会山行紀行文 2024年
2/17(土)
快晴
(かくたやま)
角田山三角点8ヶ所巡り

481m
参加者 (紀行文) 2232 S/K
単独
(男性1名) (写真) 2232 S/K
≪コースタイム≫
角田浜駐車場(8:00)…宮前登山口(8:20)…「焼山」(8:40)…「宮ノ平」(9:35)…角田山「山頂標高点」(10:10)…片平山「平沢」(11:00)…「向陽観音堂」(12:00−12:30 昼食)…「五ヶ浜」(13:15)…「小浜」(14:00)…「魚見山」(15:10)…角田浜駐車場(15:30)
≪紀行文≫
〜〜〜春を感じる角田山をタップリと歩きました〜〜〜

 2月17日、18日の両日の天気予報は晴れ、チャンス到来とばかりに、角田山三角点8ヶ所巡りの下見に行ってきました。例年のこの時期はまだ残雪が有って軽アイゼン等の滑り止めが必要な頃ですが、今年は雪が少なく、登山道や角田山の山頂に既に雪は無く、登山靴で滑り止めなしで歩くことが出来ました。春の気配を探しながら歩いたのですが、残念ながら雪割草などのお花を見つけることは出来ませんでした。

 準備を整えて、会山行と同じ時間に角田浜を出発。放射冷却で氷点下まで気温が下がり、風もあって宮前登山口までの車道歩きはとても寒い思いをしました。
 最初の三角点「焼山」は、宮前登山口から歩き出してすぐの小高い岡を20m程登ります。今回も行き過ぎて、藪こぎをしてしまい、10分ほど時間をロスしてしまいました。
宮前登山口に向かう途中で見つけました  「焼山」、藪の中で分りにくい所です

 「宮ノ平」を経由して、角田山山頂手前は急登のやせ尾根です。残雪が有ると滑り止めが必要な所ですが、今日は要りませんでした。計画書の時間より少し遅れて山頂に到着。
「宮ノ平」、いつもの三角点です  角田山「山頂標高点」、昔は三角点だった?

 山頂で休憩の後、ほたるの里コースを下ります。五りん石コースと山の神コースの分岐を左に見送り、250m程の標高差を下ります。階段が多く、またここを登り返すと思うと、辛いものがありました。「平沢」三角点は、20m程登った片平山に在ります。カロリーを補充して階段の登り返しに備えます。
片平山「平沢」、階段をかなり下りました 「向陽観音堂」、お堂に向って右側です

 標高差250m、時間にして1時間程で、山頂を経由して「向陽観音堂」に到着。三角点は、お堂に向って右側の、少し分かりにくい所に在って、頭だけが見えています。
 飯豊の山並みを眺めながら至福の時間です。今日は少し雲に覆われて、スッキリとはなりませんでした。
 お昼を頂いた後は、山頂まで戻り三山縦走路を五ヶ峠に向います。桜尾根、灯台尾根、浦浜コースの分岐を右に見送り、標高差180m程の下りです。「五ヶ浜」三角点は、登山道が90°左に曲がる所を、直進した所に在ります。
今日の飯豊連峰、いつ眺めても素晴らしい  「五ヶ浜」、三山縦走路、登山道が直角に曲がる辺り

 次の「小浜」は、五ヶ峠コースを140m程登り返して灯台コースに入り、途中から小浜コースに入って尾根が平らになった辺りに在ります。小浜コースの入り口は、笹薮に覆われて少し分かりにくいです。分岐からは80m程を下ります。あまり知られていないと思いますが、小浜コースの途中でヨーロッパ松コースの分岐を左に見送ります。
「小浜」、小浜尾根を下った途中です  隣の灯台尾根に、「魚見山」

 「小浜」三角点からは、隣の灯台尾根の末端に「魚見山」を望むことが出来ます。80m程を登り返して灯台コースに戻ります。
灯台尾根から「魚見山」、右のピークです カッタン岩を望むことが出来ます

 久しぶりに歩く灯台コースの下りは、階段あり、岩場ありで、結構長く感じられました。途中の右手には、毎年岩登り体験が行われる、カッタン岩を望むことが出来ます。岩場の一番上の緩斜面と、その左の垂直斜面でトレーニングが行われます。
8ヶ所目、最後の「魚見山」三角点 角田岬灯台を見下ろす展望が素晴らしい

 15:10、最後の三角点「魚見山」に到着。これで今日のミッションはすべて完了、久しぶりに角田山をタップリと歩くことが出来ました。
 雪割草などのお花は、まだ見つけることはできませんでしたが、春の気配を感じながら楽しく歩くことが出来ました。会山行の当日も、今日のような天候に恵まれることを願っております。
 帰宅したら今年初めて花粉症の症状が現れました。春の山は良い事ばかりでは無いようです。

 今日の成果は、活動時間=7時間27分、歩行距離=15.1km、累積標高差=1186m。