会山行紀行文 2019年
9/7(土)
晴れ
(にしあづまやま・にしだいてん)
西吾妻山・西大巓縦走

2035m   1981m
参加者 (紀行文) 2097 T/Y
No−118  グレード:C上  33名
 担当リーダー 2097 T/Y (男性10名・女性23名) (写真)2097 T/Y
≪コースタイム≫
新潟駅南口(5:00)=ベイシア新潟豊栄店(5:30)=豊栄新潟東港IC=(日本海東北自動車道)=荒川胎内IC=(国道113号・県道2号)=天元台ロープウェイ湯元駅(8:30-8:52) =天元台高原(9:04)≒北望台(9:49-9:59)(1820m)…かもしか展望台(10:18)…大凹…梵天岩…天狗岩(11:34-12:06)…西吾妻山(12:22-12:30)(2035m)…西吾妻小屋…西大巓(13:32-13:47)(1981m)…グランデコ山頂駅(15:37-15:53)…グランデコ山麓駅(17:01)=猪苗代磐梯高原IC=(磐越道)=新潟中央IC=新潟駅南口(20:05)=ベイシア新潟豊栄店(20:35)
≪紀行文≫
〜〜〜快晴の中、吾妻連峰と湿原の池塘を眺めながら西大巓へ縦走〜〜〜
 快晴の山行となった。
 新潟駅から25名を乗せ新潟駅5時大型バスで出発、途中ベイシア新潟豊栄店駐車場で8名を乗せ合計33名。豊栄新潟東港ICから日本海東北自動車道に乗り、胎内ICで下りて国道113号等経由で天元台ロープウェイ湯元駅に8:30到着。

 中大巓・西吾妻山はオオシラビソの原生林、ハイマツの広がり、そして高層湿原には可憐な高山植物が豊富で、山頂よりも周辺に見どころが多く、湿原や湖沼が点在するほか、シーズンにはチングルマなどが咲き乱れるお花畑がある。日本百名山に選ばれた西吾妻山は吾妻連峰の最高峰で2000m峰でありながら、山形県側からは天元台スキー場からリフトを利用して容易に登ることができる。

 西大巓は吾妻連峰の西端に位置し、ここもオオシラビソの原生林が広がり、山頂からは360度の大展望が楽しめる。連峰の最高峰で、日本百名山に選ばれた西吾妻山は樹林に覆われ全く視界がないので西大巓まで足を延ばす登山者も多い。

 天元台ロープウェイが6/7突風によるロープウェイゴンドラの支柱接触により運休しているため、参加者33名が全員乗れるワゴン車などの車を天元台ロープウェイ湯元駅に用意してもらい、事前に「道の駅いいで」で登山靴を履き・ザックを用意しておいたので、バスから乗り換え天元台高原駅まで代行輸送してもらった。

 ロープウェイ天元台高原に到着後、歩いてリフト1基目から2人ずつ乗車する。時々ゆっくりになったりしていたので、リフトの管理の方が乗り降りに配慮していることが分かった。
 ロープウェイ天元台高原から北望台まで3基のリフトに乗っている間は気温が20°程度か、バスの中で注意事項としてリフトの3基連続で乗ると寒くなるので、1枚厚手の服を着こむよう指示しておいたが、しかし顔は日が当たると暑い。
 天元台ロープウェイ湯元駅に到着  天元台高原から出発 1基目のリフトに乗る、後方は天元台高原 

 快晴で正面の中大巓、左に藤十郎方面がきれいに見えた。

 標高1820mの北望台へ9:49到着。ここは米沢盆地(北西方向)の眺めが見事だ。
3基目のリフトから前方の中大巓が見えた   リフト3基目の北望台到着  リフト終点の北望台で本格登山開始

 ここから本格的な登山、服装調整をして9:59出発、岩場の急登で大きめの石がゴロゴロあり、登山道は若干濡れていたたが、かなり乾いていたので登り易かった。
 かもしか展望台(1940m)に10:18到着。今日は快晴なので飯豊・蔵王連峰など180°以上見渡せる。遠くに雲があり朝日連峰や月山はいまいち何処か確認できなかった。
 かもしか展望台から少し登って降りる木道からは正面に大凹・梵天岩、左に中吾妻・東吾妻・一切経山・安達太良山が展望できた。人形石に向かう木道と湿原地帯の大凹、西吾妻山の梵天岩方面の分岐に差し掛かる。早速、池塘周りの草紅葉出会うが若干早そうだ。
 岩場の急登で大きめの石がゴロゴロ  かもしか展望台に到着し休憩 超えて池塘と湿原地帯の草紅葉に囲まれた木道を歩く 
正面に西吾妻山方面の大凹・梵天岩が 人形石への分岐から降り大凹への下り 大凹へ、先は梵天岩

 途中で東方面に見える吾妻連峰の主稜連峰(人形岩、藤十郎、東大巓、烏帽子山、家形山、一切経山)については、3年前縦走したことを説明した。

 その後も大凹、梵天岩、天狗岩、西吾妻小屋の間は湿原の中を抜けていく木道が多い登山道で、池塘周りの少し早い草紅葉でも素晴らしく、晴れて気分もよいのでゆったりと周辺の山々と景色を見ながら歩く。この辺から西大巓までは涼しい風が吹き、心配した熱中症にはならなさそうで安心した。池塘周りの草紅葉はまだ完全ではないが綺麗である。東吾妻山、安達太良山が良く見える場所では、その都度見える位置が違うので何回も立ち止まって山々の説明をした。
梵天岩への大きな岩場の急登   奥は、吾妻連峰の主稜連峰 先に梵天岩が見えた 
 
 大凹を過ぎると灌木帯の短い登りになり、登り終えると再び湿原が広がり、奥へ進んで行くと大きな岩が重なる梵天岩に11:24到着。皆に岩をよじ登ってもらい、今まで来た縦走路や広大な吾妻連峰、湿原を一望してもらった。梵天岩を過ぎて天狗岩にたどり着き、南側を見るとこれから行く西吾妻山が見える。
 天狗岩に11:34到着し、晴れているが風が少しあるので、風を避けて広い天狗岩の場所のあちこちに分散し12:06まで昼食を取る。 
梵天岩より今来た縦走路や広大な吾妻連峰、湿原を一望  梵天岩  快晴の天狗岩に到着

 昼食後、木道の場所は良いが、低い灌木の道はいつものように水がたまり汚泥のような場所が多い登山道を歩き、針葉樹の森をゆるやかに登って行けば16分で吾妻連峰最高峰の西吾妻山(2035m)の山頂に12:22到着。2000mを越える山であるが山頂はオオシラビソの樹木に囲まれていて展望はきかない。ここで、2班毎に集合写真を撮る。
天狗岩の場所のあちこちに分散し昼食、奥に吾妻神社 天狗岩から西吾妻山へ出発 木道の先が西吾妻山
西吾妻山頂上で集合写真、1・2班の皆さん 3・4班の皆さん 5班の皆さん

 森に囲まれた山頂を10分も下ると途中から木道とまた池塘のある湿原地帯に出会う。西吾妻小屋、天狗岩に方面の分岐を左に折れ、西大巓を目指す。
 池塘のある湿原地帯を抜けて、少し歩くと西大巓までは一旦降りて蔵部から登りになる縦走路が良く見える。左に見える中吾妻山と一体の雄大な景色を楽しみながら歩いた。途中には高山植物が群生しており7月頃は花畑になっていそうな場所が多い。
縦走の目的になる西大巓(1981m)の広い山頂に13:32到着。
 今までは霧がかかったりして見えなかった景色が、今日は猪苗代湖、磐梯山・猫魔岳、小野川・秋元・檜原湖・雄国沼が一望できた。
西吾妻山から西吾妻小屋までの木道 これから登る西大巓が見えてきた 西大巓への蔵部からの登り、後方右が西吾妻山
途中、左に中吾妻山、中央奥に安達太良山
 西大巓はもうすぐ  西大巓頂上で集合写真
 左から、中吾妻山・安達太良山・奥猪苗代湖・磐梯山・猫魔岳・雄国沼、下に小野川・秋元・檜原湖

 13:47西大巓を出発し、最初急坂が多く慎重に歩く。
 グランデコ山頂駅直前までは樹林帯で眺望がなく、岩や木の根をのりこえ、ぬかるみを避けながらグランデコの上部ゲレンデまで1時間23分下っていく。
 下山道でこれから樹林帯で眺望がない 岩や木の根をのりこえ慎重に降りる   ゲレンデ最高地点到着 

 グランデコの上部ゲレンデからグランデコ山頂駅までも少し急なのでジグザグにおりる登山道になっていた。
 グランデコ山頂駅に15:37到着しばらく休憩し、パノラマゴンドラが9月下旬まで止まっているので、磐梯山が良く見える山頂駅を15:53スタートし、なだらかなグランデコスキー場を1時間強歩いた。時々秋の花が咲いていたので慰めになった。草場はよいが砂利道はやはり足に来る。
 グランデコ山麓駅には17:01到着した。
 急坂のゲレンデを下る グランデコ山頂駅に到着 スキー上のゲレンデの草場、後方は西大巓