会山行紀行文 2022年
11/19(土)
晴れ
(はちこくさん)
八石山縦走

518m
参加者 (紀行文) 2288 M/N
No−122 グレード:C上  29名
 担当リーダー 2148 H/H (男性5名・女性24名) (写真) 2097T/Y 2131Y/S
≪コースタイム≫
新潟駅南口発(6:10)=ステーキハウス登山口駐車場(7:50-8:10)……上八石分岐(9:35)…八石山山頂(10:00)
…下八石山(10:50)…昼食(10:50-11:30)…赤尾八石山(11:45)…赤尾駐車場(13;50-14:10)=新潟駅南口(15:45)
≪紀行文≫
〜〜〜落ち葉を踏んで刈羽の紅葉を満喫〜〜〜

 曇り空の下、バス二台で定刻に新潟駅南口を出発、途中乗車のメンバーと合流して柏崎へ向かいますが八石山方向は微妙な雲行きです。
 「テンクラは特Aだから」と自分に言い聞かせ、車中でリーダーの“枯れ葉の下に潜む危険”の注意事項を聞きました。

 ステーキハウスの玄関に張られた「閉店しました、長い間のご愛顧ありがとうございました」と書かれた文面に一抹の寂しさを感じてスタートです。
 今回のルート(クリックで拡大)  距離と高低(クリックで拡)
出発前のリーダー指示 登山開始 ステーキハウス

 出発前の全体指示で「滑る急登の危険性」については充分理解したつもりでしたが、登山口のゲートを潜ると直ぐ想定以上の滑りと急登が続きます。
 落ち葉のジュータンの下はヌルヌル、ツルツル、百戦錬磨の強者達も必死でロープに掴まり、ロープの無い箇所はリーダーが急遽設定したロープに助けられて登りました。
鳥居の様なところを潜って八石山登山道へ 落ち葉の登山道 紅葉を見ながら登る
ロープの連続 急登の連続 4年前を思い出させる急登

 落ち葉の急登をクリアして我に返り、周囲を見渡すと♪秋の朝日に照る山ミモジ♪が真っ赤に輝いています。
晩秋の紅葉にホッとする 上八石山分岐まで急登が3回、これが最後

 心配していた空は青く晴れ上がり、右前には中八石山頂の電波塔跡が見えて来ました。

 稜線まで登り着くと上八石山への分岐ですが、前半戦で体力気力の大半を使い果たしたため上八石はカット、右に折れて中八石へ向かいます。

 その先はルンルン気分で快適な稜線歩き、1時間50分で中八石山の山頂に無事到着です。
 ここで360度の展望と山名表示板を見比べて大休止、落ち葉急登の疲れを癒してから下八石山へ向かいました。
 上八石山の分岐到着  八石山(中八石山)が見えてきた  八石山(中八石山)山頂へ到着
山頂は見晴らしがよい 山座同定 刈羽黒姫山

 下八石の豆ノ木小屋は目の前に見えます、「急ぐと勿体無い」と言いながら縦走にかかりますが、長い集団の先頭はガッカリする様な谷底に見えています。

 「ウッソー!!」  嘘ではありません、今度は激しい下りをしっかりとロープに掴まりながら最低鞍部の久之木分岐まで慎重に下って又、登り返します。
南条八石山(下八石山) 滑りやすくローブで下山 ここが蔵部の久之木峠
 
 危険個所ではリーダーが列を止めて安全行動を指示、遅延者も無く無事下八石山に到着しました。

 山頂広場は大勢のハイカーで賑わっており、落ち葉でスリップした話しに花を咲かせ、爽やかな秋風を受けてランチタイムです。
久之木峠から南条八石山への登り  南条八石山到着、登山客が大勢  昼食
1号車の皆さん 2号車の皆さん

 集合写真の後、再びその先の鞍部まで下って登り返し、「涅槃の寝姿」の頭部分に当たる赤尾八石山から下山にかかりました。
昼食も終り赤尾八石山へ下山開始 赤尾八石山の展望台に到着 再度激下り

 殆どのメンバーが赤尾コースは初めて、何処へ下り着くのかワクワクしながらリーダーの後に続きます。
 途中から林道八石山線と合流して一休み、再び赤尾コースに折れて下山口へ下り着きました。
 青空の中の八石山を振り返りながら田んぼ道を歩き、大満足してバスの駐車場に到着しました。
登り返して巨大な鉄塔へ 左から 八石山、南条八石山、赤尾八石山 鉄塔から緩やかな下山道に
一旦林道に出て休憩 途中から鉄塔管理道を使い下山 林道に出てバスが待つ終点赤尾集落に

 経験豊富なリーダーの的確な指示で全員が無事八石山縦走を終えるとともに、メンバーと天候に恵まれ、晩秋の一日を充分楽しませていただきました、

 ありがとうございました、全員に感謝です