会山行紀行文 2017年
 3/29(水)
曇り後晴
(ひなたくらやま)
日向倉山
1431m
参加者 (紀行文) 1914 E/S
6名
(男性4名・女性2名) (写真) 1914 E/S
≪コースタイム≫
新津(6:00)=シルバーライントンネル出口登山口(8:00−8:10)…尾根分岐(9:30−9:40)…山頂(11:43−12:30)…尾根分岐(13:30)
…登山口(14:17−14:30)=新津(16:30)
≪紀行文≫

 山仲間の女性より魚沼の山へのお誘いが有り参加する事にしました。場所はシルバーラインのトンネルを銀山平に出た所より登る山で積雪期限定の山で昨年会山行で登った山です。
 魚沼の雪山は良く分からないので山仲間の魚沼市在住の男性2名が同行してくれるそうなので安心です。
 道の駅深雪の里で2人と待ち合わせトンネルを出た所よりワカンを着け案内して貰います。
 少し平らな所を歩き急な登りの尾根に取り付きます。さすが雪国の人達で歩くのが早く着いて行けません。
 今日は気温も高く雪は柔らかくトレースも無く歩き辛いです。でも2人だけにに先頭を歩いて貰う訳にも行かず少しずつですが私達も交代してラッセルの先頭に出ます。雪が重くなかなか進みません。
 先頭を交代しながら尾根の分岐のピークに着き頂上部の見えない荒沢岳や越後駒ヶ岳を見ながら休憩します。
道路横より登ります 最初は平地歩き いきなりの急登尾根
振り向けば荒沢岳 越後駒ヶ岳 雪が重くラッセルは大変

 ここの所少しずつ雪が積もったそうで雪は重いですが新雪は綺麗です。
もう少しで尾根分岐 分岐に到着 目標の山日向倉山

 休憩の後少し下り尾根やブナ林をアップダウンしながら進みます。今日天気は良く成る予報でしたが山頂方向は雲に隠れ少し雪が降って来ました。風の来ない所で休憩し風も冷たいので1枚着ます。
未丈ヶ岳は霞んで良く見えず 尾根の下り 尾根歩き

 此処から又アップダウンを繰り返し痩せ尾根の雪庇に気をつけ最後の急登の始まりです。
ブナ林の横を歩き 山頂が見えるがまだ遠い これより雪庇の横を通過

 尾根も少し広く成り登り切った所が山頂です。この頃天気も少しずつ回復して青空も見えだしお日様も出て来ました。
 荒沢岳や越後駒ヶ岳は山頂部分は雲で良く見えませんが見える事を期待しながら綺麗な雪山を見ながら昼ご飯にしました。
 食事中男女2人組が登って来てその女性と山仲間は知り合いだそうです。その後又2人組が登って来て来ました。
 お天気の良い休日は賑合う山だそうですが今日は私達を入れて10人と静かな山でした。
雪庇の横を通過中 山頂は此のピークの先 山頂
山頂で 山頂が見えない荒沢岳 休憩中の2人組

 何時もの様にワカンを着けての雪山の下山は楽しいです。下山の頃天気も回復綺麗な雪と青空は気持ち良いです。
 荒沢岳も山頂を見せてくれました。下山は苦労して登った尾根分岐のピークまで行かず一つ手前の尾根を下山します。
下山開始 下山
未丈ヶ岳 荒沢岳 下山

 登った尾根より距離は近いですが傾斜がきつく最後はクラックも有り女性の足が雪穴に入り中々とれません。やっと取れたと思ったら長靴とワカンが抜けてしまい雪の中に、男二人で手で雪を掘りやっとワカンと長靴を掘りだしました。
登りと違う尾根へ 下山

 その後尻セードで全員滑って平らな所にたどり着きました。これが今年最後の雪山です。
 雪の質も重くトレースも無く我々弱小4人では山頂まで行け無かったかも知れません。でも地元魚沼の男性2人が強力にラッセルしてくれ山頂も踏め綺麗な雪山も眺められて至福の一日でした。(おわり)
登りに使った尾根 雪穴に入り足が抜けない お尻で下山
雪と一緒に下山 無事止まる 今日も1日無事雪山歩きも終わり