会山行紀行文 2025年
4/18(土)-19(日)
天気:下記記載
佐渡能と桜名所と知行山
参加者 (紀行文・俳句) 2011 Y/O
No-T13 グレード:D  13名
 担当リーダー 2011 Y/O (男性2名・女性11名) (写真) 2011 Y/O
≪コースタイム≫
≪1日目≫佐渡汽船新潟港(6:00)~両津港(8:35)=猿八集落(9:10)…夕暮れ滝(9:20-10:50・往復)=鳥越文庫(11:00)=越敷神社(11:20)=真野宮公園・昼食休憩(12:00-12:50)=妙宣寺五十塔前(13:20)=大膳神社能舞台・奉納能鑑賞(14:00-16:00)=川口荘(17:30)
≪2日目≫川口荘発(7:40)=五十浦登山口(7:55)…知行山(9:20)・往復…下山(11:00)=岩屋口洞窟(11:30)=二ツ亀ビューホテルで昼食(12:30-13:20)…(二ツ亀遊歩道経由)…賽の河原(13:55)…願集落(14:10)=両津港ターミナル(15:15-16:05・出航)~新潟港着(18:35)・解散
≪紀行文≫
~~~天候に恵まれ、思い出に残る旅ができました~~~
≪1日目≫ くもり

 始発便が両津港に着くと猿八地区の「夕暮れの滝」へ直行しました。
 一等三角点のある経塚山に発する源流に懸かる落差25mの大滝は豊富な雪解水を落として優美でした。

 皆で記念写真に収まりました。
 戻りの山道はコシアブラ、花ワサビと山菜を摘みました。

(俳句)朱鷺の棲む猿八棚田田打ちそむ

 
 経塚山は一等三角点補点の山

ガイドさんから説明 夕暮れの滝見えたー!

集合写真 夕暮れの滝にて
コシアブラ見つけたー! ほら!こんなに

 鳥越文庫を訪ねました。早稲田大学文学部の鳥越教授が古浄瑠璃に関係する本2万冊を寄贈された縁で、旧猿八小学校の分校舎跡を再利用して開館した図書館です。文弥人形の猿八座の本拠地でもあります。猿八棚田の代掻き風景を眺めながら、隣の式内社の越敷(おしき)神社に参拝しました。
 社頭は山吹の花が満開でした。境内の隅に地場産の青碧玉で彫られた蛙の御像が鎮座していました。

(俳句)猿八の美人文弥の春灯


文弥人形猿八座(写真)
蔵書2万冊 文弥姫、文弥人形は美男美女

 延喜式内社の越敷(おしき)神社
集合写真 鳥越文庫前にて
カエルが御鎮座

 猿八集落を後にして真野公園内の夕鶴食堂で頂いたブリかつ丼は美味でした。
 中食後は妙宣寺の五重塔にお参りして大膳神社の能舞台で奉納される能と狂言を鑑賞しました。

(俳句)鬼太鼓に桜しべ降る真野の宮     (俳句)うぐひすの鳴いて始まる島の能
(俳句)春暁の満天の星島泊り         (俳句)もてなしは魚介づくしの春の膳



格が上がった! 門付けの鬼太鼓を目撃
集合写真―妙宣寺五重塔にて
シテは猩々(しょうじょう) 17 大入り満員の見所

 演者勢ぞろい  サザエの皿にてんこ盛り お楽しみ始まりー! 
 
≪出逢えた花々≫
   
 一人静  ニリンソウ咲き雪崩れる道 葉をめくればウスバサイシン

≪2日目≫ 快晴
 少し早起きして宿の近くを散歩しました。厚着しても少し寒いが清々しい。関岬の灯台まで遠出した猛者もいたようです。
 関集落は江戸時代に開村の草分け御先祖13人がそれぞれの家の屋敷神を連れてきたので村中に祀られる神様が佐渡一に多い村なのだとか。

(俳句)北佐渡のマッターホルン春の山

   昔は歩いて越えた禿の高(はげのたか)

 朝日が差し始めた海馿(とど)の峰  堂々の里山は知行山 鏡岩はツルツルの岩(トドの峰北面)

  美味しい佐渡米のご飯を何杯目かお代わりした朝食後、少し早めに出発して知行山に向かいました。知行山は北佐渡の里山で鋭鋒マッターホルンに似た山容が素敵です。道のないマイナー山ですが隣村の五十浦集落から作業道を上り、中間辺りから取付きました。
 地図と赤ペナントを拾いながら、急斜面は立木をつかんで這い上がりました。

 言い伝えによれば草分けたちが祀る風神の石祠がありました。木の間越に青空と青い海の色がとてもきれいなので石祠を囲んで記念写真に収まりました。藪山の下山の難しさはGPSの軌跡が大いに役立ちました。

(俳句)草分けの石の祠に春の風
 
 杉林から取付く
 手つかずの藪道を進む  知行山が見えた(トンガリの山)  藪を行くガイドさん 
 かなり急です
 知行山頂が近づいた I集合写真 知行山頂にて
 風神様の石祠  14人の踏み跡がついた I捨て田の先には青い海
 知行山のフォルム格好いい  知行山をズーム 岩屋口に洞窟探検 
 どこからも見える知行山  木喰上人が刻んだ利剣名号 木喰僧の神聖なる冬の洞窟修行場 

  二ツ亀ビューホテルでお弁当とホテル仕立ての珈琲を味わった後、海岸の波打ち際まで長い階段を下りました。右手に二ツ亀を見ながら自然遊歩道を歩き、途中の賽の河原に立ち寄りました。大きな潮地蔵と亡者の子供の石像が際限なく立ち並ぶ風景が心に沁みました。
  累々たる岩のトンネルを抜け出ると、そこはもう現実の世界で波打ち寄せる石畳の道を歩き願集落に入るとガイド氏が待つ車に乗り込み、2日間のミッション完了となりました。

 今回は天候に恵まれ、思い出に残る旅ができました。皆さんお疲れ様でした。(おわり)
(俳句)二ツ亀見えて春鱒溯る頃
(俳句)春潮の綾なす青の美しき 
(俳句)遠ざかる島の別れに春惜しむ
   ゼット坂より北佐渡の絶景を見る 海府大橋を歩いてみよう
 真下を覗く。海がきれいね!  大野亀の絶景ポイント 二ツ亀が間近
賽の河原は淋しいところ
岩の隧道を抜ける 願集落へ石畳を歩く
≪出会った花々≫
   ウラシマソウの長いひげ  八重咲きの雪割草が一輪
コイワカガミ
アケビの花(蔓は山菜・木の芽摘む) ハマボッス