会山行紀行文 2018年
2/03(土)
晴れのち曇り
(かさみね)
笠峰

  484m
参加者 (紀行文) 2097 T/Y
No−008  グレード:C上  21名
 担当リーダー 806 H/I (男性8名・女性13名) (写真) 2097 T/Y
≪コースタイム≫
新潟駅南口(7:10)=上高柳(8:45-8:57)…登山口(9:29)…笠峰山頂(11:30-11:44)…昼食(11:57-12:36)…上高柳(13:23)=
七谷コミセン入浴(13:45-14:25)=新潟駅南口(15:45)
≪紀行文≫
〜〜〜久しぶりの快晴の冬山ワカン登山でした。頂上360度の大展望で満喫〜〜〜

 粟ヶ岳から権ノ神岳を経て宝蔵山、白山へと続く粟ヶ岳宝蔵山縦走路の最低鞍部の橋立から西へ稜線に登山道があり、高柳川と小乙川に挟まれた483.8mのピークが笠峰。
 夏道だと上高柳集落からスタートし、笠峰登山口と送電線巡視路の標識があるところから登るが、121番鉄塔の上の林道から上は藪の中に入り登山道が分からなくなるようで、冬は藪が雪の下になるので登れる。

 今日は、朝から大快晴、ほとんどのメンバーが晴れた弥彦の初詣登山から久しぶりの晴れの登山と喜んでいた。確かに1週ごとの大寒波で山行は中止が多いし、個人での登山もままならない1か月であった。

 8:45上高柳集落に到着。毎回お世話になっている民家の屋根付きの大きな駐車場をお借りして、登山準備。昨年は1匹であった犬、今年はかわいい子犬を入れて2匹になっていた。
上高柳集落の民家にバスを駐車 屋根付きの大きな駐車場でワカン装着 Iリーダー始め、最強メンバーは準備終了 

 ワカンを履き、8:57登山開始。夏来たことがないので分からないが、下は林道なのか踏み後のない雪原をラッセルしながら歩く。一列になって21人歩くと固くなって綺麗な登山道が出来上がる。
登山開始。雪原をラッセルしながら歩く 一列になって歩くと綺麗な登山道が出来る 杉林直前で休憩

 雪原から杉林に入り、林道と思われる所を杉林に入って10分歩き、高柳川に架かる松平橋を越えてすぐに、笠峰と送電線巡視路の標識がある登山口になる。夏ですと、松平橋の手前の駐車スペースに駐車できるようです。

 登山口で小休憩し、杉林の中は、杉の枝に積もった雪が落ちているので少し硬く、ラッセルも楽であるが、いよいよ斜面に入り昨年はそのまま斜めに入って斜度が緩くなるコースを選んだが、今年は左に急斜面に挑戦して登った。急斜面は雪が深く、最近加入のメンバーが先頭でラッセルを買って出て、そのあとを追った。 
 斜面を登り切って少し歩き、尾根に取り付いたところで休憩。
杉林の林道は、枝から落ちた雪で少し硬い 登山口標識、昨年より雪が多い 登山口で休憩、ラッセルでの汗を拭いている
真っ直ぐの斜度が緩くなるコースを昨年選んだが、今年は左に曲がり急斜面に挑戦 斜面を登り切って緩やかな場所で休憩

 そこから10数分で、121番鉄塔に着き休憩。この鉄塔は、夏でも冬でも目印になる場所である。

 更に杉林に入り超えると林道に出た。林道を左に進んで少し歩き、右の斜面を登る。
休憩場所の尾根に取り付きから登る 目印の121番鉄塔に着き休憩 杉林から雑木林に代わる頃から木漏れ日が

 杉林から、雑木林に代わる頃から木漏れ日が差し、空の青さを感じながら少し緩い斜面を気持ちよく歩く。

 この辺から、女性も含め全員が順番に頭になった人が少しづつラッセルする。リーダーからの指示ではあるが、雪山を登ったら少しでもラッセルをして、踏み後のない雪の状況を確かめながら登るのも面白いし、大切である。自分の体力を考えて少しで良いのである。

 鉄塔から40分歩き、2つ目の目印になる幹がくねった木がある雪原に出て休憩。ここが333m峰なのか。 
 その場所から、宝蔵山、粟が岳、守門岳、特徴的な山容の袴腰山などが見える。快晴で風もなく温かい。見晴らしの良い場所である。
空の青さを感じながら気持ちよく歩く もうすぐで、幹がくねった木がある雪原へ 笠峰方面へ歩くポイントで休憩

 休憩後、この場所から左の尾根道を使い笠峰方面へ歩く。あまりアップダウンがなく樹林も少ないので歩きやすくゆったりとした雪原を、ここも交代でラッセルする。若干晴れが続き、少し硬いのに15pほど沈みこむので、ラッセルは疲れる。新雪の方が深くなければ軽いのでラッセルしやすい。

 ラッセルしている先頭は大変であるが、快晴で日に当たりながら気持ち良く歩るける。
 笠峰頂上の一つ手前のピークに登るとき、リーダーから横に広がって好きなコースを選んで登って良いとの声で、トレースの無い場所を選び登る.
 超えて、もう一登りで頂上。頂上が見えてきたので、皆さんの足は軽く登っているように見える。
歩きやすい雪原を、交代でラッセルする トレースの無い場所を選び自由に登る もう一登りで頂上、皆さんの足は軽く 

 山頂に11:30到着。山頂は360度の展望。ここから宝蔵山、粟が岳、守門岳、特徴的な山容の袴腰山などが見える。
 集合写真を撮った後は展望を楽しみ、周辺の山々の写真を撮る。
山頂に到着。山頂は360度の展望   頂上で集合写真
 宝蔵山 粟が岳   左に守門岳、右に特徴的な山容の袴腰山

 風が少しあるので333mの目印の木がある雪原で昼食を取ることにして11:44 下山開始。
 333mの目印の木がある雪原は風がなく、陽射しを浴びながらの昼食を取った。
頂上は風が少しあるので下山開始   晴れているので下界が良く見える 333mの目印の木がある雪原で昼食 

 昼食後、出発時には予報通り曇ってきたが、下山は冬山の醍醐味、踏み後のない林間の新雪を自由に踏んで降りる。
 
 今日は晴天に恵まれ、Iリーダー始め、SL、班長さん、ラッセルを頑張った若手の皆さんご苦労様でした。
 冬山の晴天の山行、ありがとうございました。
 下山開始、予報通り曇ってきた  急坂も慎重に下山  けがもなく順調に下山で皆は笑顔