会山行紀行文 2019年
12/01(日)
晴れ後曇り
(かさすげやま)
笠菅山

615m
参加者 (紀行文) 1914 E/S
3名
(男性1名・女性2名) (写真) 1914 E/S
≪コースタイム≫
新津7:15=中ノ沢笠菅山登山口(8:10=8:22)…44番鉄塔(9:06)…42番鉄塔(10:14)…主三角点(10:41)…3等三角点(10:51)
…テレビ中継基地(11:01−12:30)…42番鉄塔(12:55)…登山口(14:05)=新津(15:20)
≪紀行文≫
〜〜〜晩秋の晴天の日に近くの山を楽しく歩く事が出来ました。〜〜〜

 何時登っても静かで人に会うことの少ない笠菅山は私の好きな山の一つです。初めて登ったのは会に入って間もない10数年前Tリーダーの会山行で真冬の波浪警報の出ている中、細越から林道をワカンを着け栗園まで歩き山頂三角点迄は行けずテレビの中継施設で引き返しました。下山の時多人数で歩いたワカンのトレースが降雪の為無く成って居ました。その後は中ノ沢集落への県道から今回を含め5回登っています。
 此方のコースは登山道では無く送電線の巡視路が山頂近く迄有るので巡視路を利用します。登山口近くに有る手作りのログハウスには8年前お邪魔させてもらい食品会社から譲って貰った大鍋を利用した大人3人は入れる五右衛門風呂に入らせて貰った思い出の有るログハウスです。その近くには熊捕獲用の檻が有り餌にキャベツが置いてありました。巡視路は小さな沢を渡り急な登を頑張り44番鉄塔に着き休憩します。
8年前お邪魔させて貰ったログハウス 入らせて頂いた大なべの五右衛門風呂(8年前の写真) 熊捕獲用の檻

 此処からは菱ヶ岳が近くに見え又五頭山方面も見えます。その先倒木が多く超すのに苦労します。五頭山からも見える赤白の鉄塔を越すと雪も現れ今季初めての雪上を歩きます。
小さな沢を渡り 44番鉄塔 鉄塔からの菱ヶ岳
五頭山方面 五頭山からも見える赤白の鉄塔 倒木を越えるのが大変

 形の面白い天然杉の有る尾根を歩きピークの所で巡視路とも別れ最高点の角の丸い主三角点に着きます。此処からは藪がひどく藪漕ぎに成ります。この先の藪をかき分けピンクのテープを頼りに3等三角点に着き少し下りテレビ局の電波中継所を目指します。
今季初めての雪の上歩き 木に出来たツララ 天然杉
天然杉の生える尾根 主三角点 藪漕ぎ

 一昨年来たときは中継所の周りの広場は綺麗に刈り払って有ったのですが今日はススキの大藪を分けて中継所にたどり着きました。
 昼ご飯を食べるには雪が有るので中継施設に登りここで昼ご飯にする事にしました。風も無く日差しも有り暖かくのんびり1時間半近くも休憩しました。今日はお天気も良く周りの山々が綺麗に見えます。特に白く輝く飯豊連峰の北股岳は綺麗、何も考えずウットリと眺めました。
3等三角点 日差しが有り暖かいです 二王子岳
 焼峰  飯豊連峰 北股岳 蒜場山 
 棒掛山  御神楽岳 マンダロク山

 落ち葉の上を歩く下山は早く先頭が尾根から左に曲がる所をそのまま直進し少し道間違えも有りました。
 この時期日暮れも早く遠くの山へは出かけられません。晩秋の晴天の日に近くの山を楽しく歩く事が出来ました。(おわり)
 天然杉  倒木を越えて  無事下山