会山行紀行文 2022年
6/11(土)
曇り
(たもぎやま)
頼母木山

1730m
参加者 (紀行文) 2410 H/W
No-55  グレード:B 15名
 担当リーダー 2186 K/K (男性6名・女性9名) (写真) 2410 H/W
≪コースタイム≫
五十公野公園駐車場(5:00)=奥胎内ヒュッテ(6:05)…足の松尾根登山口(6:55)…姫子ノ峰(7:50)…英三ノ峰(8:40)…水場分岐(9:50)…
大石山(10:45)…頼母木小屋(11:30)…頼母木山(11:50)…山頂下(12:00-12:40)…頼母木小屋(13:10)…大石山(13:45)…水場分岐手前
(14:30)…姫子ノ峰(15:40-16:00)…足の松尾根登山口(16:40)…奥胎内ヒュッテ(17:15)
≪紀行文≫
~~~ハクサンイチゲに会いに頼母木山へ~~~

 ついに飯豊デビューの日が来ました!私にとってはかなりの挑戦です。
 毎日天気を確認、登れるかどうかと、皆様に迷惑をかけないかと心配で当日まで緊張していました。
 奥胎内ヒュッテに着くと車がびっしりで満車です。人気のお山ですね〜大勢のかたがこられていました。

 ヒュッテ6:00スタートです。
 林道をテクテク45分ほど歩きます。
 途中の橋の欄干には胎内の幻の鳥アカショウビンをモチーフに作られています。こんなところも楽しみながら行きたいですね。
 「足の松尾根登山口」に到着。ここには沢山の自転車が停まっていました。車に積んできてヒュッテから自転車で来るんでしょうね。
胎内ヒュッテからスタート 幻の鳥アカショウビンがモチーフ 足の松尾根登山口に到着

 いよいよ本番スタート!
 登山道に入って行きますと直ぐに木の根が入り組んだ急な登りになります。それが何度も何度も出て、というよりずっとそんな登山道で、途中の岩場の難所もかなり危険ですので慎重によく見ながらクリアしていきます。
木の根が入り組んだ急な登り かなり危険な岩場の難所を慎重に

 まずは「姫子の峰」に到着。
 休憩して登り始めるとギンリョウソウをみつけました。ホント真っ白で不思議なお花ですね。
 その後もずーっと根っこの急登が続きます。
 途中、足のふくらはぎが攣り始め68を一服。リーダーさんが私のリュックを背負って登ってくれました〜神ですね!ありがとうございました😭

 「滝見場」→「英三ノ峰」と進みます。ここを過ぎるとお花が沢山でてきます。
 イワカガミ、イワウチワ、まだカタクリも群生で咲いています。やはり今が春なんですね。

 雪渓を歩き「水場分岐」に到着。ここではツバメオモトが咲いていました。
英三ノ峰 カタクリも群生 ヒドノ峰手前には未だ雪渓が
 キクザキイチゲ  イワウチワ  ツバメオモト

 「イチジ峰」→「西の峰」→「大石山」到着。休憩して「頼母木山避難小屋」を目指します。
 でも小屋は遠くに見えてその先の山頂まで登ると聞くと少し自信がない…といいつつ右手にゼブラ、左手に朳差岳の絶景をみながらの稜線歩きは素晴らしいです。
 この辺からはハクサンイチゲをみることができました。稜線が山頂まで伸びていて谷側にはハクサンイチゲの群生。登った人だけが楽しめる至福の時間です。足が攣った事を忘れます。
イチジ峰 西ノ峰 やっと大石山
大石山山頂にて   頼母木小屋に向かいます
見事なハクサンイチゲの群生

 いつの間にか小屋に到着!飯豊のオアシス頼母木山小屋避難小屋です。お水いただきました!冷た〜い!美味しい!生き返ります。
 小屋前にはテントも沢山張ってあり、カラフルで活気がありました。

 休憩してすぐに山頂へ向かいます。そして登頂!\(^o^)/嬉し〜!頑張って良かったです! 
 頼母木小屋到着 とても賑わっています

 山頂に可愛いイイデリンドウを一輪見る事が出来ました。小さくて踏まれてしまいそうなところにありましたのでちょっと心配です。
 山頂からもう少し先へ進んで広くてお花のある場所でランチタイム。少し風が冷たく、一枚上着を重ねます。 
頼母木山山頂 頼母木山頂で達成感100%の笑顔

 その後は飯豊にサヨナラしながら元来た道をひたすら下山。

 途中また足が攣り今度は腿。
 皆様の足止めをすることになり、本当にご迷惑をおかけしました。

 お塩をいただいたり皆様のおかげで無事下山することが出来、思い出に残る感謝感謝の山行となりました。
さあ、下山です。 ヤマザクラが満開
シラネアオイの群生 新緑の樹林帯を下山 無事登山口に到着