会山行紀行文 2025年
10/1(水)
曇り後雨
雪国植物園の彼岸花
と摂田屋町歩き
参加者 (紀行文) 2242 K/A
No−T45 グレード:E  32名
 担当リーダー 2250 T/T (男性3名・女性29名) (写真)2242K/A 2250T/T
≪コースタイム≫
 新潟駅南口(7:25)=雪国植物園(8:55-10:55)割烹新喜屋・昼食(11:30-12:40)=摂田屋町歩き(13:00-14:30)=新潟駅南口(15:33)
≪紀行文≫
〜〜〜一面のヒガンバナが圧巻でした〜〜〜

 昨日と明日は晴れなのに、今日だけ雨予報。何とか天気がもちますようにと祈りながら、南口を出発する。
 予定より早く雪国植物園に到着したが、雨は降っておらず、早速入園する。ちょうど「ヒガンバナ祭り」が開催中で、園の人とじゃんけんをして勝った人には、外山康雄先生の秋の山野草の絵はがきプレゼントといううれしい企画があり、皆さん大いに盛り上がった。私は早々に負けてしまったが、多くの方々が勝って、美しい絵はがきをゲット。(いいなぁ〜)

 雪国植物園はとても広く全部は回りきれないので、今日はヒガンバナをお目当てに順路に沿って進んだ。
 キバナアキギリ、カリガネソウ、フジバカマなどいろいろな花々が目を楽しませてくれる。

 10分ほど歩くと、斜面に赤い花々が見えてきた。道の両脇にたくさんのヒガンバナが咲いている。どんどん上がって行くと、あちらにもこちらにも深紅のヒガンバナが咲き誇り、まるで真っ赤なじゅうたんを敷いたよう。「わぁ〜、きれい」「すごい〜」と声があがる。
 中には白いヒガンバナや黄色のショウキズイセンも咲いており、皆さん思い思いにシャッターを切り、写真に収めていた。

ジャンケン大会
勝者の皆さん さあ出発します!
 集合写真  ヒガンバナの精
 一面のヒガンバナ ヒガンバナの中にショウキスイセンが一輪 

 少しずつ暗い雲が空を覆い始めたので、バスに戻り、お楽しみのランチへと向かう。
 今日の昼食は割烹「新喜屋」さんのこだわりランチ。お店からの特別サービスの乾杯酒(おふくさん)付き。しょうゆ赤飯や煮菜など長岡の郷土料理が並び、発酵・醸造の街らしい大満足の献立だった。

本日のランチ
お味はいかがですか 女将の話を聞きながら頂いています

 昼食の間本降りだった雨は小雨になっており、午後は地元ガイドさんの案内で摂田屋町歩きへ。
 地の利に加え、江戸時代天領だった為税制面でも優遇されたことで、酒、味噌、醤油の製造業が発展した「摂田屋」地区。また、戦火を逃れた為明治・大正の街並みが残り、ノスタルジックな文化を感じられるエリアとなっている。
 「越のむらさき」「味噌星六」「吉乃川酒ミュージアム」そして「サフラン酒本舗」と説明を聞きながら、1時間ほど摂田屋を散策した。最後はそれぞれお目当てのお店を巡り、買い物を楽しんだ。
 私は日本酒の試飲をさせてもらった吉乃川酒ミュージアムのSAKEバーで、「摂田屋クラフトビールIPA」を味わった。(う〜ん、最高!)

ガイドさんの説明
美味しいお酒を造る水 醤油蔵の煙突

酒蔵
利き酒中 7酒の仕込み中です

鏝絵蔵(こてえぐら)
鏝絵蔵のあるサフラン酒 Kさんの俳句(お料理についた紙に)
 予定より30分ほど早く新潟駅に到着。

 江口だんご、吉乃川の日本酒、サフラン酒、星六の味噌など、たくさんのお土産を手に帰路についた。

 心配した雨もさほど降られず、ヒガンバナと町歩きを満喫した楽しい1日だった。

 リーダーさん、参加者の皆様、どうもありがとうございました。
 ≪俳句≫

 植物園野菊の花に迎えられ
 ひがん花園あちこちを赤く染め
 折り折りに白も黄もありひがん花
 ひがん花縫う小さき蝶見えがくれ
 まだ小さき木にまだ小さき栗実る
 風の来て桜紅葉のはらはらと
 植物園木彫りの猫の秋見上げ

 酒蔵の古き器材や秋館
 鏝絵蔵色退せもせず秋晴るる