会山行紀行文 2022年
6/13(月)
曇り
(しょうがだけ)
笙ヶ岳

1635m
参加者 (紀行文) 2070 S/F
No−57 グレード:C上  34名
 担当リーダー 2070 S/F (男性9名・女性25名) (写真)2070SF・2097TY・2148HH
≪コースタイム≫
新潟駅南口(5:00)=鉾立駐車場(8:50-9:05)…御浜小屋(11:00-11:10)…笙ヶ岳(12:20-12:50)…川原宿
…賽の河原…駐車場(14:45-15:00)=新潟駅南口(19:10)
≪紀行文≫
〜〜〜雄大な雪原歩きとハクサンイチゲの群落に満足〜〜〜

 毎度の如く、実施一週間前から天気予報が気になり、今回は前日ギリギリまで迷った。何せ前日まで幾度も幾度も予想が変わり続けていた。

 結果、昼前から良くなると最終予報を信じて出発。

 長いバス旅で辿り着いた鉾立登山口は残念ながら雲の中で霧雨。
 駐車の車もまばら。

 霧雨の中、お店の中をお借りし、雨具などを着て準備を済ませる。

 各自ストレッチを済ませ、リーダーから簡単な説明の後、登山届を提出し出発。

 登り始めはコンクリートで出来た階段状の登山道を登る。両サイドに春の花々がお出迎え。
 歩いたコース(クリックで拡大)
霧雨?雲の中?出発前の説明 いざ、出発 最初は綺麗な階段が続く

 石畳上の登山道に入るころには雨も上がり、最初の休憩はお色直しを兼ねた。
 休憩後暫くすると、雪原のお出迎え。(ここはアイゼンは不要) 
石畳のような登山道 雨も上がり“お色直し休憩” いよいよ雪原登山開始

 雪原に上がってみれば長い雪原が続き、ゆっくり慎重に高度を稼いで行くと青空が顔を出し、とても美しい景色が広がった。
 斜めの雪原では休憩が出来ないで少し頑張り平らな場所で2回目の休憩を取った。
滑らないように慎重に足を進める 青空が出てきました 雪原の平らな部分で休憩

 休憩の後、雪原は右手に笙ヶ岳への道(踏み跡なし)、左手は賽の河原、御浜小屋経由鳥海山山頂への道。
 我々は御浜小屋を経由する為左手の雪原を進んだ(此処は濃霧なると迷いやすい)。
 雪原を登り返し、一旦雪原から出ると直ぐにお浜小屋到着。
賽の河原通過 御浜小屋に向かって雪原を登る 御浜小屋が観えてきました

 御浜小屋でのトイレ休憩の後、鳥海湖を左手に観て長坂道を笙ヶ岳に向かって進む。
 歩きはいじめて直ぐにハクサンイチゲを中心としたお花畑が広がっており、急遽写真撮影休憩となった。
御浜小屋裏から観る鳥海湖 鳥海湖を左に観ながら進 急遽お花畑で写真撮影休憩
お花畑の写真

 充分お花を楽しんだ後、先に進と幾度も大きさ雪原を通過し、場所によっては大きなクレパスも観える。
 そして、笙ヶ岳山頂手前のピークに差し掛かると、物凄く大きな急斜面で、此処ではアイゼンが必要と判断し、着装の上急斜面に取りついた。
長坂道の登りに(雪上のアップダウン) 山頂手前、急な雪斜面 アイゼンを付けて慎重に登る

 登り切り、小さなアップダウンを経て小さなお花が沢山咲く広い山頂に到着。
 山頂は我々で貸し切り、思い思いの場所に陣取り昼食休憩となった。
 休憩の後、下山開始。いきなりの急斜面はアイゼン装着で慎重に降りた。
広い山頂に到着し昼食休憩
下山開始(とても急です) 下山前に集合写真

 帰路は、お花畑が広がる川原宿への三叉路から左折し、川原宿へ。
 しかし、雪原に入ると全くのトレース無し状態。GPSを頼りにルートハンティングしながら、川原宿へ。ここからは朝通過した賽の河原に向かうが、ここも同様にルートハンティング。漸く賽の河原が眼下に見えてきたが急斜面を避け、本ルートから外れ本来なら樹林帯の筈の上を歩き本ルートと合流。後は往路を下り無事登山口に戻った。
お花畑が広がる川原宿への分岐点 賽の河原に向かう 「お帰りなさい」と地蔵様

 心配した天気も大きく崩れることなく、雄大な残雪歩きとハクサンイチゲを中心としたお花畑を楽しむことが大満足だった。
 また、時間通りに歩いてくれたメンバーに感謝です。

≪出逢えた花々の一部≫