会山行紀行文 2019年
4/28(日)
晴れ
(こうようざん)
高陽山

1126m
参加者 (紀行文) 2310 Y/O
No−41 グレード:C上  9名
 担当リーダー 806 H/I (男性2名・女性7名) (写真) 2310 Y/O
≪コースタイム≫
新潟駅(7:10)=安田IC(7:40)=中ノ沢登山口(8:55)…尾根取付(9:10)…山頂(11:40-12:40)…尾根取付(14:00)…登山口(14:15)=新潟駅(17:30)
≪紀行文≫
〜〜〜残雪期ならではの絶景でした〜〜〜
 福島の高陽山に行って来ました。
 高陽山は飯豊山地周辺の山で2014年国土地理院の発表で従来より1m標高が下がり現在1126mとなっています。
 私たちグループの他は誰もいない静かな山でした。そしてまだ雪山でした。

 前日は雨でしたが、当日は晴れ予想、しかし思ったほど暖かくなく、薄曇りで、肌寒かったです。 
 総勢9名で、まとまりやすくレッツゴー!

 ちょっと泥道、長靴にすればよかったなぁ、県外の人から見ると、長靴登山は新潟特有だとか(苦笑)

 道の脇にこごめや蕗の薹があり、皆浮足立つ…我慢、我慢。 
高陽山が見えてきました
出発前にリーダーから説明 春の恵が一杯(我慢、我慢)  砂防ダム脇を歩いていきます 

 砂防ダムの脇を歩いて、グラグラする丸太をを渡る渡渉が2ヶ所、簡易水道水源地の沢を跨いで渡る。
 集落の水源だけあって水量も豊富できれいな水が流れています。
渡渉が2回あります 水がとてもきれいです 

 十五夜沢を渡り視界が開ける伐採地に出ました。山頂はまだまだ先のようです。

 やがて雪道になり始め、“上部へ急登”という看板から本当に急登が続きました。

 雪と泥が混ざったところは滑りやすく下山が心配になってきました。
新緑のブナ林 十五夜沢(沢の流れる水音に癒されます)
伐採地右の雪ある山が山頂   ちょい笹藪 合目?(何合目とかの標識はない)くらいから雪 

 休憩で息を整えながら、つらい急登を登りました。熊の足跡もありました。
急登が始まりました 熊の足跡 

 山頂が近づくにつれ、青空になり、きれいな新雪がふかふかで歩きやすくブナの原生林が美しかったです。

  予定より早く山頂に到着。
 新しく取り付けられた標識が気の高いところに取り付けられていました。それだけ雪が積もるのでしょう。
 BCの人も積雪期に訪れるようです。
 山頂でのお昼休憩、青空の下で食べるのは気持ちいいです。
もうすぐ山頂、まだまだだと思ったので、儲けた気分  到着、リーダーとハイタッチ
木の高いところにある山頂標
山頂で青空の下、お昼御飯です 山頂での集合写真 
  
  お昼を食べた後、この先5分くらい行ったピークの方が景色が良いとのことで行ってみました。

  飯豊連峰が目の前に大きく見えました。綺麗!絶景!です。
  右手に回ると磐梯山も見えました。

  雪に無いときは藪で見えないそうで残雪期が良いようです。
この先のピークへ
飯豊連峰ドーン 磐梯山

 下山の最初は親切で降りやすく、あれだけ難儀した登りも駆けるように降り、あっという間でした。
 ですが、雪の少ない途中からは、下が枯葉になっていてズルッと滑り怖かったです。
 一歩一歩慎重に降りました。

 イワウチワが少し咲いていました。
 登った時より道が乾いたようで心配したほど転びませんでした。
 美味しい湧き水を飲み無事下山しました。

 私たちグループ以外は誰もういない静かな山でした。
 “うつくしま百名山”の一つでした。
下山開始    下りはふかふかで早! 転びやすいところは写真撮る余裕なしでした 
 イワウチワ  キクザキイチゲ  チゴユリかな→ミヤマカタバミだそうです