会山行紀行文 2025年
9/19(金)-23(火)
晴れ・雨
宗谷岬と
コムケ湖サンゴ草探勝
参加者 (紀行文) 1151 R/N
No−T43 グレード:D  17名
 担当リーダー 1151 R/N (男性3名・女性14名) (写真) 2052 M/T
≪コースタイム≫
≪9/19≫
新潟港(12:00)〜
≪9/20 ≫
 小樽港(4:30)=雄冬岬(7:20-30)=増毛(8:10-40)=おびら鰊番屋(9:30-10:00)=道の駅えんべつ・昼食(11:10-12:00)=ノシャップ岬(13:40-14:00)=宗谷[白い道](14:45-15:15)=宗谷岬(15:25-40)=猿払村ホテルさるふつ(16:20)
≪9/21≫
ホテル(7:30)=流氷科学センター(10:30-11:00)=コムケ湖(11:30-50)=道の駅ゆうべつ(12:05-40)=陽殖園(14:00-40)=温根湯温泉大江本家(15:30)
≪9/22≫
ホテル(8:00)=道の駅りくべつ(9:10-25)=十勝千代田堰堤(10:40-11:15)=占冠(12:40-13:15)=小樽港(15:30-17:00)〜
≪9/23≫
新潟港(9:15)

≪紀行文≫

 《9/19》オープンデッキで顔合わせを兼ねた昼食会。みなさんご自慢のご馳走のオンパレード。小生は佐渡の為、ご馳走?が持てず、田中餅店の社長が朝3時に起きて搗いてくれた栃餅と山廃仕込みの地酒「真陵」を提供。デッキで夜まで過ごす人も…

 《9/20》バスは小型でしたが窓が大きく快適。銭函から石狩湾に下り、北海道「三秘岬」雄冬岬、暑寒別川ではサケの遡上を見、高倉健主演の「駅」ロケ地増毛へ。ここは、佐渡出身の豪商本間泰蔵が建てた、石造の呉服店や、最北の酒蔵「国稀」等歴史的建造物の宝庫。暑寒別岳が秋空に映えて、おびら鰊番屋等の鰊街道を北上、羽幌からは「天売」「焼尻」8月下中に校庭にクマがでた初山別村、サロベツ原野からは利尻山が姿を見せ、日本第2位の高さの灯台のあるノサップ岬、稚内港北防波堤ドームを左に見、宗谷岬へ。小生は3度目の宗谷岬。樺太がよく見え、感激(店の人に樺太であることを確認)。猿払村は日本最北の村で道内一の広さ、天然ホタテの水揚げは日本一。夕食はホタテ和膳。

 《9/21》雨、未明に釧路地方と十勝地方に北海道で初の線状降水帯が発生するも影響なし。午前中「流氷科学館」で−20度を経験、愛らしいクリオネ等を見学。今山行のメインであるコムケ湖は小生が下見時の写真と遠景であきらめる。芝公園で有名な滝上町にある「陽殖園」は高橋武市氏が半世紀以上かけ、たった一人で台地に絵を描くように木や花を植え8万uの敷地に800種が咲き誇るという。クマよけの鈴とホイッスル(持参)で見学。

 《9/22》道の駅のある陸別は、道内一の寒い土地というところでよくテレビに出ます。この土地を開いた関寛斎は長崎でポンぺの下で医学を習得。軍医総監・男爵になれる人であったが、73歳の時に奥さんのお愛さんと入植。以後10年鍬をふるう傍らアイヌや農民に無料診療。資料館や埋葬地(墓はなく遺言で土葬)等見たかったが、時間がなく、後日の楽しみ。「十勝千代田堰堤」は十勝川をせき止める道内一堤であり鮭の遡上で有名な所だが前日の豪雨で残念ながら鮭はあきらめざるを得なかった。雄大な景色は一見の価値あり。