会山行紀行文 2018年
9/1(土)
(しがこうげん)
志賀高原

2307m(横手山)
参加者 (紀行文) 2333 A/K
No−T43 グレード:D-E 19名
 担当リーダー 2208 A/I (男性5名・女性14名) (写真)2333A/K・2208A/I
≪コースタイム≫
新潟駅(6:10)=巻潟東IC=米山SA=信州中野IC=横手山ドライブイン(10:00)=日本国道最高地点=渋峠ホテル≒渋峠ロマンスリフト(10:50ー11:00)(250m程徒歩)…横手山山頂(11:10-11:15)…横手山山頂ヒュッテ(昼食11:20-12:00)≒渋峠ロマンスリフト(12:15)≒渋峠発(12:25)=熊の湯ほたる温泉発(12:45)…四十八池(14:00-14:20)…熊の湯ほたる温泉(15:30着)=熊の湯ほたる温泉発(15:45)=給油=信州中野IC通過(16:40)=米山SA=新潟駅南口(19:15)
≪紀行文≫
〜〜〜池に写る一行の雨具の原色が綺麗だと感じた〜〜〜

 前日の新潟は大雨警報。今回は「悪天のため中止」かと心配したが、当日の朝は弱雨の空模様。志賀高原は午後から天気回復し曇予報とのことで新潟駅を定刻通りに出発した。

 予定には無かったが志賀高原に向かう途中で、道の駅「北信州やまのうち」の農産物直売所に立ち寄り、試食したら美味しくて値段も安かったので、皆がリンゴやブドウ、モモ等をお土産用に沢山買い込んでいた。
 目的地間近になっても小雨模様が続く中、最初のポイント「日本国道最高地点」に到着。
 依然として山の景色は全く見えないものの、「国道最高地点」の塔をバックに全員で証拠写真をパチリ。続いて群馬県と長野県に跨って建つ「渋峠ホテル」でホテルの玄関前に線引きされた県境界線を確認。ホテルの中では食堂は「長野県」にあり、喫茶は「群馬県」です、と表示あり。住所とか税金とか、どちらの県になってるの?と素朴な疑問が…。
 渋峠ホテルの玄関前の県境界線
日本国道最高地点の塔の前で 渋峠ホテルの中の表示板

 小雨が止んだり降ったりを繰り返す中いよいよ今日のメイン 横手山山頂へ渋峠ロマンスリフトで一気に登る。
 リフトを降りて徒歩50m、そこはもう標高2307m横手山山頂なんて、そんな山って有りですか。

 横手山山頂ヒュッテ内の「日本一標高の高いパン屋」はいつもは混雑なのに雨天が幸いしガラ空き。沢山の種類の焼き立てパンが私たちの胃袋を待っていてくれた。

 早速、皆が好みの焼き立てパンを買いまくり、ヒュッテの好意で雨に打たれることなく、ヒュッテの中で焼き立てパンとお昼ごはんをゆっくり美味しくいただいた。
 
雨の中、渋峠ロマンスリフト乗り場に
向かうメンバー達
労せず到着した横手山山頂
 横手山山頂ヒュッテ内の
「日本一標高の高いパン屋」
横手山山頂で記念撮影 

 午後のメインは熊の湯ほたる温泉から渋池、四十八池までのトレッキング。
 少数派男性陣から「雨だから、温泉入浴コースに変更しようよ」の小声は空しく届かず、小雨の中、予定通りスケジュールを敢行。
 最初だけ少し登るが、比較的平坦な湿原の池巡りコースを赤、黄、青色の雨具姿の一行がゾロゾロと四十八池へと向かう姿は修行僧にも似ていた(個人的感想)。
 途中、「あれってヒカリゴケじゃない?」の声に全員が道横の穴の中を順繰りに覗き見、しばし盛り上がる。「ほら見て、苔が光ってる」と言われるが、私が見てもよく分からず、取り合えず小休憩には良かったかも。

 山の景色が全く見えず少々疲れ気味の中、ようやく四十八池に到着。
 湿原の木道をしばし散策、雨の中でも可憐に咲く花、池に写る一行の雨具の原色が綺麗だと感じた(個人的感想)。
渋池の案内板 雨の中、四十八池に向かうメンバー達
四十八池湿原の案内板 四十八池湿原を散策 
四十八池湿原で集合写真(その1) 四十八池湿原で集合写真(その2)

 天気には恵まれず、小雨続きで山の景色こそ見られなかったが、リーダーのきめ細かい心遣いでバスの中やコース途中は和気あいあいのトレッキングでした。
 個人的には、買い揃えたのに今まで一度も使えなかった雨具、ザックカバーがやっと使えたことが嬉しかった(初心者ですから)。 
 今日一日楽しいトレッキングの機会を与えてくれたIリーダーと参加メンバーに感謝、感謝です。欲を言えば、今度は天気のいい日にもう一度、志賀高原を歩いてみたい、そして温泉にも。(おわり)

≪今回出逢えた花々≫