会山行紀行文 2023年
10/5(木)
曇り後雨
(たにがわだけ)
谷川岳

1963m(トマノ耳)
参加者 (紀行文) 2070 S/F
No−103 グレード:C上  22名
 担当リーダー 2070 S/F (男性5名・女性17名) (写真) 2472M/I 2070S/F
≪コースタイム≫
新潟駅(6:10)=水上IC=RW乗り場(8:130-8:45)≒天神平(9:00-9:05)…避難小屋(9:55-10:00)…肩の小屋(11:20-11:50)…トマノ耳(12:00-12:05)…往路…天神平(14:30-14:45)≒RW乗り場(15:00-15:20)=往路=新潟駅(17:45)
≪紀行文≫
〜〜〜山頂付近で最悪の天気に急変〜〜〜
 何日も前から天気予報を眺め判断に迷いましたが、登山口のあるみなかみ町は天気も悪くなく、テンクラ予想は先ず先ずと言うことで会山行を実施。
 ただメンバーにはオキノ耳迄は行かないかもしれない、昼食も避難小屋まで降りてからになるかもしれないと説明。
 谷川岳ロープウェイ乗り場に到着する頃は風も無く穏やかな天気。
 ロープウェイも風に揺れることも無くゆったりと進み眼下の景色を楽しむことも出来た。

 ロープウェイ天神平駅に着くも、晴れてはいないものの所々青空もあり、遠くの山々も望め登山日和と言ったところ。
 天神平で各自体操などをして出発準備完了。
 
 今回のコース(クリック拡大)
RW乗り場駐車場で準備 ゆったりとRW 天神平駅到着

 歩き始めて直ぐに鐘を鳴らす余裕、向こうに白毛門がくっきりと観えていた。
 登山道は差ほど傾斜はきつくは無いが、歩き辛い道や、濡れた木道等が続くため、全員で声を掛け合いながら進んだ。
鐘を鳴らして出発(後方は白毛門)M/I 歩きやすくは無いが急でもない 木道も結構ある(滑り注意)

 木々の間からはこれから進む嶺や西黒尾根などが青空の下に観えいい雰囲気見せてくれた。
木々の間から西黒尾根やザンゲ岩付近が望めた M/I

 穏やかな道を進み熊穴沢の避難小屋で長めの休憩、此処迄ほぼ予定通り。
 小屋を過ぎてからはいよいよこのコースの本番と言うべきか、鎖場、ロープ場、梯子などが続き、気が抜けない登りが続く。
熊穴沢の避難小屋 鎖場、梯子。ロープが連続してくる

 視界も広がり美しい紅葉混じりの展望が広がって観えたが頂上部が雲に覆われ始めてきた。
近くの木々や遠望から秋を感じながら M/I

 そして、天狗のたまり場付近に来ると展望も少なくなり益々雲が覆い始め、やがて雨。
天狗のたまり場到着 このころからガスが覆い始める M/I

 そして山頂に近づくと強風と濃い霧が混ざり最悪の事態に。一気に山頂に行かず肩の小屋にお願いし昼食休憩と取らせて頂き、その間に山頂に行くか否かの判断をすることにした。
 結果的は何とか山頂(トマノ耳)に立つ事は出来たものの猛烈な風雨の為直ぐ下山。
暴風雨の中、肩の小屋に到着
激しい風と濃霧の中下山 谷川岳山頂(トマノ耳)で何とか集合写真

 今回はかなり困難な登山を強いられたがメンバーに恵まれ全員何とか無事に下山することが出来た。

 追記:ニュースで那須朝日岳4人遭難事故を見聞きし我々も一歩間違えばと考えてしまいました。