会山行紀行文 2017年
 4/7(金)~28(金)
(ネパール)
Mt.マナスル
5165m(ラルクパスピーク)
参加者 (紀行文) 2162 H/M
5人
(男性2名・女性3名) (写真) 2162 H/M
≪行程≫
    4月8日成田10:30am出発,本経由でカトマンズ着10:00pm(ホテル泊)
    4月9日カトマンズ発、チャーター車で最初の宿泊地ソチコーラ710mへ
    4月10日標高710mから徐々に高度を上げ4月16日の6日目に3180mのローに到着
    4月19日標高3820mのサンドで高地順応の為2泊する
    4月20日真木とガイドのみでマナスル氷河ベースキャンプ4700mへ足慣らしに7時間半の往復トレック
         他の4人は4000m氷河湖へ往復で3時間のトレック足慣らし
    4月21日標高4460mサムド泊、テント泊の予定であったがロッジの空きがあり変更
    4月22日3:30am出発し最大難関のロングコースのラルクパスピーク5165m超えし14時間かけ5:30pmにビンタム3710mにようやく到着。
         以後760mまで下山。
    4月25日プライベートカーで3時pmにカトマンズ1400mに到着
    4月25~26日は世界遺産やショッピング(3回目なので世界遺産見学は1ケ所のみ)
    4月26日11時pmカトマンズ出発し香港へ(毎年このパターンで一昨年は12時間後に大地震だった)
    4月27日は現役時代の会社の後輩が香港現地法人社長。彼の手配で9時amから10時pm迄観光案内   
    4月28日は香港から台北経由で成田に到着し、新潟へは11時pm過ぎに到着。
≪過去には≫
    2015年4月:(3人)ネパール、ゴーキョ5360m、カラパタール5545m、エヴェレストベースキャンプ5364m
    2016年4月:(8人)ネパール、プーンヒル3193m、アンナプルナベースキャンプ4130m
    2017年4月:(5人)ネパ‐ル、Mt.マナスル・ラルクパス5165m
    2018年4月:ネパール、ランタン周回トレッキング
≪紀行文≫
≪メンバー≫
 私と女性2人は3年連続一緒のネパールトレック(スイスを入れると4回目)、残り2人は夫婦で、昨年アンナプルナで同伴。 
 ガイドは昨年一緒の現地人一人とサブ一人の2人、ポーターは3人で我々5人を含め計10人でのんびり、ゆっくりとMt.マナスル8163mを1周するロングコースである。

≪Mt.マナスル≫
 Mt.マナスル8163mは日本人が最初に登頂した事で有名な山。日本人には4番目に人気の山だが日本人でいく人は少ない。
 日本人には4月22日の3710m地点が終着地点のアルパインツアー客だけ。
 一番人気はエベレスト街道のエベレストB.C.5350mとカラパタール5550m登頂で、ゴーキョピ⁻ク5483m、比較的楽なアンナプルナB.C.4130m、 ランタンパス39~5400m等が日本人の人気コース。

≪費用≫
 カトマンズについてからカトマンズを出発するまでの総経費は$1500(宿泊・食事・ガイド・観光付)
 成田からカトマンズの往復飛行機代7~9万円がプラス。(今回は香港旅行1泊と観光料が別途必要)
 昨年同様、現地ガイドと直接のやり取りで、旅行会社を通さない旅行で、我々は安く行けると思う。

≪カトマンズ事情≫
 地震からの復興が進んでいない、町は埃だらけで、世界遺産も復興途上である。3年前の地震前日に見た世界遺産はひどい状態。
 物価は日本の1/3位かも。偽ブランドが横行している。安い。

≪山の事情≫
 登山者が地震でかなり減っており、特に日本人が減っている。
 何年か前のように日本からチャーター便があったのもなくなっているらしい(アルパインのツアーコンダクターの話)。 
 この時期の山は気温が上昇してカスミがかかることがあり、山容を見る人は秋に行く人が多いようだ。
 私たちは3年連続で4月に行っているが、どうも天候に恵まれているようだ。今回も毎日が快晴で、日中は半そででよいくらいだ。
 山容もばっちり見ることができた。昨年は石楠花の満開に合わせ花を見るために来た。
 今年も2800~3500m地点では色とりどりの石楠花が見えた。ガイドは今年も真木さんたちはラッキーなトレッキングと言っていた。
 積雪は5160mのラルクパスから下りの4500mの間が少しある程度でアイゼンは使用しないで済む(例年より雪解けが早かったようです)。
 野生動物のモーマットや野生のヤギ、サルなどなかなか見る機会がないものも何回も見えた。

≪Mt.マナスルの登山道にて≫
 登山道では吊り橋は無数にあり現地人・水牛・馬・ロバ登山者など。
 急流の渡川も2ケ所、入山検問所も国立公園なので山塊ごとにある。
 入山料も5-7000円位必要。3人の若いポーターは本当にパワ-とスピ-ドで登る。私の5倍の力。

≪美しいMt.マナスルの山容≫

 ここからはガイドと私の2人きり。

 3500mから一気に4750mへハ-ドなベースキャンプへの登山。

 空気も薄く真横では雪崩が数回発生3段目右端の写真。

 4段目の写真はBCで頂上は目前、眼下の絶景。

≪いよいよ、目的地のラルクパスへ≫

野口健が寄贈したサイン入りテント

モーマットがあちこちに出現する

ようやく見えてきたラルクパスピーク5136m、最後の登り。空気は薄い

何回も出合ったマキシムとマリア

ラルクパスピーク5136mでポーターのシャイマン

疲れも見せない、この後標高差1400mの下山がある


 下山道は雪が深くガレ場と急坂で非常に危険だ。がけ崩れの箇所ではロシアチームとたすけあいながら下山

≪マナスルの食事と宿≫

男台所に入るべし。お昼の準備でニンニクを擦る


 現地人は手も付けないワラビ。作って食べて見せる。醤油の代わりにシーチキン。現地人も驚きのうまさ

乱れ咲くワラビの山

かまどの灰であく抜き一晩寝かす


 上、道中何回も一緒だったモスクワのマキシムさん達。ロシアの酒でパ-ティ。
 帰国後もメ
-ル交換。


 ネパールの宿主は女性が多く働き者だ。 夜遅くまで飲み明かし楽しい時間。

 下、ネパ
-ルの代表的料理。

 山ではヌードルやパスタも多い


 最後の山の宿泊地は都会?料理も多種、そして私は300円の床屋に、現地人は150円差別だ。

≪ネパール山岳地域の子供達≫

 どこの国の子供も無邪気で明るく働き者だ。  竹籠に大きな石10kg位を採石場から運ぶ。
 生活の一部で明るい。

 小さな女の子は髪油で丁寧に手入れをして黒髪が美しい

 部族によって民族衣装も着るもの身に着けるものが違う。

≪おまけ:香港≫
 おまけの香港観光1泊2日の旅—これが100万ドルの夜景だ-現地法人イオン香港社長(中央)が自ら案内