会山行紀行文 2023年
7/23(日)
(しょうがだけ)
笙ヶ岳(鳥海山)

1635m
参加者 (紀行文) 2232 S/K
4名
(男性2名・女性2名) (写真) 2232 S/K
≪コースタイム≫
大平登山口(8:15)…見晴台(8:55)…河原宿(9:40)…長坂道T字分岐(10:00)…笙ヶ岳(10:45-11:30)…御浜小屋(12:15-30)…河原宿(12:50)…見晴台(13:25)…大平登山口(14:00)
≪紀行文≫
〜〜〜沢山のお花に出逢う事ができた大満足の山行でした〜〜〜

 毎年恒例になりました、笙ヶ岳のお花見山行に行ってきました。沢山のお花に出逢う事が出来て楽しい山行でした。今年はキスゲやコバイケイソウが例年よりも少なかった様に思いました。

 梅雨明け後の最初の日曜日、大平登山口の駐車場には既に沢山の車がありました。今日は天気は良いのですが、展望がぼんやりとしか見えずいまいちです。日差しはありますが標高が高いのと風が少しあるので、暑さはそれほど気になりませんでした。
 8:15、大平登山口を出発。登山道も乾いていて、滑ることもなく快適に歩けます。途中30名位の秋田からの団体さんを追い越しました。なかなか大変です。大人数の会山行の時は気を付けたいと思いました。
 8:15、大平登山口を出発  酒田方面がぼんやり  見晴らし台の先に、今年も

 40分ほど歩くと見晴台です。ここから少し登った所で休憩、例年ここにはヤマハハコが咲いていて、今年も変わらずに我々を出迎えてくれました。
 河原宿に向かう途中には、チングルマやイワイチョウ、ヨツバシオガマなど、沢山のお花に出逢う事が出来ます。その種類も多く期待を裏切りません。    
  河原宿までのお花、期待通りの沢山のお花が咲いていました

 9:40、河原宿に到着。例年だと残雪があってこれを横切るのですが、今年は残雪がありませんでした。チングルマも既に綿毛になっているのもあって、今年は雪解けもお花も早いのかもしれません。
9:40、河原宿着、今年は残雪がありませんでした チングルマも綿毛になっていました

 10:00、長坂道T字分岐に到着。例年ですと御浜小屋に向かう登山道の両脇に、びっしり?とキスゲが咲き誇っているのですが、今年はその数が少ないです。期待が大きかった分だけ少し拍子抜けしてしまいました。それでもキスゲが咲き誇る先に望む鳥海山の雄大な展望はとても素晴らしいです。
10:00、T字分岐着、期待したキスゲが少ないです 鳥海山の雄大な展望が素晴らしいです

 長坂道T字分岐を右に折れて笙ヶ岳に向かいます。こちらの登山道もお花がいっぱいです。毎年目にする小さなリンドウやヒナザクラ、チングルマと並んでハクサンイチゲもまだ咲いていました。
 昨年はコバイケイソウの群生もありましたが、今年はその数が少ない様です。 
 長坂道T字分岐から笙ヶ岳の登山道にも、お花がいっぱいです 
笙ヶ岳への登り、三つ目のピークが笙ヶ岳 鍋森越しの鳥海山

 お花を楽しみながら、10:45、笙ヶ岳に到着。ここからは、庄内平野の酒田市方面が見下ろせて、大好きな展望の一つです。鳥になって空を飛んでいるような気分になります。今日は残念ながら少し雲に覆われていました。
 ゆっくりと至福の時間を過ごしました。
笙ヶ岳から酒田方面の展望、大好きな景色です 笙ヶ岳山頂で至福のひと時を過ごしました

 11:30、名残惜しいですが山頂を後にします。長坂道T字分岐を過ぎて御浜小屋へ向かう途中からは、右手に鳥海湖とその奥に鳥海山を望めます。ここの展望も素晴らしいです。
鳥海湖と鳥海山、素晴らしい展望です  御浜小屋から望む鳥海山

 御浜小屋を経由して、14:00、無事に大平登山口に到着しました。

 今日の成果は、活動時間=5時間49分、距離=9.5km、累積標高差=807m。

 今年も沢山のお花に出逢えた楽しい山行でした。計画してくれたKさんに感謝します。楽しい一日をありがとうございました。