会山行紀行文 2025年
4/26(土)
晴れ(風やや強)
(おおくらやま・すがなだけ)
大蔵山・菅名岳

909m(菅名岳)
参加者 (紀行文) 2232 S/K
No−44 グレード:C上  11名
 担当リーダー 2232 S/K (男性5名・女性6名) (写真) 2232 S/K

≪コースタイム≫
いずみの里奥登山者用駐車場(7:30)…案内板広場(7:45)…四合目(8:40)…大蔵山(9:45-55)…三五郎山(10:25)…菅名岳(11:15-55)…三五郎山(12:40)…大蔵山(13:00)…四合目(13:50)…案内板広場(14:40)…駐車場(14:50)

≪紀行文≫
〜〜〜芽吹いたばかりの新緑と残雪の稜線歩きを楽しみました〜〜〜

 新緑が素晴らしいこの時期、大蔵山から菅名岳の稜線歩きは、残雪があって心がワクワクしてとても楽しいです。そんな稜線歩きをたっぷりと味わってほしいと思い、大蔵山から菅名岳に歩いた後、稜線をまた大蔵山に戻る会山行を行っています。

 山行当日の天気予報はずっと晴れ予報でしたが、前日に「晴れ一時雨、風速6m」と少し悪い方に変わりました。菅名山塊と五頭山塊の間には阿賀野川が流れていて、新潟と福島の風の通り道となります。雨と風の両方の心配が必要で、予定通りに歩けるかどうかは、状況を見て判断する事としました。
 当初16名の予定でしたが5名のキャンセルで、参加者は総勢11名です。準備を整えて、7:30に駐車場を出発、予定よりも15分程早く歩き出すことができました。

橋を慎重に渡ります
新緑の気持ち良い登山道 七合目で休憩

 案内板広場には、橋が在って濡れている場合は要注意です。橋を渡り終えると、ワサビの白い花が沢山咲いていました。(写真を撮ったのですが、ピンボケで掲載できませんでした。)
 大蔵山の登りは杉林の急登で始まります。足元にはエンレイソウ、タチツボスミレ等のお花が目につきます。三合目辺りからはブナ林が続きます。イワウチワも咲いていましたが、1週間前の下見の時より数が少ないようです。この季節は新緑が素晴らしく、緑のトンネルの中を歩くことが出来ました。心が洗われる思いです。
 9:45、大蔵山山頂に到着。2時間15分で登り切りました。会山行としては少し早いペースかも知れません。山頂の雪は、今年1/26の会山行の時には3m程もありましたが、すっかり融けて無くなっていました。
早速集合写真を撮りました。         
  大蔵山山頂での集合写真、すっかり雪が消えてしまいました  

 山頂からは、粟ヶ岳や白山をまじかに望むことが出来ます。心配した風は微風で、菅名岳まで歩くことに躊躇はありませんでした。
 大蔵山頂からの粟ヶ岳、右に白山  菅名岳に続く残雪の稜線

 大蔵山頂から先はほぼ残雪の上を歩きます。気持ちのいい稜線歩きの始まりです。
 横山の奥に見える川内山塊の展望も素晴らしいです。奥から青里岳、矢筈岳、五剣谷岳、銀太郎山、銀次郎山、七郎平山、木六山が見えています。展望を楽しみながら歩きました。
 横山(手前)と奥に川内山塊が見えています  三五郎山から菅名岳(中央)、左奥に鳴沢峰

 11:15,菅名岳山頂に到着、予定よりも30分程早いです。ゆっくりとお昼を頂きました。

 11:15、菅名岳山頂着  山頂で昼食を頂きました  飯豊の展望は、今一つでした
.
 天気は良いのですが、少しかすんでいて、楽しみにしていた飯豊の展望はぼんやりとしか見えませんでした、ちょっと残念。山頂でいつもの通り集合写真を撮りました。他の方から撮ってもらったので、皆さんよそ行きのすまし顔でしょうか?
 お昼を頂いた後に集合写真を撮りました、すまし顔・・・ですか?

 風は少し出てきましたが心配したほどではなく、雨も降る気配がない事から予定通り大蔵山に戻ってから下山することにしました。

 再び稜線歩きを楽しんだ後、13:00、大蔵山頂に到着。徐々に風は強まってきましたが、ここまで来ればもう大丈夫です。
 山頂付近の新緑はこれからですが、七合目辺りから芽吹きが始まって、下るに従って緑が徐々に濃くなってゆきます。何げないブナ林の景色が、とても美しく感じました。
 芽吹いたばかりの新緑がまぶしいです、下るにしたがって緑が濃くなります

 無事に戻ってきました  途中で見つけたお花、ワサビの花もありましたがピンボケで掲載不可

 14:50、全員が無事に下山、駐車場に戻ってきました。
 風と雨を心配した山行でしたが、天気予報は良い方に外れたようです。芽吹いたばかりの新緑と残雪の稜線歩きをたっぷりと楽しみました。天気と仲間に恵まれた楽しい山行でした。ありがとうございました。

 今日の活動時間=7時間18分、歩行距離=12.7q、累積標高差=1092m。