会山行紀行文 2023年
10/11(水)
曇り時々晴れ
美人林と十日町の棚田  参加者 (紀行文) 1862 Y/I
No−T48 グレード:E 17名
 担当リーダー 1862 Y/I (男性5名・女性12名) (写真) 1862 Y/I
≪コースタイム≫
新潟駅(8:05)=道の駅松代ふるさと会館(10:05-20)=星峠の棚田散策(10:45)=儀明の棚田(11:00)=蒲生の棚田(11:20)=美人林(昼食・散策11:30-12:55)=松之山温泉鷹の湯(入浴13:15-15:00)=新潟駅(18:00)
≪紀行文≫
〜〜〜日本の原風景を愛でる大人の遠足〜〜〜

 十日町市松之山、松代地域は日本の原風景が広がるエリアです。

 日本の里100選にも選ばれており、秋の棚田の風景に感動と安らぎを感じるトレッキングでした。

 棚田のビューポイントは15ヶ所ありますが、今回、星峠と儀明、蒲生の棚田3ヵ所に行きました。

 ただ、この棚田の最も美しい時期は、田植え前後の水が張られた風景なのかもしれません。
 
星峠の棚田、水が張られているともっと素敵 
ビュティフル!思わずシャッターを押します 次に儀明の棚田、今年の紅葉は遅い ;蒲生の棚田にも絶句、
後ろの大きなもみじの紅葉はまだ

 次に、丘陵を覆うように樹齢100年ほどのブナ林が広がっていました。大正末期、木炭にするため、この辺りのブナは全て伐採され原野となりました。その後、一斉に育ったブナの林は、すらりとした立ち姿が美しいことから「美人林」と呼ばれるようになりました。ただ、今年の異常気象のせいか、池の水は、干上がる寸前のように少なく濁っていて、鏡に映る美人林は残念ながら見られませんでした。しかし、野鳥も多く、小鳥の囀りを聞きながらの散策は格別でした。昼食後、参加者の方から野点も点てていただき、風情ある秋を楽しみました。
美人林の散策が始まりました。
池の水少ない
この見事なブナ林、身も心も爽やかに 落ち葉カサコソ、みんな上を向いて
どうですか!この姿 看板入れてもう1枚パチリ ふむふむなるほど、興味津々
93歳を迎えるK師匠の恒例の野点、
美人林にピッタリ
薬師堂、結婚した初婿を雪の斜面へ
投げ落とす小正月の伝統行事
;美人集合!これ全体で美人林です

 そんなに疲れるようなトレッキングではありませんでしたが、最後に、開湯約700年の歴史の湯、日本三大薬湯の一つ、「松之山温泉鷹の湯」で疲れを癒しました。本来は、雲海の見える温泉「芝峠の雲海」に入る予定でしたが、この日は定休日、下調べの未熟さを反省しました。

 53歳からもうじき93歳の誕生日を迎える方まで、幅広い年齢層からなる17名の和気あいあいのトレッキングでした。時間的にも余裕があったため全般にのんびりとした散策でした。まさに「大人の遠足」を堪能しました。