会山行紀行文 2018年
1/7(日)
曇り後晴れ
(特別山行)
弥彦山初詣登山

  634m
参加者 (紀行文) 2097 T/Y
No−003  グレード:C-E 70名
 担当リーダー 2097 T/Y (男性30名・女性40名) (写真) 2097 T/Y
≪コースタイム≫
JR弥彦駅前(9:30-9:40)…弥彦温泉/ホテルヴァイス…弥彦神社参拝(9:59)…表参道登山口(10:04)…弥彦山山頂(奥の院) (11:18)…弥彦温泉/ホテルヴァイス(新年会会場)(13:00-14:45)
≪紀行文≫
〜〜〜晴れて穏やかな弥彦山初詣登山、2年連続で70名超えの大勢の参加〜〜〜

 担当して3年目であるが今年は久しぶりに雪が多い。弥彦山頂上の雪は30〜40pありそう。久しぶりの快晴の下で登ることが出来た。
 日程が良かったのか、昨年から新年会の会場をホテルで温泉付きに変えたのが良かったのか、楽山会の弥彦山初詣登山では初めての2年連続で70名を超える大勢の参加であった。

 弥彦駅には電車、車などで参加者が到着、それぞれ新年のあいさつなどを交わし、登山準備後弥彦駅前に全員が集合し、弥彦山登山禁止であるが登るのに全く問題ないと判断し実施することにした説明と、今日のコース別行程や連絡事項を説明。

 実は、昨日新年会の打ち合わせと酒などを置いてくるためホテルへ行った際に、ホテルのフロントに「弥彦山登山禁止のお知らせ」の張り紙、驚いて対応していただいたホテルの社長から観光協会に問い合わせしていただき、そのように書いてあるが、自己責任で登って構わないとのこと。
 禁止の状況は、「「表参道3合目及び6合目」付近で倒木・崩落個所があり、大変危険な状態のため復旧まで通行禁止とします。(※登山、自己責任でお願いします。)」という内容でした。
 その状況を確認するため、その後直ちに弥彦山へ登り3合目の状態を確認したが、3合目標識のすぐ手前は他の山では普通にある少し大きめの木での倒木で、少し屈めば問題ないし、3合目標識を超えた登山道は根が持ち上がって確かに少し狭いが、これも登るのに全く問題ないと判断し、6合目にはいかなかったが下山者に聞いたところそのようなところはなかったとのこと、管理者等側では、事故があった際の責任問題と倒木排除要請があると困るので禁止をしたと考え、実施することで石井実行部長・端保会長へ相談・報告した。
行きの電車は、楽山会借り切り状態 弥彦駅前でリーダーから説明(1866S/T) ホテルへの直行道路は長い列

 弥彦駅を9:40出発、途中新年会の会場となるホテルヴァイスに登山に不要な荷物を置き、その後は自由に今年Eコースを創設しての神社参拝組・ロープウェイ組・登山組に分かれ登り始めた。
 私は、弥彦神社の入り口に立つ一の鳥居から入ったが、三連休の中日の日曜日であるのと天候が良いのか弥彦神社は大勢の参拝客でにぎわっており、我々も拝殿で初詣参拝を済ませる。
新年会の会場ホテル、
登山に不要な荷物をホテルに置く
弥彦神社の一の鳥居をくぐる 登山前に弥彦神社へ参拝「今年も楽しい登山と安全・安心登山になりますように」

 登山組は万葉の道を通り登山開始、登山禁止ではあったが初詣登山者は我々楽山会70人だけでなく、ほかの山の会の登山者、グループ登山者などが大勢登っており、山開きの日かと勘違いするほど。その中でそれぞれのペースで登り、山頂の奥の院に向かった。
万葉の道を通り、弥彦山表参道登山口へ 表参道登山口からいよいよ登山開始 山麓の茶屋を通過

 ホテルから、荷物を置く人・すぐ登山をする人に分かれ、各自のペースでゆっくりで登っているので、メンバーもばらけて登っている。
 雪は2合目から多くなるが順調に登れる。
 3合目の倒木では少し屈めば問題なく登れ、その後雪の量が少しずつ増えてくる。3合目を過ぎたころから青空が見え始める。
一合目手前の雪の状況 3合目標識手前の倒木は少し屈めば通れる 3合目から雪も増え、青空が出てきた

 4合目頃から、雪が多いので登山道も1人が通れるほどになり、下山者との交差やゆっくり登っている人などにより、長蛇の列ができるようになった。
 頂上が見通せる6合目を超えるころには空は快晴に。陽が注ぐ白い雪の中を歩くのは、大変気持ちが高揚する。
 7合目の水場で一息し御神水を飲む。頂上まであと少しである。
五合目の鳥居に到着 五合目過ぎたいつも凍っている場所は渋滞 七合目の御神水を飲み一息

 9合目が見えてくると、どういうわけかほぼ頂上へ上がったという気持ちになる。
 9合目は久しぶりに晴れた日本海・遠くに佐渡が見え、海は穏やかである。  
8合目を超え、9合目方面が見渡せる ようやく9合目に到着 晴れて穏やかな日本海、遠くに佐渡が

 2つの坂を超えるが、昨年の雪のない登山道より雪があった方がなぜか登りやすい。山頂・奥の院に到着。
 いつもは風が強く、雪が降っているなどで参拝したら早々に下山したが、今日は穏やかに晴れているので、ゆったりとした気持ちになり、ゆっくりと参拝、下界の景色を見る余裕が出る。
山頂への道は昨年より雪が多く登りやすい   弥彦山山頂(奥の院)の鳥居に到着 弥彦山山頂(奥の院)で参拝 
晴れているので景色を見たりして休憩  向こうの多宝山も良く見える 山頂直下は登ってくる楽山会メンバーと交差

 しかし、新年会の準備もあり早めにホテルへ着きたいので下山は狭い雪道も新雪の中を通り、分岐があれば登山者の少ない道を通るなどして小走りで降りる。日陰の登山道は雪が固く、ピン付き長靴は滑りにくく早めに降りられるので、何時もより降り易い。
下りは滑って転ばないよう慎重に下山   登山口手前からの道と靴洗い場 

 下山後は昨年から会場変更の弥彦温泉/ホテルヴァイスで恒例の新年会、会場をホテルの100人入れる会場に変えたため、62名と大勢参加されても会場はゆったりとしていた。早く到着した人から温泉入浴、昼食、持参のお酒の一杯が始まる。

 下山後は恒例の新年会、ホテルの100人入れる会場に変えたため、62名と大勢参加されても会場はゆったりとしていた。今年初めての顔合わせの方々もおられ、お酒も入り大変盛り上がった楽しい宴会となった。

 12:30一斉に缶ビールに盛り合わせ料理が出て、新年会始まる直前に温かい味噌汁が出てきた。そこに持参した料理とお酒、それぞれ持ち寄りのおつまみありで、卓上は置くところがないほど。

 午後1時全員がほぼ揃ったところで端保会長挨拶と乾杯の音頭。今年初めての顔合わせなので、挨拶やら楽しい会話が始まる。お酒もかなり入り楽しい宴会となりさらに盛り上がるが、午後3時15分の弥彦駅発の電車に乗るので、水野副会長の締めで2時45分頃お開きにする。

 最後に、弥彦神社のお参りは今年も229の山行が、事故もなく楽しい山行になるように。  
新年会で端保会長挨拶  今回はホテルの広い会場で62名参加   盛り上がっている新年会