会山行紀行文 2022年
10/30(日)
曇り
(けいしやま)
毛石山

793m
参加者 (紀行文) 1854 M/T
3名
(男性2名・女性1名) (写真) 1854 M/T
≪コースタイム≫
登山口(7:20)…山頂(11:00-12:00)…登山口(15:00)
≪紀行文≫
~~~思い出の山に登れて~~~

 天気予報が晴れから曇りに変わったので近場の低山の何処かをと考えていたら、Hさんから「毛石山は?」との提案。登山道も定かでない河内山塊の玄関口で、無雪期には蛭が闊歩するマイナーな山名に俄然ファイトが湧く。
 何故なら、この山は楽山会入会直後の17〜8年前の未だ50代の終わり頃、残雪期に一泊で会のYさんをリーダーに、Oさん、Iさん、Y女子等7〜8人でテントを背負って灰が岳〜青里〜五軒谷〜木六と馬蹄形縦走して以来なのです。
 
 10月末で、蛭も活動停止しているだろうと登り口のある廃村、栗山集落を7時20分出発しました。
 最初は沢沿いの道を行き鉱山跡の広場から徐々に高度を上げるのですが、地形図を見て、妙に巻道が多いなあと思っていましたが想像以上で足場も悪くスリップに注意して慎重に登らざるを得ず、曇り時々小雨の中、山頂迄3時間以上を要しました。
 蛭もそうですが、あまり人気がない理由が理解できるようで、今日も日曜日なのに登山者は我々だけでした。 
しかし山頂からは
 西には白山
 東には日本平山、渓谷をはさんで直近には木六山〜銀次郎、銀太郎山。
 南へは五剣谷岳〜青里岳、矢筈岳は雲の中か?
 北は菅名岳〜五頭山
 と360°の大展望が広がり、ヘツリの労も一気に吹き飛びました。    
 下りも枝につかまりながらで3時間もかかったのですが、秋の好日思い出の山に登れてラッキーでした。