会山行紀行文 2025年
7/29(水)
晴れ
(みだがはら)
月山弥陀ヶ原

  m
参加者 (紀行文) 2400 K/N
No−T37 グレード:D緩 19名
 担当リーダー 2400 K/N (男性1名・女性18名) (写真) 2400 K/N
≪コースタイム≫
新潟駅(6:05)=(日東道)=道の駅温海(7:45-8:00)=月山ビジターセンター(9:05-15)=月山八合目(10:10)…弥陀ヶ原湿原(10:20-12:20)…レストハウス(12:20-50昼食)…月山八合目(13:00)=月山ビジターセンター(13:55)=庄内観光物産館(14:25-50)=道の駅温海(15:25-40)=(日東道)=新潟駅(17:40)

≪紀行文≫
〜〜〜月山弥陀ヶ原の爽やかな風に吹かれて〜〜〜

 新潟駅を出発したバスは順調に進み、月山ビジターセンターでガイドさん2人をピックアップして弥陀ヶ原へ向かいました。道中ガイドさんがいろいろお話をして下さいましたが、いつも通っている県道211号のこと(参拝の歴史、国立公園内なので拡張工事ができない、景観のためガードレールは薄茶色)など、初めて聞くことが多くて興味深くためになりました。

 八合目到着。標高1400mなので涼しかったです。準備体操の後、二つの班に分かれてガイドさんの説明を聞きながら弥陀ヶ原の木道をゆっくりと歩き始めました。

お話上手なガイドさん
準備体操 散策スタート

 ニッコウキスゲはほぼ終わっていましたが、コバギボウシの紫とキンコウカの黄色が湿原に映え、下界の暑さが嘘のような爽やかな風に吹かれてたくさんのお花に出会うことができました。ただ晴天続きのため干上がっている池塘もあったので一日も早い雨を願わずにはいられませんでした。

コバギボウシ
モウセンゴケとキンコウカ イワショウブ

ヨツバヒヨドリ
干上がった池塘 ちょっと一休み

 無量坂への分岐を過ぎると大小たくさんの池塘が現れ広々とした湿原が広がります。今回一番見ていただきたかったオゼコウホネですが、数日前に生息地近くで熊が目撃されたためにそこへは行けませんでした。
 二日前の下見では真ん中が赤いお椀のような形をした黄色いお花がたくさん咲いていたので残念です。それで中の宮の参拝時間を長めにとることにしたのですが、向かう途中に遅咲きのニッコウキスゲを見ることができました。

無量坂の分岐 広々とした湿原 大きな池塘とミヤマホタルイ

ワタスゲ
1班のみなさん  2班のみなさん

オゼコウホネ
ニッコウキスゲとチングルマ 木道を上がれば中の宮

 中ノ宮の御田原神社から月山神社を遥拝することで本宮を参拝したのと同じ御利益が得られるそうです。また神様のお使いの兎様も鎮座していて、撫でたところが良くなるとかでみなさん撫でてらっしゃいました。ここでは御朱印もいただけました。

月山本宮に向かう鳥居
神様のお使いの兎様 お守りどれにしようかな

 昼食はレストハウスの畳敷きの無料休憩所でゆったりと食べました。
 「予約席」の表示が置いてあり貸切状態で使わせていただいて有難かったです。帰りは庄内観光物産会でむきたての生ガキを食べました。ほどよく疲れていたせいかレモン汁をかけて食べたお味は最高で体に沁みました。

 予定よりも早く新潟駅に到着し、ケガや忘れ物もないとてもよい山行になりました。ご参加いただいた皆様に感謝申し上げます。