≪紀行文≫ |
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〜〜〜会津のマッターホルンは意外にキツかった〜〜〜 |
田部井淳子さんが命名したと言う “会津のマッターホルン” はJR只見線会津蒲生駅前に聳える激しく尖った岩山です。
暑くなる予報なので元気の有り余っているうちに証拠写真を撮り登山口で熊対策のセレモニーをしてからスタート。
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今回のルート(クリック拡大) |
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蒲生岳全容
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スタート前集合写真 |
山の神で安全祈願をして少し登ると満開のヒメサユリが出迎えてくれました。
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ヒメサユリが出迎え
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急登が始まる |
ヒメサユリロード |
.振り向くと只見川沿いの集落が箱庭の様に見え、更に登ると浅草岳が姿を現します。
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岩場が続く
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ヘツリ道 |
中腹で小休止 |
温度はグングン上がり強い陽射しがジリジリと頬を焼き、尾根を通る風の有難さが身に沁みます。
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岩場が続きます |
「蒲生駅前の里山」位に考えていましたがとんでもありません、登るにつれて傾斜はきつくなり夫婦松付近から先は岩場が連続する急登になりました。ストックを収納して暑さに喘ぎ鎖に掴まって右に折れると2時間20分で会津のマッターホルン山頂に到着。
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浅草岳方向
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山頂集合写真 |
駒形山、矢筈岳方向 |
狭い山頂広場にはミヤマカラスアゲハやジャノメチョウ等が飛び交い大勢の蝶マニアがタモを手にしています。
360度の展望を眺めながらランチタイムを楽しみ下山は鼻毛通しコースへ回りました。
奇妙な名前だな、と思って下りにかかるとこれが又登り以上にスリル満点の岩場でトラバースの連続です。
ヘツリ道と下が見えない様な岩場でCLとSLが後続に足場を指示して下ります。
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蒲生岳を甘く見ていた |
途中にある空洞の岩山は反対側が見通せ、生えている木がまるで鼻毛の様に見える事から「鼻毛通し」と名付けられたという事でした。
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鼻毛通し |
皆んなで鼻を押さえ「カトチャンぺ〜」のポーズで集合写真に納まりましたが当会の品位に関わる事から「公開しない、口外しない」という固い約束を交わしました。
下るにつれ傾斜は緩くなりますが魔の時間帯に入ります、CLから転倒滑落防止の注意を受けながら無事下山。
駐車場から山頂を見上げ「それにしても凄い山だったナ」と独り言を言いながらバスに乗り込みました。
下山後は先ず荒れ狂う只見川を鎮め村民の安寧を願ったと言われる瀧神社を参拝、第二段は縁結びの三石神社でCLが予め準備してくれたコヨリと五円硬貨を岩の穴に通して良縁を祈願しました。
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コヨリが岩の穴に通りにくかつた |
最後にインフォメーションセンターで記念品を貰い、日帰り温泉「鶴の湯」で汗を流しましたが皆さんは先日の玉川温泉流入浴法の免許皆伝者です、短時間で湯当たりする程暖まって帰りのバスに揺られました。
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会津蒲生駅
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記念絵ハガキとバッヂ |
つるの湯パンフ
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自分で行けると思っていたが行けなかった山、低山ながら意外にキツかった山、念願が叶いました、そして充分楽しみました、ありがとうございました。おわり
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