| ≪紀行文≫ |
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| 〜〜快晴で相馬山から榛名富士・榛名湖と関東平野・富士山が一望〜〜 |
相馬山は榛名山系のやや東寄りにある寄生火山で、掃部ヶ岳に次ぐ高峰である。黒髪山とも呼ばれ、山頂には黒髪神社の奥社とお籠り堂があって、石祠・石碑・石像が多数並ぶ。信仰の山。いまでも登拝する人が多く、信仰の山である。
秋季集中登山は、102名の参加者が大型バス3台で一路榛名山へ向かう。
県内は曇りでしたが、途中から晴れ間がのぞく、トンネルを過ぎれば快晴に近く、期待も膨らむ。
6コースの設定で、私の担当は3回目の「相馬山コース」。
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バスには、2コースの参加者が乗っているので、登山靴の履き替えで時間がかかることを懸念し、赤城高原SAなどで登山靴に履き替える指示を出す。
快晴の中、渋川伊香保ICを下り上毛三山パノラマ街道(県道33号線)を通って、伊香保温泉街を通り過ぎ、ヤセオネ峠に予定の20分強の遅れで10:22到着。 |
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| 今回のルート(クリック拡大) |
コースの高低差と距離(クリック拡大) |
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ヤセオネ峠で登山準備し班長さんが点呼中
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ヤセオネ峠スタート |
相馬山への登山口がある鳥居、
『黒髪山神社』と書いてある |
ヤセオネ峠駐車場向かいの上毛三山パノラマ街道(県道33号線)から斜め左に入った駐車場で下車し、登山準備して道路沿いに歩き相馬山への登山口がある鳥居に到着。鳥居には、『黒髪山神社』と書いてある。鳥居から10:25登山開始。
登山口からしばらくは、ゆるやかで広い道を進む。急登の相馬山登山の準備運動としてゆっくりと歩き、最後の長い石段(参道)を登りきれば登山口から20分ほどで、相馬山直下の鳥居に10:45到着。
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| 鳥居をくぐり登山開始 |
木漏れ日を浴びながらゆるやかで広い
「関東ふれあいの道」を歩く |
登山口の鳥居前で、岩場の急登を見て
気合を入れる
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「相馬山」と書かれた赤い鳥居を潜って山頂までの間には多くの石碑が建立されており、信仰の山としての往時を垣間見ることができる。
本格的な登山の開始。赤い鳥居をくぐり、自然石を組んだ急な石段を登ってゆくとその先は鎖場と鉄ハシゴが交互に現れる。
最初は2連の鉄のハシゴで結構長い、大きな鎖が設置されている所があるが鎖が大きく重いので登りでは必要ない。ハシゴは少しスリリングであるが、慎重に登れば問題ない。振り返ると木々の隙間から榛名富士・臥牛山・蛇ヶ岳・烏帽子ヶ岳が見える。
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| 急登の岩場では、太い鎖がある |
次の急登の岩場を慎重に登る
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最初は2連のかなり長い鉄のハシゴで
これは2つ目のハシゴ |
その先にさらにもう1つの1連のハシゴ、そして最後の3つのハシゴが出現。細くて頼りないハシゴだが、こちらには手すりもあり登りやすい。3つ目の鳥居をくぐって山頂に近づいてきた。登山道はなだらかになり、先に進むと黒髪神社の社が現れる。
相馬山山頂に11:4到着。標高1411m山頂は東西に細長く、黒髪山神社があり、他、石灯篭、石祠、たくさんの石像がところ狭しと並んでいる。
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時々なだらかな場所で一息つく
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途中にこのような祠や石祠が幾つもあった |
相馬山山頂に到着 |
展望は東〜南〜西方面が開け、遠くに富士山や秩父山地などが見えたし、関東平野の北西端に位置する前橋、高崎方面の街並みは見渡せた。
山頂には、黒髪神社で護摩を焚き終わって帰る信者の方々がおられた、それ以外は我々の集団であるが、居所は狭く長居は出来そうもなかったが、快晴の展望であり特に富士山が見えた感動で、暫く見入っていた。
集合写真を撮り予定時間より少し早めに11:31下山開始。
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| 富士山が見えた |
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相馬山頂上で集合写真・相馬山標識標高1411m
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山頂にある黒髪山神社 |
相馬山の下山は、落ち葉が多い岩場・鎖場やハシゴを下りたりしたが、岩場で足の置く場所を確認したがら登る時より慎重になり、また登る人との交差があったなどで40分かけてゆっくりと降りた。
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| 黒髪山神社脇から下山開始 |
登りより下山の方が怖いので慎重に下りる |
最後の岩場 |
鳥居に到着し、ここからは榛名湖の外輪山からのコース(関東ふれあいの道)を取る。振り向けば今登ってきた急斜面を感じる鋭い三角形の相馬山が聳えていた。
関東ふれあいの道はほぼなだらかで、温かい日差しの中、ハイキング気分で昼食場所の磨墨(するす)峠まで歩く。
昼食場所の磨墨(するす)峠に12:30到着。東屋があり東〜南方面の展望が開けている。磨墨峠は全く風がなく、陽が射して温かい。昼食場所として最高の場所であった。 |
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やっと登山口の鳥居に到着
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関東ふれあいの道を歩く |
昼食場所の磨墨(するす)峠で昼食 |
この昼食場所から良く見える磨墨岩は、昨年中止になったがこの磨墨岩を登ることにしていた。今回は岩が崩れた個所があることと、上まで行く梯子が固定されていないということから、通行止めとなっているのでコースから外した。
昼食を終え、12:58下山開始し外輪山の稜線上を歩き磨墨峠入口経由で、少し木道の登りもあったが、ほぼなだらかで、温かい日差しを受けながら、「関東ふれあいの道」をゆったりと歩く。通り過ぎて振り向けば磨墨岩の大岩が聳え立ち岩頭に祀られた烏天狗の像も見える。
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磨墨(するす)峠から見える筒のような形の高い絶壁の岩山・磨墨岩
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振り向けば三角形の相馬山が聳えていた |
道中、このような標識が立っている |
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| 磨墨岩への登山口に「通行止め」標識 |
紅葉が綺麗 |
関東ふれあいの道」が
管理されていないようで笹薮漕ぎ |
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| ここもすすきの藪漕ぎ |
松之沢峠からの木道下 |
「ゆうすげの道」散策で榛名富士 |
磨墨岩を後ろにしながら道を進んでゆくと外輪山を結ぶ稜線上の道はゆるやかなアップダウンを経てベンチのある地点を過ぎ、最後に木の階段をしばらく下っていき松之沢峠の道路のガードレールの内側を歩き、下って藪漕ぎしながら「ゆうすげの道」に入った。一旦道路へ登り、正式な入口から入ってしばらく散策して県営松の沢グランド駐車場へ戻った。
県営松の沢グランド駐車場に戻った直後にバスが来て乗り、集会のある湖畔の宿公園に14:05到着。 集会では会長の挨拶、各コースのリーダーからの一言、新人紹介がありその後終了した |
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「ゆうすげの道」で咲く花々の説明看板
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「ゆうすげの道」から相馬山 |
集会のある湖畔の宿公園に到着
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