会山行紀行文 2023年
10/26(木)
晴れ
(いいじさん)
飯士山

1111m
参加者 (紀行文) 2288 M/N
No−116  グレード:C 26名
 担当リーダー 2048 Y/N (男性6名・女性20名) (写真) 2288 M/N
≪コースタイム≫
新潟駅南口発(7:10)=岩原スキー場駐車場発(9:40)…南コース登山道…飯士山山頂着(11:50-12:50)…東コース登山道…駐車場着(14:20)…岩原スキー場駐車場発(14:30)=新潟駅南口着(16:50)
≪紀行文≫
〜〜〜絶景・錦秋の新潟百名山〜〜〜

 テンクラは終日A 、五十年前に登ったきりの飯士山へウキウキした気分で出発しました。

 飯士山は旧塩沢町上田地区と湯沢町の境界に位置して穀物 (米) の神を祀り、富士山の形に似ている事から上田富士と呼ばれています。

 ユッタリした車内で山の紅葉情報を交換しながら、マンションやロッジ街を通って岩原スキー場に到着、駐車場から正面の尖った山頂を見上げながらリーダーの説明を聞きました。
今回のコース(クリック拡大)
駐車場から山頂を望む 山容概念図 リーダーの概要説明

 加山雄三親子ゆかりの岩原スキーロッジは既に無く、近くの加山キャプテンコーストスキー場も十数年前に閉鎖したとの事でした。

 緩斜面のゲレンデをゆっくりペースで周囲の景色を眺め、秋風に吹かれてランチャーズと加山さんの母親、小桜葉子さんの話しで盛り上がっています。
ゲレンデ登り 紅葉真っ盛り まだまだ余裕です

 「私達はAKB48の年代だから、その人達は知らない」と強弁するメンバーの話しに大笑いしながらペアリフト終点で大休止、ここから登山道が始まります。

 最初のゲレンデ登りから一変、登り一直線の登山道をロープに掴まりながら頂上を目指しました。
登山道が始まる 紅葉のトンネル 888m標柱

 急登に喘いでいると目の前に真新しい「999m」の標柱が設置されており、スコップが置いてあります。

 更に登り続けると作業服姿の二人の若者とスライド、「999mの標柱は先程設置したばかり、皆さんが最初ですよ」との事、ラッキー!!
正面が山頂 999m標柱 もう一頑張り

 その先に、以前登り口だけ下見に来た事が有る神弁橋コース分岐がありましたがトラロープが張られ「危険 通行禁止」の札が下げられていました。

 白い岩の壁に見える頂上直下の急登を鎖に掴まって最後の一頑張り、2時間10分で飯士山山頂 (トマノ峰) に到着しました。
岩場登り 最後の急登 鎖場の登り

 八海山、巻機山、大源太、谷川岳、仙ノ倉などの山頂部分は雲に隠れましたが見通しを妨げるものは何もありません。

 曇り始めていた空も少しづつ青が優勢になって来ました、メンバーの体調を気遣うリーダーの配意で“長めと眺めのランチタイム”で大展望を楽しみました。
八海山、巻機山は雲の中 ランチタイム 関越道とマンション群

 眼下にはかつて“東京都湯沢町”と呼ばれた原風景が広がっています、「来年は判らないから」と言う周囲の会話を自分でも実感、「もう来ないよ」と独り言!
一班集合写真(クリック拡大) 二班集合写真(クリック拡大) 三班集合写真(クリック拡大)

 下りは時計回りに東コースへ周回、ゴンドラ駅終点広場 (オキノ峰) で大休止、絶景・錦秋の新潟百名山を振り返りました。
下山開始 岩場下り 山頂を振り返る

 その先はスキー場の管理道路とフワフワのゲレンデ下り、ルンルン気分でバスに戻りました。

 天候と楽しいメンバーに恵まれて大満足の一日でした。リーダーの優しいペース配分と気配りに感謝します。
 ありがとうございました。

 感動の余り、バスに靴を忘れたメンバーがいたそうですが紀行文の構想を考えていたのかな