会山行紀行文
No−086
グレード:B緩
2017年
 8/6(日)〜7(月)
  晴れ  曇り後雨
(かがはくさん)
加賀白山

2173m
参加者 (紀行文) 2173 K/H 
24名 (俳句) 2173 K/H
(男性6名・女性14名) (写真)1957T/J 2173K/H
≪コースタイム≫
≪8月6日≫
 新潟駅南口(5.00)=別当出合(11:20)…砂防新道…中飯場(12:06)…甚之助小屋(14:00)…室堂センター(15:55)泊り
≪8月7日≫
 室堂センター(6:35)…御前峰(7:19)…室堂センター(8:07)…砂防新道…甚之助小屋(9:20)…中飯場(10:38)…別当出合(11:26)
 =白峰温泉(13:19)=新潟駅南口(19:00)
≪紀行文≫
〜〜〜霧に包まれた花畑を眺めながら〜〜〜
≪一日目 8/6≫
 南口、定時出発、天気良好、新潟、富山、石川と微妙に違う景色を眺め6時間余りのバスに乗る。
 バスの中でお昼を済ませ別当出合い登山口に到着。

 白山は富士山、立山とともに日本三名山といわれ又、ハクサンと付く花が多く高山植物の宝庫、群生が見事の事。
 花オンチでも綺麗さわわかる。

 登山準備が整い次第、リーダーの説明や注意事項を聴き暑い影を曳きながら出発。

 出発早々にまるで酔っ払いが歩くような足取りになる別当谷にかかる吊り橋を渡る。

 急坂を登り一息つくと又、緩急交ぜた登りだけの道が続く。暑く汗だく、水がドンドン減る。緑濃き中飯場に着き水場に群がる。

 一息、二息いて出発、別当谷甚之助谷に挟まれた狭い尾根に出不動滝一望。

  (俳句)霊山の滝一筋に空蒼し

 3k地点を過ぎ高山植物が姿を現し始める。漸く花の白山。甚之助小屋に到着。

 火山台地の弥陀ヶ原を過ぎて少しすると、ハクサンコザクラ、コゼンタチバナ、オヤマリンドウ等に見惚れていると上の方から、背負われた人が降りてくる。

 熱中症で意識なしとの事、救急ヘリが飛び隊員がスルリと降り患者を処置し又、吊り上げて行く。
 山岳救助隊の素晴らしさを目の当たりにする
 登山準備をするメンバー リーダーの説明を聴く 中飯場に着き休憩
不動滝一望 救急ヘリが患者を吊り上げて行く 見上げると美しい稜線と青空が

 私達も暑さの中疲れない様にゆっくりゆっくりと歩く。
 喘ぎながら上の方をみると小屋が見え、「着いたぞ」と先の人達が叫ぶ。今夜の宿泊場所?室堂センターに漸く到着した。

 リュックのおき、直ぐにビールで乾杯!リーダーの枝豆美味しい事!。 夜の食事もワイワイ、ガヤガヤと楽しむ。
室堂センターに到着 美味しいビールで乾杯 楽しい夕食のひと時
 
  ≪二日目 8/7≫
 予定より少し早くに出発。

 奥宮の岩間の竜胆凛と立つ 奥宮にお詣り
 御前峰に立つ。霧たちこみ集合写真を撮る。

 雨模様なのでお池巡りを中止し、霧に包まれた花畑を眺めながら室堂センターに帰る。

  (俳句)室堂の霧の黒百合恋の彼方
霧で遠くは見えぬども足元には  霧立ち込める御前峰にて集合写真
 
 天候が良くないので、観光新道を辞め、昨日登ってきた砂防新道を降りる。

 途中、小雨模様になった為、雨具、スパッツ、急ぎ足汗をかきながら下山。

  (俳句)雨具着て色とりどりにセンジュガンビ
  (俳句)急ぎ足雨具一縷に花のごと
  (俳句)緑濃く吊り橋揺れて下山口


 遠望は効きませんでしたが、陽を浴び霧に濡れた花達がとても素敵でした。

  (俳句)白山に神花ありと夏登山
黒百合の群生
 甚之助小屋前で休憩(未だ薄日が)  小雨模様になり雨着を  別当谷にかかる吊り橋に戻ってきた

≪その他、登山道で出逢えた花達≫ 心癒されました。