会山行紀行文 2017年
 1/3(火)
雨時々雪
(あわがだけ)
粟ヶ岳
1293m
参加者 (紀行文) 1914 E/S
単独
(男性) (写真) 1914 E/S
≪コースタイム≫
新津(6:20)=第二水源地登山口(7:10−8:00)…3合目(8:43-8:50)…6合目(10:00)…7合目避難小屋(10:24−10:45)…8合目(11:19)
…山頂(12:13)…7合目避難小屋(13:05−13:46)…大栃平(14:30)…3合目(15:00)…第二水源地登山口(15:42)=新津(16:30)
≪紀行文≫

 今年の登り始めの山は何処にしょうか。今の所小雪なので粟ヶ岳の山頂を正月に踏んで見たくて、地元山岳会や会山行でも登る3日に行けば多数の人が登ると思い3日に登る事にしました。
 当日は生憎な雨降り、雪が無いので車は第二水源地の登山口迄行き雨が弱まるか少し様子を車の中で見て居ると隣に車が2台着き知り合いの会員の方が降りて来て今日の会山行は悪天候の為駐車場で中止と決定に成り希望者だけ7合目の小屋までは行くそうです。
 雪の無い登山道を3合目までご一緒して貰い私は山頂まで行きたいので此処より一足先に歩き出します。
雪の無い静かな水源地 3合目より袴腰山 3合目で休憩

 先行者は4人居てハシゴ場の手前で長岡からの2人を追い越しクサリ場に着きます。クサリもロープも雪より出ていますがロープは凍り一本の棒状になって居てつかまると滑りますが他につかまる物が無いのでローヤクサリに慎重につかまり登ります。
 6合目に着いても天候は悪く周りは何も見えません。7合目の小屋より先は2人のスノーシュのトレースが有るだけなので小屋に入りエネルギーを補給しワカンを着けて居ると地元山岳会の顔見知りの人ら7人が到着しました。皆小屋までで終わりだそうです。
4合目へ 大栃平 ハシゴ場
クサリ場 6合目 7合目 此処よりワカンを着ける

 今年初めてのワカン歩行は疲れます。途中で休憩して居ると会員の3人がツボ足で登って来ました。皆私より10歳近く若く又沢登りや雪山の猛者達で先に山頂を目指して行きました。
 8合目手前で単独のスノーシュの男性と直ぐ後をスノーシュの女性が降りて来ました。山頂は周りは何も見えず風が強いそうです。

 8合目を越えると風も強く地吹雪模様になり寒いので風の来ない所で1枚雨具の下に着て手袋も防寒にしました。
 気温がだいぶ下がったのか濡れた雨具は凍りフードはヘルメットを被ったみたいに硬く成って居ました。
 長岡からの2人と会のIさんの3人が登ってきてその後ろを登ります。
 風が強く周りは何も見えません。でもトレースが有るので迷う事は有りません。

 中峰の登りで元気な3人がもう降りて来ました。
 山頂は思ったより積雪が有り方位盤は埋まって居ました。長岡の人からシャッターを押して貰い寒くて何も見えない山頂を後にします。
8合目 方位盤は雪の中
Iさんと山頂で 山頂標識 山頂を後にする長岡の人達

 小屋に入ると先に降りた3人やその他の人達が食事中でした。地元山岳会の人達は皆下山して居ませんでした。
 会の仲間は皆で5人私より先に下山しました。
 少し遅れて私も下山開始クサリ場を越えた先で5人に追いつき御一緒させて貰い大栃平で休憩します。
目の前の6合目を越えて下山 ロープにつかまり下山 ハシゴ場の下山
下山 大栃平より6合目
大栃平より山頂方面 下山

 その後3合目で休憩します。後は雪の無い登山道を登山口の水源地に着きました。
 3合目まで雪が無いので少し甘く見ましたが冬山の粟ヶ岳は厳しかったです。でも念願の新年の粟ヶ岳の山頂を踏む事が出来ました。
                                                                              (おわり)
3合目へ下山 3合目より下は雪は無し 無事登山口の堰堤へ