会山行紀行文 2018年
6/5(火)
晴れのち曇り
(ごずさん)
五頭山

913m
参加者 (紀行文) 1866 S/T
No−59  グレード:C 13名
 担当リーダー 1866 S/T (男性6名・女性7名) (写真) 1866 S/T
≪コースタイム≫
菱ヶ岳駐車場(9:00)…登山口雨量計(9:15)…六合目分岐(10:40)…五ノ峰・昼食(11:30-12:15)…三ノ峰(12:25)…一ノ峰(12:40)…五頭山山頂(13:05)…三ノ峰(14:00)…七合目長助清水(14:30)…どんぐりの森(15:20)…駐車場・解散(15:40)
≪紀行文≫
〜〜〜馴染みの山にも仲間と余裕を持って登ることの楽しさや満足感を感じた〜〜〜

 雪の無い季節の5月から11月の毎月第一火曜日は、気軽に参加できる五頭山への会山行を実施しており、今回はその2回目となります。
 数日来、いよいよ夏を感じる暑い日が続きますが、今日も登り出しは汗の吹き出る暑い天気であり、先が思いやられます。
スキー場コース登山口、
最近できた雨量計があります
清々しい若ブナ林、まことに気持ちいい 話も弾み快適に登ります

 このスキー場コースは、出湯コースとの分岐である6合目までは急坂も少なく、若ブナの美しく清々しいコース。若ブナを楽しみながら登るうちに、快適な風が吹き始め気温も下がって?実に気持ちの良い山日和となってきました。
 予定通りの時間で6合目分岐を過ぎて更に上を目指しますが、長い時間を掛けて雨で抉られた出湯コースは大きな段差がついてまことに歩き難い。
 かっては五頭山のメインコースだったのに、道が荒れて、今は歩く人も少なくなって殆んど人に会いません。
若ブナも終わりに近づき… 六合目、出湯コースとの分岐に到着 岸壁に彫られた親子地蔵

 荒れた道を登りきり、赤安山への分岐を過ぎて、更に進むと五ノ峰の真下の岩壁に掘られた「親子地蔵」があります。
 先月、五頭山系で遭難し遺体で発見された親子が思われて、例えようのない哀れさを覚えます。
 五ノ峰でゆっくりと時間を取って昼食。日は射すものの下から吹き上げる心地よい風、登りの疲れも吹き飛ぶ感じがしました。
この後は、三ノ峰〜一ノ峰を経て、五頭山山頂へ。

 春霞のせいか、飯豊の展望もスッキリしないが、2012年9月に楽山会で山頂の標柱を建てた経緯や思い出を、参加者の皆さんに説明などしてから下山。 
 五ノ峰。風が心地よい、ここで昼食。
 一ノ峰
 五ノ峰で集合写真  五頭山の山頂標識  
狭い山頂、初めてという人も… 飯豊の展望もボンヤリと 集まって、山座同定?

 三ノ峰からどんぐりの森への下山は急坂や階段も多く、慎重に下るように促しつつゆっくりと歩く。
 七合目の長助清水では、各自、冷たい湧水で喉を潤してから、会話を楽しみつつ無事に下山しました。
慎重に下ります 長助清水、冷たくて旨かったぁ〜 どんぐりの森へ、元気に下山

 自分にとっては歩き慣れた五頭山ですが、こうして多くの仲間と会山行として登るとまた違った感慨があります。自分が気付かなかった面白さや 見どころにも気付かされて、楽しい一日でした。
 今日の歩きは、ゆっくりペースで6.3メッツ、下山後の皆さんの感想は丁度良いスピードとの言葉を戴き、満足でした。
 遠くの山や珍しい山もいいけど、こうした馴染みの山にも仲間と余裕を持って登ることの楽しさや満足感を感じた一日でした。