会山行紀行文 2023年
10/11(水)-13(木)
天候:下記記載
(ちゃうすだけ・あさひだけ・さんどこやおんせん)
茶臼岳・朝日岳
・三斗小屋温泉

1915m 1896m
          
参加者 (紀行文) 2070 S/F
No−138 グレード:C上  15名
 担当リーダー 2070 S/F (男性4名・女性11名) (写真)2414K/N 2070S/F
≪コースタイム≫
≪10/11 晴・強風≫
新潟駅南口(6:10)=新鶴ETC=峠の茶屋駐車場(9:35-9:45)…峠の茶屋小屋(10:30-10:40)…朝日岳(11:20-11:30)…朝日の肩(11:35-12:00)熊見曽根(12:10)…隠居倉(12:40-12:55)…三斗小屋温泉煙草屋(13:45)
≪10/12 晴≫
)三斗小屋温泉煙草屋(7:15)…沼原分岐(7:30)…沼原三斗小屋分岐(8:00)…姥ヶ原、ひょうたん池(8:35-8:50)…牛ヶ首(9:45)…鉢巻道…茶臼岳山頂(10:40-11:10)…峰の茶屋跡避難小屋(11:45-11:50)…峰の茶屋県営P(12:25-12:30)=道の駅(13:40-14:25)=新潟駅南口(16:50)
≪紀行文≫
〜〜〜紅葉と大展望、そして温泉を満喫しました〜〜〜
 実施数日前に我々が歩く朝日岳で大きな遭難事故があり、また実施日も遭難発生時と同様の天気(雨は無いが暴風)予報で実施を躊躇うが、万が一のサブルートも用意し実施となった。

≪10/11≫
 登山口の駐車場に着くとやはり風は強い、
 ただ青空が広がり晴れており、先ずは予定通り峠の茶屋跡迄行くことにした。

 駐車場から少し上がると山の神の鳥居があり、此処が登山口になっている。
 歩き始めは、しばらく明るい樹林帯歩きとなる。
歩いたルート(クリックで拡大)
峠の茶屋駐車場 山の神鳥居から登山開始  暫くは緩やかな樹林帯

 しばらく登って行くと木々の切れ間から、今日登り予定の朝日岳や明日の茶臼岳が観えてきて、樹林台から出ると左右に展望が広がり、山の斜面の紅葉も美しい。ただ風が強い。 
朝日岳 茶臼岳 樹林帯を抜ける

 朝日岳との分岐点峠の茶屋跡避難小屋付近は予想通り猛烈な風、ただ過去の経験値から予定通り朝日を目指すことにした。
今日の予定剣ヶ峰から朝日岳 峠の茶屋跡避難小屋が直ぐ 強風の中、休憩

 避難小屋から朝日岳のルートはそのほとんどがヘツリ道で、危険な場所には鎖が設置されている。ヘツリ道が終り岩場の急登を登りきると朝日岳の肩に到着。目の前に朝日岳山頂が観える。
剣ヶ峰を巻く 危険なヘツリ道が続く 漸く朝日岳の肩に到着(山頂は直ぐ)

 山頂は猛烈な風で身体が浮き上がりそうになるので集合写真を撮って直ぐ下山となった。
山頂での集合写真(2班の皆さん) 1班の皆さんとCLとLL

 肩の小屋まで戻り、少し風が弱くなる箇所を見つけて昼食休憩(それでも風は強く長居は出来なかった)。
 昼食後は熊見曽根に向かい、熊見曽根からは隠居倉につながる稜線を歩いた。
 この稜線から望む朝日岳や剣ヶ峰、茶臼岳はとても荒々しく見応えがある。
朝日岳の肩で昼食 熊見曽根 隠居倉(後方は茶臼岳)
熊見曽根から隠居倉への稜線から望む朝日岳

 隠居倉からは一気に下りとなり、足元に注意が必要。時々顔を上げると紅葉が美しい樹林帯。
 少し硫黄の匂いを感じ始め前方に湯気が見え始めると間もなく三斗小屋温泉の源泉に到着。
 かなり厚い蒸気を噴出していた。
急な下りに足元注意。 見上げると紅葉が美しい 三斗小屋温泉の源泉

 その後、温泉神社にお参りし、予定通り三斗小屋温泉煙草屋さんに無事到着。到着後は露天風呂や内風呂を堪能した。
 煙草屋さんの従業員はとても感じが良かった。
三斗小屋温泉煙草屋 紅葉を見ながらの露天風呂 夕食はステーキがメイン(美味しい)

≪10/12≫
 昨夜は早寝の為、早朝暗い内から目覚めたため、星空を観ながら露天風呂を楽しんだ。

 今日は、会津街道を少し会津方面に歩き、姥ヶ平経由茶臼岳を目指す。

 出発前に全員で集合写真に収まった。

 宿を出発し暫くは街道歩き、そして沼原分岐から右折し、どんどん柳沢に向かって降り、木の橋.に着けば最下部となる。
 此処からは多少のアップダウンはあるが登り返しとなる。

 この登り返し、冬場は道迷いがし易い。
出発前に集合写真
沼原分岐 最下部の柳沢に掛かる橋

 少し難儀な登り返しを上がりきると沼原、三斗小屋分岐。此処から姥ケ平経由で牛ヶ首を目指す。
 姥ケ原付近まで上がると紅葉がとても美しい、その紅葉の木々の間から、茶臼岳が顔を出してくれた。
沼原、三斗小屋分岐 姥ケ平入口付近の紅葉 紅葉の向こうに茶臼岳

 しかめっ面した姥像前に荷物をデポし、瓢箪池に。向かう木道からの展望も最高。
 瓢箪池では水面に逆さ茶臼と紅葉がとても綺麗に写っていた。また、昨日歩いた朝日岳から隠居倉までの稜線もとても美しく望めた。
姥像 瓢箪池に向かう木道 瓢箪池に写る逆さ茶臼と紅葉
 
 瓢箪池から望んだ昨日歩いた稜線を見上げる

 姥ヶ平を後に牛ヶ首に向かう。結構な登りだが振り返ると姥ヶ平の紅葉がとても美しい。
 漸く牛ヶ首迄上がり休憩。此処からは南月山への稜線や見上げると茶臼岳の荒々しい側面が望める。
 振り返ると紅葉の姥ヶ平 牛ヶ首後方が南月山への稜線  茶臼岳

 牛ヶ首から茶臼岳を反時計回りに進むと眼下には素晴らしい紅葉の森、遥か遠くを観ると茶臼岳への登山道には多くの登山者の列、平日なのに凄い人出。茶臼への登山道に入ると先ずは昨日登った朝日岳が大きく望める。
 眼下には紅葉  登山道に登山者の列  昨日歩いた朝日岳

 途中ひときわ目立つ大岩で休憩。岩の上に立つと大展望が広がる。
 大岩を過ぎると山頂直下の岩場の急登を慎重に登りきると茶臼岳三角点(意外に知られていない)。
 後は山頂までなだらかな道。
大岩に立メンバー 直下の急登 三角点到着

 山頂の祠にお参りし、山頂標で集合写真、そしてティータイム休憩を楽しんだ。  
山頂に建つ祠
山ティータイム休憩  山頂標の前で集合写真

 下山は噴火口を回る御鉢巡りからスタート。
 荒々しい噴火跡の御鉢巡りを経て峠の茶屋跡避難小屋へ向かった 
 御鉢巡りスタート  荒々しい噴火跡  峠の茶屋跡避難小屋手前

 峠の茶屋跡避難小屋で最後の休憩をして一気にバスが待つ峠の茶屋駐車場に向かった。
 樹林帯に入るまでは左右の素晴らしい展望に幾度もストップ。
 全員無事に辿り着いた駐車場から振り返ると朝日岳が「また来いよ」と見送っているように観えた。 
 峠の茶屋跡避難小屋に見送られ  素晴らしい展望に見送られ  「また来いよ」と朝日岳
 帰路、道の駅下郷で遅い昼食休憩。

 後は新潟に戻るのみ。
 新潟にはなんと一分の狂いも無く到着。

 参加されたメンバーが素晴らしく
 感謝感謝でした。 
 道の駅下郷テラスで昼食