会山行紀行文 2023年
6/19(月)
晴れ
駒止湿原・高清水自然公園
参加者 (紀行文) 2048 Y/N
No-T30  グレード:E 28名 (俳句) 557 T/K
 担当リーダー 2048 Y/N
(男性6名・女性22名) (写真) 2195 M/I 2048 Y/N
≪コースタイム≫
新潟駅(6:10)=(磐越道)新鶴IC=駒止湿原散策・昼食(11:00-12:40)…湿原駐車場(13:50-14:00)=高清水自然公園(14:40-15:20)=新潟駅(19:00)
≪紀行文≫
~~~素晴らしかった満開のヒメサユリ~~~

 梅雨の晴れ間に福島県南会津町、駒止湿原と高清水自然公園へお出掛けです。
 どちらも車道が狭く大型バスが入れず小型バス2台で駅南を出発。

 一般道の通行止め等があり予定より遅くなりましたが先ずは湿原の木道歩き。
 駒止湿原は駒止峠の頂上付近、標高1,000~1,200mに点在する湿原の一つで冬は3~4mの積雪が有り、半年は雪に閉ざされている。ここは「大谷地」「白樺谷地」「水無谷地」の湿原があり470種を超える植物は地元の方に守られているようです。
 今日は「大谷地」と「白樺谷地」を散策。新緑のトンネルを抜け木道に変わると一気に視界が開け一面の草原。草原の緑に、空の青、そして白い雲、最高のお出迎えでした。

 (俳句) 梅雨晴れの会津路今日は山日和     辿り着く湿原さはと風涼し
大谷地と白樺谷地を歩きます。 湿原迄のプロムナードは緑のトンネル 一気に視界が開けて別世界

 昨年、同じ頃に来た時はワタスゲで白一色だったのに今年は残念、霜被害を受け全滅。
 ニッコウキスゲの蕾は固く開花は先の様。花が少ない中、ヒオウギアヤメ、レンゲツツジ、ウラジロヨウラク等に癒される。

 (俳句) わたすげの名残りの花穂ほつほつと   湿原に華やぎ添へし山つつじ
      万緑の中の野点や忙しなく         青空へ揺らぐ白樺夏木立


レンゲツツジ ナツトウダイ ツマトリソウ
サワフタギ 花が少なくチヨット淋しい景色ですね。 タニギキョウ
ヒオウギアヤメ サワラン ワタスゲ
賑やかに長い列が続く。 青空に白い雲、それに白樺、良いですね。 ヤチスギラン(秋に花が付きます)
林道の日陰で昼食 青空の下、抹茶を頂く 白樺、ダケカンバの林道

 昼食後はバス移動で高清水自然公園へ向かう。公園のヒメサユリ群生地も標高が高い所で「天空のヒメサユリ」と呼ばれ、日本最大規模のヒメサユリが自生している。
 パンフレットを手に入り口へ進むと、見渡す限り緑の絨毯の中に淡いピンクのヒメサユリが風に揺れている。ヒメサユリは種から繫殖し、一輪の花が咲くのに4年、咲き誇る迄に7~8年の歳月が必要のようです。満開のヒメサユリの中を存分に散策しました。

 (俳句) 姫小百合並ぶ九十二若やいで
ウラジロヨウラク シャクナゲ 可憐ですよね。
 集合写真   大忙しのカメラマン
この景色、絵になります 花が10ケ付いてる 濃いピンクでした。

 今日は、体調を崩されて3名の方がキャンセルされましたが、この満開のヒメサユリを見れなかった事がとても残念でした。
 帰り、道の駅で物色したお土産を手に予定時間より30分遅れでバスを降りました。