうけつ)”で、渦流により石が窪みの中で回転し年数を経て岩盤を削ることでできるものとSリーダーさんより教えてもらいました。なるほど!すごいなぁ、そしてゆっくり次に踏む石を探します。 所々流木が前を遮り跨いだり、くぐったりしていると、前方で、「キャー、アー、パシャン!チャポン!」嵌ってしまうと水苔で足の踏ん張りが、、、長靴はすべります。それでも春の雪解け水や秋深まる時期でもないので案外水は冷たく感じません。
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いよいよだー
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慎重に |
脇を歩きます |

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下滝
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ポットホールがあちこち |
浅いところを探して |

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平たい大きな岩がたくさん |
下滝、デコ岩(余裕がなくてみつけられませんでした)、中滝をすぎ、魚留滝まで目指しましたが、そこまでに滑って擦り傷を負ったり長靴ズッポリ嵌まるひとが続出し(筆者も、足を挫いて負傷)、引き返すことになりました。
中滝の近くで集合写真を撮ったあと、下滝あたりの広がった場所で昼食、下山となりました。
とってもスリリングで痛い沢歩きでした。今度は沢靴か、ウォーターシューズで思いっきり水と戯れたいものです。
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デコ岩
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流木をくぐります |
中滝 |

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気をつけながら |
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いい感じの水流
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集合写真 |

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いい感じの水流
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水遊びは楽しい! |
こんな深さです
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帰りのバスの中で参加者に聞きました。
参加者19名(沢靴5名長靴14名)、沢歩き初体験10名、長靴で滑って転けなかった人は1名のみ(Aリーダー、素晴らしい!)、また再び沢歩きしたい人13名、そのうち沢登りしたい人3名。
もうすぐ沢歩きがおわりそうな頃、「もう濡れたし、もういいや、もうちょっと川に入ってたい、なごりおしいなぁ」といった声が聞こえてきました。幾つになっても幼少年の気持ちは残っています。
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≪出会った花•茸≫
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