会山行紀行文 2023年
12/12(火)-13(水)
天気:本文にて
(いしわりやま・ちょうじゃがだけ)
石割山・長者ヶ岳
1412m  1335m
参加者 (紀行文) 2044 S/H
No−134  グレード:C  24名
 担当リーダー 2044 S/H (男性8名・女性16名) (写真) 2288 M/N
≪コースタイム≫
≪一日目≫
新潟駅(6:00)=山中湖IC=登山口(12:20-12:35)…石割神社(13:05-13:25)…石割山(13:40-13:55)…平尾山(14:25-14:40)…登山口(15:10-15:25)=崇岳荘(15:40)
≪二日目≫
宿(7:40)=登山口(9:05-9:20)…長者ヶ岳(11:15-11:25)…登山口(13:25-13:45)=白糸の滝(13:55-14:15)=甲府IC=新潟駅(20:45)
≪紀行文≫
〜〜〜青空に映える富士を眺めつつ〜〜〜

 12月の富士山を見る一泊二日の会山行、今年も昨年に続き初日は雨の予報だった。二日目は晴れる予報だったので中止は考えなかったが、一日目は観光とバス会社と相談していた。しかし前日の天気予報で雨が晴れに変わった。昨年と同じだ。二日間とも晴れて綺麗なそして大きな富士山を期待できると、そして今回は一日目は東側から見る富士、そして二日目は西側から見る富士、どんな姿を見せてくれるのか、期待して当日を迎えた。

≪一日目(曇りのち晴れ)≫
 24人の会員を乗せたバスは鉛色の空の新潟を出て一路関東を走り談合坂SAに向かった。そこで30分の昼食タイム、早めの昼食を取り、山中での行動時間を多くするためだ。
 登山口には12時20分に到着、30台ほど駐車可能だが、この日は一台もなし。雨の予報だったので、石割山は楽山会貸し切りの山となった。
 トイレを済ませ登山の準備、そして赤い鳥居をくぐり403段の階段を登りはじめる。

 いきなりの急な階段、これをゆっくりと進まないと、階段は途中で右に折れる、それが下からは見えない。「え、まだ階段が続くの。」「403段といいましたよ。」階段が終わるとそこが富士見平、この日は曇りで富士山は見えない。とりあえず休憩。東屋があるが椅子は濡れていた。

 今度はゆるやかな山道を30分ほど歩くと石の字に割れた大岩の鎮座する石割神社だ。ここの御神体の大岩の割れ目を3回くぐると海運の御利益があると説明していたので、ほとんどの会員が3回ぐるぐるくぐった。はたして年末のジャンボ宝くじがあたったのか、もし当たったら私にも分け前をくださいね。
石割山コース軌跡
403段を登る 石割神社着 時計回りに3周する

 道はここからやや急登になり15分ほどで石割山山頂だ。富士山が大きく見えるのだが平尾山からがもっときれいに見えると集合写真のみ撮って、急な下り坂をロープに捕まったりして下るのでした。
 山頂で休憩
石割山集合写真 平尾山へ向かう

 やがて道は平たんになり少し登ると平尾山の展望台に着く。そこで15分の休憩、目の前に大きく広がる富士の絶景、下には山中湖、晴れて良かったなあと、後は駐車場まで急な下り坂を降りたのでした。

 そこから楽山会の常宿崇岳荘までバスで15分、夕食は18時の予定なのでゆっくりとお風呂に入りのんびりと過ごしたのでした。
 
 平尾山からの眺望 マユミの実かな 
平野口へ周回 渡渉もありました 無事下山

≪二日目(晴れ)≫
 朝食は6時半、それまで宿の前の山中湖湖畔で富士山を眺める。多くのカメラマンもいて富士山を見る絶景ポイント、アヒルだが白鳥だかわからないけど白い鳥と戯れる会員も、そして富士山を望める宿の食堂、朝食を食べている、ちょうどその時が赤富士の時、朝食を中断して窓からシャッターを押す会員も。
長者ヶ岳コース軌跡 Am6:50 宿泊した崇岳荘前からの赤富士 崇岳荘前の山中湖畔

 バスは予定通り7時40分発、富士山を北側から眺めながら田貫湖まで、湖畔の駐車場が登山口だ。
 トイレを済ませ、また田貫湖からの絶景富士山を眺めながらの登山準備、トイレ横の階段を登りだす。
バス車内から富士山を撮影 田貫湖登山口に到着 Am9:10 スタート

 杉林の中の暗い山道、やがて尾根道と交差、そこで休憩、ここからは広い尾根道、階段もあるのだが、その横を歩いたり、そして25分ほど行くとベンチのある休憩場所、ここで振り返ると大きな富士山が望まれる。
階段もあるが広い尾根道 展望テラスで撮影タイム ツツジが咲いていた

 青空に富士山、西側からの富士山は大沢崩れが中央に見ることができ、東側とはまた違う姿を見せてくれる。
 ゆっくりと杉林の中の尾根道をさらに進む、やがて道は急坂となり山頂は近い。

 途中すれ違う登山者もいたが道が広いので道を譲ることもない。

 そして急な坂道を我慢して登ると山頂に到着、全面には大きな富士山、振り返ると白い雪を被った南アルプスの山々、あれが北岳、そして間ノ岳、聖岳等々、青空の下に実によく見えたのでした。

長者ヶ岳山頂から塩見岳、北岳方向
パラグライダーが飛来した
 長者ヶ岳集合写真
長者ヶ岳からの眺望

 ここでは20分ほど休憩の後下山にかかりました。下山の途中、休暇村分岐に来た時に、みんなの意見を聞き、休暇村方面に道を変更しました。同じ道より別な道を、少し時間がかかってもと30分ほど多く歩きますが、新鮮でいいかもと。

 休暇村からは湖畔をさらに20分ほど富士山を見ながら歩くと駐車場です。

 帰りの支度、バスに乗り白糸の滝を大急ぎで見物、そして山道を甲府に向けて走り鉛色の空の新潟に戻ってきたのでした。

 今回も誰も遅れないで、みんな一緒に山行を満喫した。今年の山行もこれで終わるが来年もいろいろと面白い素敵な山行が待っていますからね。
オマケの「白糸の滝」見学