会山行紀行文
No−T67
グレード:D
2017年
 11/29(水)
晴れ
(かみやま)
神山と城峯公園冬桜

732m
参加者 (紀行文) 2052 M/T
38名 (俳句) 557 T/K
(男性6名・女性32名) (写真)2051S/T 2052M/T 
≪コースタイム≫
新潟駅(6:05)=関越道=藤岡IC=城峯公園前(9:45-10:10)…神山山頂(11:05-11:20)…城峯公園前(12:20)…城峯公園桜広場(12:35-13:45)…城峯公園前(13:55)=藤岡IC=関越道=新潟駅南口(17:45)
≪紀行文≫
〜〜〜久しぶりに陽ざしを一杯浴びて〜〜〜

 神山は標高732m、埼玉県神川町・神流湖畔にあり、その中腹に城峯神社、山頂に奥宮が祀られています。その神山の中腹、標高約500mの高台に城峯公園があり、公園内には600本の冬桜が植えられています。この冬桜は別名十月桜と呼ばれ、薄紅色の八重の花を咲かせる珍しい桜です。

 陽だまり登山と、冬桜の花を期待して曇天の新潟を出発しました。
 バスは予定より早く城峯公園前に到着、登山の準備を行い城峯神社へ向かいました。

 神社の境内で、「会員のひろば」でK/Aさんに教えて頂いた体操を行い登山の開始です。

  (俳句)県境ひ日矢に煌く雪の嶺      (俳句)冬桜訪ねる武蔵日本晴
  (俳句)登山口銀杏落葉のストレッチ
 

(クリックで拡大)
神山と城峯公園冬桜の軌跡
点呼を取って、さぁ出発! 城峯神社の鳥居をくぐり 見事な黄葉に迎えられ
ウオームアップを十分に 神社脇より登山開始 一歩一歩粘り強く

 山頂までは標高差240m、距離にして800mです。なかなか難儀な登りですが、100mごとの標識に元気づけられます。皆さん、弱音を吐かず遅れることもなく頑張り通しました。
 奥の院を詣で、眼下に広がる神流湖の眺めを楽しみ、山頂を後にしました。帰路は林道歩きで、おしゃべりを楽しみながら下山しました。

   (俳句)冬紅葉透けてダム湖の波小さし    (俳句)倒木をくぐり落葉の登山道
   (俳句)奥の院小さき祠に落葉積む      (俳句)笑いつつ話しつ下山冬うらら
難儀な尾根登り 休憩はしっかりと 700mまで来たよ!
もう直ぐ山頂! )奥の院に詣り 眼下に見える神流湖
林道歩きは話が弾む 城峯公園入口 正面に見える神山

 昼食は、城峯公園内の冬桜の咲く広場でとりました。温かい陽ざしのもと、まるで春のお花見のような気分を味わえました。そして、青空と、可憐な桜の花と紅葉のコラボレーションが最大のご馳走となりました。

   (俳句)冬紅葉紅極まりて空青し    (俳句)冬桜下の野点てにかまきりも    (俳句)冬桜触るばはらり白く散る

展望台からの神流湖 夜にはイルミネーション 山裾を彩る桜
 桜の下で、のんびりとのんびりと過ごしました  冬桜の下で野点て

 荒天続きの新潟を抜け出し、久しぶりに陽ざしを一杯浴び、登山と花見を楽しんだ一日でした。

  (俳句)柚子一つ貰い武蔵の旅終わる   (俳句)県境に冬の虹見え越後路へ

城峯公園前にて集合写真


≪可憐な十月桜≫  
≪桜と紅葉のコラボレーション≫