会山行紀行文 2023年
10/3(火)
晴れ
(くまのだけ)
熊野岳(蔵王)

  1841m
参加者 (紀行文) 2288 M/N
No−137 グレード:C 28名
 担当リーダー 2339 C/T (男性7名・女性21名) (写真) 2288 M/N
≪コースタイム≫
新潟駅南口発(6:00)=蔵王刈田岳山頂駐車場発(10:20)…刈田岳山頂着(10:30)…熊野岳山頂(11:50-12:25)…地蔵山山頂着(13:10)…三宝荒神山着(13:50)…RW山頂駅発≒RW山麓駅駐車場発(14:55)=新潟駅南口着(18:40)
≪紀行文≫
〜〜〜大人の遠足パートU 強風の百名山〜〜〜

 今回は申込者多数のため二回に分けて催行され、私達は当初計画から三日後のパートUに参加させていただきました。
 当日のテンクラはC、下山する頃Aに変わる予報でしたが上山市に入ると蔵王連山がくっきりと見え始め、バスの車内は一気にテンションが上がりました。

 しかし、眼前の山容説明をするリーダーの顔色は優れず、途中で引き返したパートT参加者の事を慮ってか、笑顔の中に翳りが見えました。

 予定時間通り蔵王ハイラインの山頂駐車場に到着、強風の中で登り支度にかかります。

 レストハウス内でリーダー指示の後スタート、一旦逆方向の刈田岳 (1,728M) まで登って刈田峰神社に参拝、四山縦走の安全を祈願しました。
歩いた軌跡(クリック拡大)
レストハウスに集合
 刈田岳へ向かう 刈田岳山頂 
 風と寒さのためレインウェアーを完着、右下の御釜を眺めながら赤い屋根の熊野神社を目指します。

 馬の背で御釜をバックに集合写真を撮るのですが、噴火口の湖面は下に位置するため上手く撮れません。

 石がゴロゴロして濃霧誘導柱の連続する馬の背からゆったりした山頂を眺めながら進みました。 
 御釜を見て一旦下る 馬の背  
 濃霧用の柱
御釜をバックに集合写真 御釜眺め

 1時間20分程で熊野岳山頂に到着、風を避けて熊野神社の陰でランチタイム、裏へ回ると火山地震観測点があり、火山に拘るリーダーの意図がやっと理解できました。
風を避けてランチ
熊野岳山頂 火山山行の拘り

 三座目の地蔵山 (1,736m) へのルートも石がゴロゴロです、風は治まって来ましたが慎重にゆっくりゆっくりと下ります。
地蔵山への下り  ? 地蔵山への登り返し

 登り返して地蔵山山頂(1,736m)で大休止、赤と黄色が混ざった斜面の中に真っ赤なロープウェーが登って来る光景に見入って一行は動こうとしません。
ロープウェー
紅葉が始まっていた 地蔵山集合写真

 「もう一ヤマ有るんだヨ!」と促されて笹薮の中をロープウェー山頂駅のある地蔵尊広場まで下り、目の前の三宝荒神山 (1,703m) への登りにかかります。
 蔵王地蔵尊
紅葉の走り 三宝荒神山頂

 リーダーと会計の配意により広場へ下山と同時に搭乗券を準備していただき、「花の自然歩道」を周回して下山、ロープウェーを乗り継ぎ、午後2時40分、バスの待つ山麓駅駐車場に無事下り着きました。
三宝荒神山を振り返る 樹氷高原 無事下山
 「高畠ワイナリーの無料試飲にも立ち寄るのか ?」、「それはパートTの話しだよ、今日は四つも登ったからもう帰るんだヨ!」車内では楽しい話題が続いています。

 帰路、「道の駅 飯豊」に立ち寄ったところ、お土産コーナーに並べられた松茸は5万4千円でした。

 朝早く少々嫌な顔はしましたが優しく送り出してくれた妻へのお土産に松茸を、一日四座を踏破した自分にはワンカップ飯豊 (255円) を手にしたのですが 、 、、
5万4千円 ワンカップ飯豊山 概念Map(クリック拡大)

 つい先日までペットボトルを何本も担いで山行に出かけたのに、国道113号線の路肩にはもうススキの穂が揺れていました。
 熊野岳 (蔵王山) パートUは前半こそ強風でしたが天候と楽しいメンバーに恵まれて大満足の一日でした。

 リーダーの綿密な計画と楽しい山行運営に感謝します。ありがとうございました。