≪紀行文≫ |
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登山普及委員会として本年度最後の登山です。7登山会の合同の男女18名が参加。
協会の登山は個人的には昨年初夏の飯豊倉手山登山以来の参加となります
9月27日・28日登山普及委員会「会津駒ヶ岳・中門岳・帝釈山登山」に参加して
今年は残暑が続き、紅葉も遅れ、全国で熊の出現があちこちに聞かれる異常な夏の終わり。
幸いこの期間は、2日間とも暑さも和らぎ、絶好の登山日和でした。
参加メンバーは7登山会(新潟山岳会・柏崎山岳会・新潟ランタン会・長岡ハイキングクラブ・一峰会・日本山岳会越後支部・新潟楽山会)女性6人、男性12人の計18人が参加され、それぞれ個性を持った山岳会の方々が参加され、登山へのこだわりや登山の楽しみ方も会の特徴が感じられて、なかなか面白い登山となりました、私が所属している新潟楽山会からの参加は私一人だけで、昨年の倉手山登山参加の際の1泊2日のコースも一人参加でした。
初日、現地6時集合の為、夜中の2時に出発した会、夜中に現地に着いた会の方々がほとんどで「道の駅」でテントを張ったとか、私のように車中泊が普通でつわものぞろいばかり。
会津駒ヶ岳は2133m、その先の中門岳2060m、翌日の帝釈山は2060mですが、滝沢登山口は1096m、馬坂峠登山口1790mと標高が高く、桧枝岐温泉街でも950mの高地にある。
この時期は花の時期は終わっているものの道中や頂上部湿原や池塘エリアにはエゾリンドウやイワショウブ、ゴゼンタチバナ等の名残が残っていた。会津駒ヶ岳から少し足を延ばした中門岳までの途中は草紅葉の草原の美しさや、燧ヶ岳・平が岳・日光白根山・日光連山が雄大に眺められて、素晴らしい山並みに見いったがここは本当に山の中・真ん中で回りは山だらけ。
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よく見ると足もとには高山植物や、足元の大池塘ではオニヤンマの交尾・産卵が多く見られた。
メンバーの中には名カメラマンN女史がいて、いつになくポーズが多かった。いい画像がとれていで、ヤママップにアルバムがアップされているようですので見てください
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会津駒ヶ岳山頂
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中門岳山頂と池塘 |
中門岳からの会津駒ヶ岳 |

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会津燧ヶ岳と池塘
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オニヤンマの池塘の交尾・産卵 |
ゴゼンタチバナ三容姿(花・実・葉)
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帝釈山の登山口1760mと高く初夏のころ白い花が群生するオサバ草の名所。今の時期はきのこできのこ博士がいて、毒だのおいしいだの、きのこの毒談議に盛り上がっている。私も見たことがない豆粒大のきのこがあるなど、針葉樹林帯の特徴が出ていました。
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帝釈山登山口1798m
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帝釈山山頂ここから一時間で田代湿原 |
7月始め一面白い花が咲くオサバ草 |
一番のお楽しみは温泉入浴後の夜の食事の親睦会。日本酒だけでも3升、ビールと地酒類が進んだのは、民宿「こまどり」の名物女将と地場料理。名物の「さんしょうウオ」の天ぷら。「イワナ塩焼」、蕎麦ともち米をこねてひし形に切った「はっとう」、そば粉100%「裁ち蕎麦」など蕎麦の産地だけあって沼田街道にも蕎麦屋が多い。帰りに蕎麦屋で裁ち蕎麦をさらに賞味した。
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民宿「こまどり」前
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名物の地場山椒魚 |
山椒魚の天ぷら |
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桧枝岐のはっとう蕎麦
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懇親会、地酒差し入れ等お酒三升とビール丸のみ |
山椒魚の天ぷら・イワナの塩焼き・裁ち蕎麦、はっとう
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最後にこのエリアは会津駒ヶ岳、中門岳、帝釈山、田代山、燧ヶ岳、尾瀬ヶ原、至仏山コースを3泊4日で山と湿原と花々をめぐる旅を四季に来るのが至上の贅沢に思えた。 山会は単会で行動し、楽しむのが基本と思うが、多様な会が参加してそれぞれの会の特徴を知り、いいところを取り込み発展することを望むばかりです。山を愛する仲間、万歳です
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