会山行紀行文 2018年
5/01(火)
晴れ
(ごずさん)
五頭山

913m
参加者 (紀行文) 1866 S/T
No−39  グレード:C 27名
 担当リーダー 1866 S/T (男性8名・女性19名) (写真) 1866 S/T
≪コースタイム≫
菱ヶ岳登山口(集合場所8:45)…ドングリの森登山口(9:05)…五合目(9:25)…七合目・長助清水(9:55)…三ノ峰(10:45)…一ノ峰(11:05)
…五頭山(11:40−12:30)…一ノ峰…三の峰(12:55)…五ノ峰(13:15)…三の峰(13:35)…ドングリの森(14:55)…菱ヶ岳登山口(15:20解散)
≪紀行文≫
〜〜〜皆さんが気軽に参加してゆっくり春山を楽しんでくれた〜〜〜

 五頭山は、市民の山としてたくさんの人が登りますが、電車などの交通機関によるアクセスが悪く、車を持たない人には不便な山となっています。
 そんな方々が気軽に登れるようにとの考えから、今回は自車運転または車輛提供者の車への分乗による登山口への集合としました。
 その結果、自車運転6名、車輛提供者6名、分乗者15名となりました。

 朝のうちは暑いくらいに感じた天気も、曇り空ながら登るほどに程よい山日和となり、順調に予定コースを回る楽しい一日となりました。
 自分なりに今回のテーマを「気軽に参加、ゆっくり登る」をテーマとしていたので、息の上がらない中高年でも安心のスピードを心掛けたのです。
新緑を眺めながら楽々と登る 五合目、癒しのグリーン 六合目付近、急坂続き頑張りどころ

 新緑の眩しい木々、道端にはイワウチワやチゴユリなどの花が咲き春山の気分を満喫させてくれます。
 乾いた登山道を歩いて、五合目、七合目で休憩、雪が出てきたのは三ノ峰直下に来てから、これ以後は残雪の上を歩きました。

 順調に高度を上げて、三ノ峰に来てみれば、残念ながら飯豊連峰は春霞に遮られて見ること叶いませんが反対側の雪の残る菱ヶ岳への稜線はきれいに望めます。
三ノ峰直下、まだたっぷりの雪 三ノ峰到着、残念ながら飯豊は見えず 三ノ峰小屋の雪もすっかり消えて…

 小休止の後、更に一ノ峰へ。堅く閉まった残雪を歩くのは真に気持ちがいい!、時々、顔にかかる小枝が煩いが、これも雪解けシーズンの現象と思えば仕方ない事です。
さらに前進、残雪歩きは楽しい! 全然もぐらず歩きやすい、高度を稼ぎます 菱ヶ岳方面への稜線が、くっきりと望めます

 暑くなく寒くなく、天気にも恵まれてどの顔も楽しそう、一ノ峰で休憩してから本峰めがけて進みます。3月に来た頃はたくさんの雪と張り出した雪庇が見事でしたが、雪解けもしっかり進んで春山そのものですが、流石に五頭山の標識はまだ雪の下でした。
 しばらく前までは「小倉山」とも表記され、些か肩身が狭そうでしたが、今は国土地理院地図の表記が「五頭山」となっており、晴れて正式認知?された五頭山本峰です。
一ノ峰で大休止、日も射して気持ちいい 前一ノ峰を通過して本峰へと進みます 五頭山本峰の稜線に着きました

 山頂近くの雪の上、風を避けた緩斜面でお昼としました。
 山仲間と共に、こうして心地良い山中で食べる食事は最高!、山に登る楽しみの一つでもあります。
 あちらこちらで笑い声や楽し気な会話が聞こえる、それぞれのくつろぎタイムを終え集合写真を撮ってから、来た道を三ノ峰迄戻ります。
生憎、「五頭山」の標識はこの雪の下 山頂下で、風を避けての食事風景 食事を終えて、来た道を戻ります

 三ノ峰から今度は五ノ峰へ。視界が良ければ弥彦・角田から佐渡まで見渡せる展望も、春霞でぼんやりと・・五ノ峰には雪はなく暫く休んでから三ノ峰に戻り、ここからどんぐりの森へと下山して今日の全行程を終えました。
天気よし、みんなの足もそろって 五ノ峰山頂、「久しぶりに来た〜」の声多し 下界の風景はぼんやりとしか…
 春の代表・マンサクも盛り!  1〜5まで全峰歩いて満足の下山 「どんぐりの森」へと下山です
 
 今回は、初めて「SEIKO Alpinist」を使って登高スピードを計りました。結果は以下の通り。
 平均登高スピード333m/h(6.3メッツ)・下山スピード−404m/h(−7メッツ)
 ほぼ目標にしていた登りスピードとなりました。下山しての皆さんの感想も「ちょうど良かった!」の声が多く聞かれて満足、但し「下りがもう少し遅いといいんだけど…」の声は反省材料です。
「山頂での集合写真、天然の雪上ステージにて」と「本日出逢えた花々」  
 
 ともかく、皆さんが気軽に参加してゆっくり春山を楽しんでくれたこと、大変うれしい一日でした。
 来月は、新緑のスキー場コースを「気軽に参加、ゆっくり登る」をコンセプトに実施しますので、またみんなで楽しみましょう。  (おわり)