会山行紀行文 2018年
5/26(土)
晴れ
(よねやま)
米山縦走

993m
参加者 (紀行文) 2255 M/I
No-53  グレード:C上  25名
 担当リーダー 1396 H/K (男性14名・女性11名) (写真) 2255 M/I
≪コースタイム≫
新潟駅(7:10)=米山SA(8:40)=吉尾登山口(9:10)…山伏岩(10:40)…女人堂(11:20)…米山山頂(11:30-12:30)…熊野権現(13:00)
…赤石山(13:40)…白蛇ヶ池(14:20)…谷根登山口(15:40)=新潟駅(17:30)
≪紀行文≫
~~~若葉の香を漂わせて吹く風と花を楽しみながら~~~

 安定しない天候が続き、山階節ではないが、米山さんに、雲が出たり・夕立が来たり・ドガラリント雷が鳴ったりの天気になりはしないかと心配していたが、Kリーダーを始め参加者の日頃の行いが良いのか、最高の登山日和となった。

 参加者25名(男性14名・女性11名)を乗せたバスは新潟駅南口を定刻に出発。車中でKリーダーから今回の縦走コースは、登山者が少なく静かで花もあり、急登の上り下りが随所にある変化に富んだ楽しいコースとの説明があった。

 米山は,「山階節」や日本三薬師の一つとして知られている霊峰のほか、明治時代に内務省が山頂に設置した「三角点標石」があり、現存しているのは、雲取山と米山の2ヶ所だけだそうだ。

 準備もしっかり整い、班長の点呼確認も終わり、吉尾登山口から約2時間の山行の出発です。

 登山道のぬかるみ場所は古タイヤを施設するなど整備がしっかりされており、感謝・感謝の気持ちで登る。
スムーズな準備!さすがベテラン 見やすい立派な案内板
 名簿を見ながら確実なチェック さあ足取り軽く登山開始   タイヤのぬかるみ対策

 しばらくすると、登りがきつくなってきたが、珍しいキンランの花を目にして少し気持ちも落ち着き、ギヤを一段とアップさせて登る。

 登山道には山頂までの距離を1,000mまでは250m、それ以降は200m刻みで表示されている。
いよいよ登り開始 珍しい花キンランが歓迎 コース標識も万全

 急登の始まりです。階段や梯子で整備されていますが、やはり急登は「きつい」の言葉がつい出てしまう。
 1,500m付近にある根曲がりの芸術作品や、花々で「ホッ」としたところで本格化する急登に向け、エネルギー補給の2回目の休憩を取る。
「きつい」の言葉がつい・・  自然が作る芸術作品  エネルギー補給は大切 


 登山道には「石仏」があり霊峰米山信仰の佇まいを感じる。
 また、イワカガミ・ヒメシャガなどの花々は疲れた体にやすらぎと活力を与えてくれる。
 安全登山をお願い  チゴユリとイワカガミ
ヒメシャガ イワカガミ 色鮮やかに咲き誇る


 Kリーダーの概要説明で一番の難所と言われた急登を前に、山伏岩(800m付近)で3回目の休憩を取り気力・体力を整え挑戦する。

 Kリーダーからストックは収納して登るようにと指示があった。
山伏岩標識 山伏岩  一番の難所を前に3回目の休憩
ロープをしっかり握り,滑りやすい所は両手両足を使い、梯子は一歩一歩確実に、最後の所はKリーダーからサポートしてもらい全員無事に通過する。
 難所の始まり    
まだまだ続く難所 滑らないよう慎重に 最後はリーダーが手を貸して

 ウグイスの歓迎の鳴き声を聞きながら、若葉の香を漂わせた風に火照った体を癒してもらい、女人堂で登り最後(4回目)の休憩を取る。
女人堂標識と石仏群    頂上を前に最後の休憩

 米山山頂に到着。地域の「市民の山」として親しまれていることや休日ということもあり大勢の登山者で賑っていた。薬師堂にお参りし,三角点標石を確認し楽しいランチタイムとなった。
 頂上の標識 日本三薬師にお参り  大きな立派な小屋 
三角点標石 
 疲れた体には食事が一番 満腹のおなかで満足な皆さん 

 楽しいランチタイムも終了して下山開始です。

 下山は、谷根登山口まで約3時間の長丁場で急登の下りもあることから注意するようKリーダーから指示があった。

 下山開始後まもなく急登の下り、ロープをしっかり確保しながら足場を固めて通過する。 
「滑るよー」お互い声かけて 
下り標識  ロープをしっかり握って  最後の力を振り絞って 


 熊野権現・赤岩山・白蛇ヶ池・前山の各地点で休憩をとり、最後の急登の下りも通過、事故・ケガもなく全員無事に下山した。
  こまめなエネルギー補給は疲れ防止   登山は自然とのふれあい 楽しそう・・
 下山最後の休憩  最後の急登の下り ゴールはすぐそこ お疲れさまでした 登山口到着

 帰りの車中でT会長から今回の山行を運動強度計算単位の「メッツ」で評価した結果、「体に優しい理想的な山行」との説明があった。
 今回の山行で安全・安心登山が出来たのもKリーダーのおかげと感謝いたします。Kリーダー・参加された皆さん大変ご苦労様でした。