会山行紀行文 2022年
3/16(水)
晴れ時々曇り
(すがなさんかい)
菅名山塊縦走

864m(大蔵山)
参加者 (紀行文) 2288 M/N
No−128 グレード:B緩 18名
 担当リーダー 1854 M/T (男性3名・女性15名) (写真) 2288 M/N
≪コースタイム≫
新潟駅南口(6:10)=不動堂山登山口(7:30)…不動堂山(9:30)…風越山(11:40-12:20) …横山(13:10)…大蔵山(14:00)…大蔵山駐車場(15:50)=新潟駅南口(17:20)
≪紀行文≫
〜〜〜絶景の4峰と稜線を踏破〜〜〜

 悪天候のため一日延期して実施しましたが、出席できなかった会員には申し訳ない程の天気に恵まれました。
 積雪と藪の状況変化により大蔵山からの縦走を不動堂山からに変更、登山口広場で入念なストレッチをしてから不動堂林道をスタートしました。

 雪の無い登山道を送電線鉄塔まで登ると右手に雷山と神戸山、白山が見えて来ましたした。
 「藪ルートは大丈夫なのか 、 、」と心配する声が聞かれましたが、何度も下見を重ねたリーダーの判断は的確でした。

 七合目付近から雪道になり、不動堂山(557m)で一息ついて目の前に聳える風越山を眺めながら燃料を補給して気持ちを奮い立たせます。
 コース図(クリックで拡大)
不動堂山への登り 不動堂山から風越山を望む 風越尾根の展望に感動

 福連寺山分岐を過ぎるとノートレース、尾根筋を追って後方からのナビを受けながら沢を下って風越山へ登り返します。
 ここの登りは健脚組が先導、危険個所を避けながら赤テープを追って一旦風越山の中腹を目指します。
 風越登りの後半は全員が交代でラッセルを担当、やがて大蔵遺跡からのルートと合流するとトレースも比較的明瞭になって一安心、右手には粟ヶ岳が銀色に輝いて見えました。
 風越山(806m)で登って来たルートを眺めながらランチタイム、大蔵遺跡へ下るエスケープルートを希望する体調不良者も無く全員が今日一番の難所、横山へ向かいます。
風越山頂から白山・粟・守門方向 運動量<エネルギー補給量 横山へ向けて出発

 右下に兎平を眺めながら緩いアップダウンを繰り返して横山(861m)に登り着きました。
 雪は十分に着いていますがリーダーから危険対処の説明を受けて慎重に下山、全員が無事下り終え、大蔵〜菅名縦走路への登り返しに向かいます。
横山登り 今日最大の難所、横山下り 難所を振り返る

 厳冬期には樹氷とエビの尻尾で飾られる尾根も木々は春の様相でした。
縦走路への登り返し 縦走路から横山を望む 大蔵の鐘で小休止
 主稜線まで登り着いて又一安心、今日の最高峰大蔵山で不動堂山、風越山、横山を眺め、大蔵の鐘を鳴らして下山にかかりました。

 下りはルンルン気分ですが魔の時間帯です、「急がない、無理に追わない、慌てない」のリーダー指示を受けてゆっくり下山、全員が無事バスの待つ大蔵山駐車場に下り着きました。

 リーダーの好判断と参加者の健脚が功を奏し、単独行では数回に分けて周回するしかないルートを、今回はまとめて踏破する事ができました。

 皆さんに感謝の菅名山塊縦走でした!!
 大蔵山頂で集合写真