会山行紀行文 2025年
4/12(土)-13(日)
晴れ   雨  
(りょうがみざん)
両神山

1723m
参加者 (紀行文) 2070 S/F
No−45  グレード:C上  17名
 担当リーダー 2372 H/T (男性3名・女性14名) (写真) 2070 S/F 他

≪コースタイム≫
≪4/12≫
新潟駅(5:00)=白井差登山口(9:45-10:00)…両神山山頂(12:30-13:10)…白井差登山口(15:15-15:30)=宿(16:15)
≪4/13≫
宿(7:30)=冨岡製糸場(9:30-11:00)=コンニャクパーク(11:10-12:00)=道の駅甘楽(12:05-13:00)=新潟駅(17:00)

≪紀行文≫
〜〜〜幾度も幾度も渡渉と九十九折りが山頂の感動を〜〜〜


 定まらない天気予報に、悩まれたリーダーの決断は、初日に両神山、二日目は観光。

 新潟を定刻に出発し、県境を超えると晴れ、今日の両神山登山は正解の選択と思いながら、登山口の沢井差に到着。
 このルートは入場料が必要だが記念バッジを頂けるので違和感を感じない。

 手早く準備を済ませ、しばらくは沢沿いの林道を進み、橋を渡ると林道も終り、登山道となるが、この登山道なかなか難儀な道が続く。
 先ずは朽ちそうな木橋を幾度も渡る渡渉。

今回のルート図(クリック拡大)

白井差登山口で準備
林道終点から登山道 幾度も幾度もこの様な木橋を

 幾度かの渡渉を繰り返すと、右手前方に「昇竜の滝」が観えてくるが、この先の急登もあり見学は帰りに。
 その後も沢沿いの急な岩場を登って行く。
 途中このルート所有者山中さんが追いつきガイドのように説明して下さった。

大きな滝が「帰りに寄ります」と通過
歩き辛い渡渉を幾度も切り返します

 ところが、沢を過ぎれば延々と続く九十九折りの急登り、我慢我慢。
 途中ブナ平で休憩。此処でお昼を摂る登山者も少なくない。ブナ平の少し先には荒”観音菩薩が祀ってあります。山中さんによると、これは通称”荒さん”と言う登山救助隊隊長の死を痛み祀られた物です。

沢を終えれば九十九折りの激登り
ブナ平で一休み 岩陰に小さな観音様が

 ブナ平からも更に九十九折りが続きます。行く手に青空が観え稜線が見えると急登もあと少しです。
 稜線に出ると山頂まであと少し。

激登りが続きます
「稜線が見えてきたよ!」 やっと稜線へ

 山頂が近付きますと岩稜地帯となり、所々に鎖場。山頂直下の急な鎖場を慎重に上がると山頂標が観てきます。
 山頂は360度の大展望(南アルプスも観え)で、此処迄の苦しさを忘れさせてくれます。
 狭い山頂ですがメンバー譲り合い昼食休憩としました。下山前に集合写真を撮りましたがあまりのも狭く難儀でした。

山頂までもう少し、鎖を頼りに
山頂到着 思わず「バンザ〜イ!」

狭い山頂で集合写真(一班の皆さん)
二班の皆さん

 山頂での眺望や昼食を楽しんだ後下山開始ですが、何せ急坂の連続転ばないように注意が必要です。
 急坂を終えても渡渉の連続で気が抜けません。登りにパスした「昇竜の滝」を見学し全員無事下山しました。

激下り開始
漸く沢まで降りました 滝見学へ寄り道

 下山後向かった宿「さとじ」さんは獅子鍋、鹿のシチューや山菜料理など盛り沢山で美味しく頂きました。
旅館「さとじ」
「お疲れさま、カンパ〜イ!」
 
≪二日目≫
 やはり雨でした。荒船山を断念し「富岡製糸場」と「コンニャクパーク」に向かいました。
出発前に「旅館さとじ」の前で女将さんと集合写真 

 富岡製糸場ではガイドさんの説明で工場内を周り、その後各自でも周り楽しいひと時でした。
冨岡製糸場玄関
ガイドさんの説明で製糸場内見学

 その後コンニャクパークに立ち寄ったのですが、あまりに楽しく写真を撮り忘れるほどでした。コンニャクの煮物、田楽、ラーメーン、ゼリー等が無料で食べられました。

 帰路道の駅甘楽で昼食を頂き、無事新潟に戻ってきました。

 荒船は登れませんでしたが、リーダーのご苦労で楽しい二日間を過ごす事が出来ました。
 ありがとうございました。
コンニャクパークを楽しむ

≪出逢えた花々≫