会山行紀行文 2019年
8/18(日)-19(月)

天候:下記記載
(ふじさん)
富士山

3776m
参加者 (紀行文) 2331 M/S
No−113  グレード:B 14名
 担当リーダー 2198 H/W (男性5名・女性9名) (写真) 2331 M/S
≪コースタイム≫
≪1日目:小雨≫
新潟駅南口(5:00)=富士スバルライン五合目(11:20-12:00昼食、準備)…七合目半 鳥居館(14:30)…8合目 蓬莱荘(16:30)
…本八合目トモエ館(17:30 泊) 
≪2日目:晴れ≫
本八合目トモエ館(3:00)…吉田口山頂(5:00-6:00ご来光、朝食)…お鉢巡り…剣が峰(7:00下山開始)…八合目トモエ館(8:30-8:40)
五合目(11:00-12:00)=溶岩の湯「泉水」(12:30-14:00入浴、昼食)=新潟駅南口(19:40 解散)
≪紀行文≫
〜〜〜高山病との闘い〜〜〜
≪1日目≫
  去年も申し込んだのですが、台風接近の為中止。山を始めたからには一度は挑戦したい山、日本最高峰富士山。何日も前から「天気とくらす」をチェックし今年はいけるかも・・・ 。
 期待をこめて「食べる酸素」を購入し準備をしてきました。

 バスの中でリーダーからの説明で、渋滞予想や3時頃の雨予想で心配するも、渋滞もなく早めの到着。

 雨も杞憂なんじゃないかと期待をこめて登山開始。

 ごった返す五合目駐車場を抜け入山手続き、富士山協力者証をいただき「これでもう自分のお土産要らないじゃんねー」とご機嫌です。
富士スバルライン五合目駐車場 入山料を支払って頂きました アクシデント時は馬のお助け

 最初は穏やかな登りを楽しみながら歩いたのですが、やはり予報どおり小雨が降り始め雨具を着たり脱いだり。

 濡れるのは避けたいし、雨が止むと暑さで疲労。しょうがないけどこの調子で着たり脱いだりで行くことにする。
 吉田ルート登山開始です  続々と登山者が続きます  二時間ほど歩きました。未だ余裕。

 7合目から急坂の岩場。流石に空気も薄く感じる。

 高山病予防に深呼吸と水分補給を心掛け歩き続ける。
二時間半で7合目半ぐらい。富士一館。 幾つもの鳥居を潜ります こまめな休憩が必要

 苦しさから口数も少なく、日も暮れかかる。
 先頭のメンバーから「宿見えるよー」「もうすぐだよー」と励まされながら、やっとの思いで本日の宿 「トモエ館」到着。

 夕食のハンバーグカレー。
 体調不良で口をつけることもできない人多数。
 私も3000mくらいの山ではヘッチャらでいつもは三杯飯を食べるのに、一口も食べられず、ビールも飲めない。恐るべし富士山!
八合目逢菜館3150m。八大龍神。 八合目元祖室3250m。 本八合目トモエ館3360m。夕食。

≪2日目≫ 2時起床、3時出発
 昨夜の雨音で心配していたが晴れている!やった!
 高山病の気配も少し治まったようで、体調不良のメンバーを残し山頂へ向かう。

 1時頃から宿から出発する人の物音が聞こえていたが、上り始めると既に大勢の登山者の色とりどりのヘッドランプがまるでクリスマスツリーのよう!美しい! 、カメラを向けたけど写っていなく残念。

 二時間ほど歩く。益々空気が薄くなる。苦しい。
 あたりが明るくなってきた。いよいよ朝日が!が、苦しい!
 山頂までほんの少しで私は吐き気にこらえきれず、腰を下ろす。
 ラストリーダーに付き添ってもらって少し休み、歩き始める。こんなに苦しいとは思わなかった。 ご来光に間に合うか?

 ご来光!
 間に合った!素晴らしい!来れてよかった!
いよいよ…。 大勢で見守るご来光。 美しい!!

 その後、朝食をとったりお土産屋をのぞいたり自由休憩。御朱印を頂いたメンバーも。

 お鉢巡りから最高峰の剣が峰へ。標識渋滞を避け裏側から登頂。
 みんな大満足し、下山へと向かう。
ごった返す山頂。 御鉢巡り、剣ヶ峰へ。 山頂奥宮。
御鉢巡り火口で集合写真   お世話になって空気缶

 体調不良で待機していたメンバーと合流し下山。砂礫で滑りやすく単調な長いつづら折の下山道を慎重に歩く。

 憧れの富士山の登山は終わりに近づく。いい経験をした。流石の「富士は日本一の山♪」

 リーダーのお心遣いで、存分に富士山を楽しめた。天候にも恵まれ、ご来光、お鉢巡りと全工程スムーズにできた幸運に感謝します。
 よいメンバーと共に登れたことに感謝します。
 楽しい山行きでした。