会山行紀行文 2024年
1/5(金)-6(土)
両日共に快晴
辰年の(りゅうがだけ)
竜ヶ岳・パノラマ台

1471m   1325m  
参加者 (紀行文) 2070 S/F
No−1 グレード:C 22名
 担当リーダー 2070 S/F (男性4名・女性18名) (写真) 2070S/F 2339C/T
≪コースタイム≫
≪1/5≫
新潟駅南口(6:05)=精進湖P(11:30-11:40)…パノラマ台(13:00-13:40)…烏帽子岳(13:55)…下山口…樹海散策=本栖湖(15:10)=宿(15:30「樹海荘」)
≪1/6≫
宿(4:40)=竜ヶ岳登山口(4:55)…竜ヶ岳山頂(7:00-7:50)…竜ヶ岳登山口(9:35)=「樹海荘」(10:00-10:45)=新倉富士浅間神社(11:45-12:35)=新潟駅南口(18:00)
≪紀行文≫
〜〜〜感動と感謝の二日間でした〜〜〜

 元旦早々の能登地震や2日の羽田空港事故と気が滅入る事象が相次ぎ、特に地震被害の事を考え実施を躊躇いましたが何とか実施しました。
≪1/5≫
 長いバス路を終え、パノラマ台登山口の精進湖に着いた時は素晴らしい天気、素晴らしい展望が期待しながら準備し、富士に見送られて登山開始。
精進湖で富士を観ながら準備 パノラマ台登山口 今回のルート(クリック拡大)

 三方分山からの縦走路の稜線に出るまではそこそこの斜度が有る九十九折りが続く。途中の枯れた沢には古い木の橋が在ったりと変化を楽しんで登り稜線に出ると木々の後方に冠雪した南アルプスや八ヶ岳等が望める。
九十九折りの登山道を登ります このような場所も在ります 稜線に出ると木々の間から南アルプス

 そして、間もなくパノラマ台山頂に到着。広い山頂は期待を裏切らない素晴らしい富士山の眺望で大満足昼食休憩。
パノラマ台山頂に到着
最高の景色をおかずに昼食タイム パノラマ台で集合写真 

 休憩の後、縦走路の急坂を下り、そして登り返すと、素晴らしい展望が待つ烏帽子岳。
 烏帽子岳の展望を楽しんだ後本栖湖畔に下山し富士の樹海を少し散策し宿に向かった。
パノラマ台から縦走路を激下り 登り返して烏帽子岳 また下って青木樹海(不気味)

 到着した宿(樹海荘)では窓から夕陽が当たって瞬間赤くなる紅富士を観て、夕食を含め楽しい時間をメンバーと共有出来ました。
 因みにこの宿(樹海荘)はとても安くて良い宿です。
宿の窓から観る紅富士 懇親会スタート 宿のお料理

≪1/6≫
 翌朝は3時過ぎに起床し軽食を口にし4:40に宿を出発。
 (宿の朝食は下山後頂く)
 本来はキャンプ場駐車場からスタートですが、今は使えず、先の登山口からヘッデンを点け竜ヶ岳山頂を目指しました。徐々に明け行き富士山のシルエットやその背景の変化を楽しみながらもまた楽しいものです。振り返ると大勢のヘッドランプ列が暗闇に観え、今日の混雑が伺えます。
真っ暗な竜ヶ岳登山口 富士のシルエットが美しいです
 
 徐々に変化する富士の背景に後押しされるように登り、途中あまりにも美しい景観に幾度も写真タイム。
 山頂が近付くころにはヘッデンは不要に、よく見ると足元は霜柱が一杯、そして僅かな残雪が固く氷のようなっていた(下りは要注意)。
徐々に富士の背景が明るくなって来ました 山頂が近付きました

 山頂に到着。辰年でもあることから山頂大勢の登山者。ご来光(ダイヤモンド富士)を観るまでの間は寒いですが、南アルプスや八ヶ岳の美しい展望、そして影富士等を楽しむことも出来ました。
 此処での集合写真は御来光(ダイヤモンド)が出る前に限ります、出た後では猛烈な逆光で写真にならないからです。
 そして、雲一つない富士の山頂から見事なご来光、ダイヤモンド富士が現れました。素晴らしいの一言では言い表せない光景に感動、感動のひと時でした。
山頂は混んで居ました
待つ間に南アルプスの山並みを ダイヤモンドが出る前に集合写真
出ました!!見事なダイヤモンド富士

 ダイヤモンド富士を楽しんだ後、下山開始。その頃には太陽が上がりすっかり明るくなっています。
 途中、展望台から本栖湖を見下ろすとその向こうに南アルプスの山並みや八ヶ岳が美しく光っていました。
すっかり明るくなった下山 東屋から山頂付近を振り返る 本栖湖の向こうに南アルプス

 下山後は宿に戻り遅い朝食(正月バージョン)を頂き、帰路につきました。
 帰路途中に道の駅なるさわや、海外でも知られている新倉富士浅間神社からの富士も楽しみました。
道の駅なるさわからの富士 新倉富士浅間からの富士

 新潟駅には略予定通りに戻りました。
 様々な思いはありましたが、足並みの揃ったメンバーに助けられた富士三昧の二日間でした。