| ≪紀行文≫ |  |  | 
                      
                        | 〜〜〜たくさんのヒメサユリに癒された大朝日岳〜〜〜 | 
                      
                        | 山登りをはじめて,一度は行きたかった大朝日岳、念願がかないました。 数日前まで雨を心配していたが、梅雨の合間の好天に恵まれ、新潟駅南口を予定通り出発。
 ジャンボタクシーの車内での会話から,メンバー8名中、避難小屋が初めての方を含めて4名が大朝日は初めてとの事。
 期待と不安が交錯する中、リーダーから「ヒメサユリの満開の時期に日程を設定したのでお楽しみに」との話や、「いつもより残雪が多く滑落が心配の箇所もあることから状況を見定めて指示します」との注意事項などきめ細かなアドバイスを入れた話があり、徐々に期待が膨らみました。
 
 古寺鉱泉登山口を8時出発。
 古寺鉱泉朝陽旅館の橋をわたり、間もなく急登開始、しばらく登ると「合体の樹」(ぶなとヒメコマツが合体している)を経由し,「一服清水」にて冷たい水で喉を潤しました。その水のおいしかったこと。
 途中下ってくる登山者から「途中の登山道が倒木で脇に迂回した方がいいですよ」との情報をいただき、久しぶりの藪こぎも体験し、「三沢清水」を通過。
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                        | 古寺鉱泉登山口で準備 | いよいよ急登開始 | どうなっているの「合体の樹」 | 
                      
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                        | 一服清水で喉を潤す | 倒木の為迂回してヤブこぎ | 三沢清水を通過 | 
                      
                        | ここまではブナの樹林帯のおかげで直射日光を避けられていたが、登り始めて3時間ほど経過しており、古寺山山頂は陽射しを遮る木がないとのことから、山頂手前で日陰を探して昼食タイム。
 元気を充電して、古寺山山頂(1501m)に。目の前には、これから行く小朝日岳や大朝日岳が望めました。
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                        | 夏の日差しが暑い | 古寺山手前で昼食 | 古寺山山頂 | 
                      
                        | いよいよ小朝日岳に向かいます。「ここを越えれば後わずか、頑張れ」などと声を掛け合いながら小朝日岳山頂に。そして傾斜角度60度と言われる急降下の下り坂は、「明日はここを登り返すのか、大変だ」との声が出るほどの歩きづらさに、下る200mの長さが倍にも感じられました。そして登り返しての稜線歩きはヒメサユリロード。
 両側に咲くヒメサユリは進むにつれ多くなり、私はこれ程のヒメサユリの群生を見たのは初めてです。そのやさしい姿に,先ほどまでのきつさも吹き飛びます。
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                        | これから向かう小・大朝日岳 | 次は小朝日へ、雪も楽しい | 小朝日岳山頂のプレート | 
                      
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                        | 登  山  道  は  ヒ  メ  サ  ユ  リ  ロ  ー  ド | 
                      
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                        | そして最後の水場「銀玉水」で喉を潤すとともに、今晩と明日の水を調達。
 リーダーから「最低2Lは必要だ」との指示。重いリュックが更にずっしりこたえます。
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                        | 銀玉水で今晩と明朝の水を補給 | 水補給でずっしり肩にかかる | 
                      
                        | 最後の雪渓登り、慎重にゆっくりと足元を数回蹴って足場を確保しながら、雪渓を渡りきると最後の急登。
 登り切ると、今晩泊まる避難小屋が目の前に現れ俄然元気が出ました。
 リュックを置いて、カメラと飲み水だけを持って15分程登ると待望の大朝日岳山頂です。
 集合写真と個々の写真を撮り合って小屋に戻りました。
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                        | 避難小屋手前の雪渓 | 雪渓を歩く | 避難小屋直前の急登 | 
                      
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                        | 大朝日岳山頂避難小屋 | 
                      
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                        | 小屋からの夕日 | 大朝日岳山頂集合写真 | 
                      
                        | 小屋からは月山や鳥海山等が見え、西朝日岳に沈む夕日もきれいでした。
 小屋では各々が思い思いの食事を作り、夕食をとりながら、今日一日の感想や山談義に多いに話が盛り上がりました。
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                        | 小屋から月山を見る | 楽しい夕食づくり | 夕食は楽しくが一番 | 
                      
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                        | 《7/7(金)二日目》 早朝,雲海に浮かぶ山々を眼下に、爽やかに澄み切った青空のもと、下山開始です。
 昨日の小朝日岳の傾斜60度の登り下りの頑張りと小屋での懇談など楽しい思い出を胸に、小屋を後にします。
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                        | 朝陽と雲海 | 
                      
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                        | 大朝日岳山頂小屋前にて集合写真 | まずは腹ごしらえ | 
                      
                        | 最難関である雪渓の下り。アイゼンの装着とリーダーから「下り方歩行の指導」や下りながらも「雪面の状況と傾斜角度などに見合った下り方の指導」を受け無事通過。「下りの半分が終わったのと同じだ」とホッとした声。
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                        | 大朝日岳を振り返る | アイゼン装着 | リーダーから下りの指導 | 
                      
                        | さらに、ヒメサユリロードでの写真撮影など楽しみながら下山。
 途中、お猿さんも我々を見送ってくれました。さすが健脚ぞろいと思うほどの速さで古寺鉱泉登山口に全員無事到着。
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                        | ヒメサユリロード楽し | お猿さんもお見送り | 無事登山口に到着 | 
                      
                        | 登山口で身支度を整え,水沢温泉で入浴と昼食。新潟駅南口に予定より30分早く到着しました。
 
 今回の山行では「一人ではなかなか敢行しにくいが、グループの力ありきを感じた」「リーダーに感謝感謝」との声多数。
 リーダーの「事故無く、楽しく山行が出来るのがリーダー名利」とのお言葉をいただきました。
 両日にわたり、適切で丁寧なリーダーのご指導のもと、無事に楽しく山行を終えることが出来て感謝でいっぱいです。また、ご一緒した皆さんにも感謝いたします。また次の山行でご一緒出来るのを楽しみにしております。ありがとうございました。
 
 《今回の山行で出会った花(写真は一部です)》
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