会山行紀行文 2019年
9/27(金)
晴れ
(がっさん)
出羽三山(月山)

1984m
参加者 (紀行文) 2194 T/S
No−125 グレード:C上  20名
 担当リーダー 2146 Y/I (男性3名・女性17名) (写真)2194T/S,2146Y/I,2195M/I
≪コースタイム≫
新潟駅=(6:00)=(日東道)=月山IC=仙人沢駐車場(9:20-9:40)…湯殿山登山口(9:50)…装束場(10:50)…金姥(12:00)
…牛首(12:35)…月山山頂(13:45-14:20)…9号目(15:45)…8合目登山口(16:50-17:10)=鶴岡IC=往路=新潟駅(21:50)
≪紀行文≫
〜〜〜秋晴れのいい日の紅葉〜〜〜

 今日は晴れマークの予報になっており紅葉を期待しながら新潟駅南口を出発した。
仙人沢駐車場に到着し参拝バスに乗り換えて予定時間の9:30には充分間に合ったが、その前に他の団体客が乗っていて当会メンバー20名は乗れないので折り返して来るのを待って、それに乗り5分くらいで湯殿山登山口に着いた。

 羽黒山は観音菩薩(現世)、月山は阿弥陀如来(前世)、湯殿山は大日如来(来世)で、羽黒山から入って月山で甦り、修行して湯殿山で再生する(三関山渡)ので神の世界ゆえ社殿をもうけないそうである。
仙人沢P・参拝バス停 出羽三山のご由来 湯殿山神社

 登山目的なので登山道から拝んだ。石がゴツゴツしているので注意して登る。結構石段が険しくなりこの先に4カ所登らなくてはならない。リーダーが下山してきた人に「今日はこの上の登山道に水が流れていませんでしたか」を聞き「濡れるのが心配な人はスッパッツを付けて下さい」と言ったが、事前に付けてる人もあったりでのまま進んだ。やっぱり所々水が流れていて滑らないように慎重に登った。
階段に流水 鉄梯子も一糸乱れずに 鉄梯子を登り切ってVサイン

 その後は危なげなところもなく装束場で漸く休憩に入り、前方を見上げて紅葉の素晴らしさに皆さんの歓声があちらこちらから聞こえてくる。その時に戴いた干し柿がとても美味しかった。ここは月山へ行く分岐になっている。10分休んで歩き始めますが、月山の山頂は見える山の奥でまだ隠れて見えない。
装束場 装束場分岐 姥が岳方面の紅葉?
 
 金姥方面はなだらか登りに余裕が出て時々紅葉や花々に目がいく。

 牛首には休めるような木が置いてあり、そこで10分の休憩をして歩きルンルン気分だったがまた登りに入り鍛冶小屋跡で足並みを揃え、そこからまた一歩一歩登る。

 暫くすると松尾芭蕉の「雲の峯 幾つ崩れ 月の山」の句碑が建っていた。
 (厳しい風雪に耐えかねたのか、石碑の上部が欠けている)
松尾芭蕉の句碑 方位盤 山頂までもう少し目の前付近

 頂上の風の当たらないところで昼食をとり、神社本宮前で集合写真を撮り早々下山する。
ようやく昼食だ
紅葉に感激 集合写真  

 1分位のところで一等三角点への登り口があったが、「今回は行かないので次回来た時に見て下さい」との事だった。
 木道や石畳状の道を歩きながら前方と、立ち止まって後方の紅葉を目に焼き付けていた。
 「オモワシ山」の標柱のところでリーダーが以前登った時に、強風に遭いそこで下山した話をした。月山の風の強さを感じた。

 9合目の小屋が見えた。大分下った。登山道の脇には地蔵様が何体かあり、その中でピンクの可愛い帽子に赤ちゃんの涎掛けをした4体はそれぞれ顔が違ってたように見え何か意味があるのかと思いながら通り過ぎた。約1時間位すると8合目の小屋が見えて来た。それを目指しながら歩く。小屋の前を通ると店が開いていてソフトクリーム・・・と思ったが。

  我慢し横目でチラッと見て過ぎる。あと駐車場まで5分の表示板を見てもうすぐなんだと思うと気持ちも軽くなる。到着後汗も乾いていたのでバスに乗り込み帰路に着いた。

  とても素晴らしい天気に恵まれ紅葉を満喫した1日でした。リーダーさんありがとうございました。メンバーのみなさんとも一緒に笑ったり、感動したり楽しく登ることが出来ました。本当にありがとうございました。
4体の地蔵さま
≪残っていたお花≫