会山行紀行文 2023年
11/16(木)
晴れ
(わしがすさん)
鷲ヶ巣山

1093m
参加者 (紀行文) 2288 M/N
No−130  グレード:B上  9名
 担当リーダー 2186 K/K (男性4名・女性5名) (写真) 2288 M/N 
≪コースタイム≫
の駅加治川発(5:00)=縄文の里駐車場発(6:00)…林道登山口発(6:10)…鷲ヶ巣山避難小屋着(7:30)…前ノ岳着(7:50)…中ノ岳着(9:10)…鷲ヶ巣山頂(10:40-11:20)…中ノ岳着(12:50)…前ノ岳着(13:50)…駐車場着(15:10) - 現地解散(15:20)
≪紀行文≫
〜〜〜信仰を集める県北の名峰に登る〜〜〜

 「何時かは」と思い続けていた県北のランドマーク鷲ヶ巣山はヒルの山、登れるのは今の時期しかありませんが三峰 + αを大きく登り返さなければなりません。

 悪天候予報のため計画を2日前倒し、参加者は6名減の9名ですが健脚メンバーばかり、「ついて行けるかな」と不安を感じながら縄文の里をスタートしました。
コースと活動概要(クリック拡大) ヘッデンでスタート 林道の登山口

 外気温は7℃、ダウンを着込んで杉林の中を進むとやがて明るくなり体も暖まってきました。

 落ち葉と木の根に足を滑らせながら“難行苦行を体験できる信仰の山”をひたすら登り続けます。
 喘いで喘いで後を追いますが“楽山なでしこ”に追いつきません、頭の上で声がするので「休憩かな」と思うと一行は急登を楽しむ様に登り続けています。
 途中の避難小屋でやっと一息つきますがその先も急登が続きました。

 2時間弱でやっと展望の開ける前ノ岳に登り着きましたがまだ三分の一しか進んでいません。
鷲ヶ巣山避難小屋 雲海と朝日連峰 左=中ノ岳 右=山頂

 眼下の三面ダムを眺めて直ぐ、目の前の尖ったピーク中ノ岳を目指しましたが今度は一旦激しく下ります。
 長い急降下の後は激しい登り返し、「そのピークだな」と思ったトンガリはニセモノでした。

 前後の清く正しく美しいタカラジェンヌから「止まるな、登れ!」と厳しい指導を受けて後押しされますが足が上がりません。

 気力でオマケのピークを登り返して左に折れ、展望抜群の中ノ岳に登り着きました。
 少しだけ長めの休憩で朝日連峰を眺めましたが前倒しで都合のつかなかった方々に申し訳ない様な展望でした。

 体力、気力の消耗を隠して作り笑顔で集合写真に納まり最後のピーク、本峰へ向かいます。
8515 () 8519 () 8528(
ダケカンバの急登 朝日連峰を遠望 中ノ岳にて(クリック拡大)

 ところがその先は半雪道で小ピークの大日如来尊を過ぎると又々ガッカリする様な激下りです。
 ここでも一行は谷底まで下って激しい急登を難無く登り返します。
 恐るべし!“楽山なでしこ”

 目の前が山頂の筈だと最後の一頑張りをしますが又も「だまかし坂」に騙されて落胆。
ここから先は半雪道 大日如来尊 だまかし坂に騙された

 午前10時40分、4時間40分で美女に後押しされてB上の鷲ヶ巣山頂に立ちました。
山頂到着 ランチタイム 山頂集合写真(クリック拡大)

 ガイドブックには「近隣に類を見ない秀峰」と書かれていますが正に難行苦行に耐えて登った者だけが見られる光景が広がっていました。
朝日連峰 正面は祝瓶山 弥彦山、角田山方向

 雪の積った山頂広場で360度の大パノラマを堪能してランチタイムの後、後ろ髪を引かれる思いで下山にかかります。

 落ち葉に覆われた登山道をアイゼンを装着しても滑りまくって、ズボンの尻を泥だらけにしながら全員無事縄文の里に下り着きました。
下山、中ノ岳、前ノ岳方向 山頂を振り返る 無事下山

 この時期にしか登れない山、時間との闘いの山にリーダーの適切な判断と安全対策によりとうとう登った、苦しかったけれど思いを果たした、との思いで一杯です。
 ありがとうございました。