会山行紀行文
No−014
グレード:C上
2017年
 3/15(土)
曇り時々小雪
(むらまつはくさん)
村松白山

  1012m
参加者 (紀行文) 1916 E/S 
9名
(男性6名・女性3名) (写真) 1916 E/S
≪コースタイム≫
黄金の里会館前駐車場(8:24)…慈光寺(8:34)…1合目(8:47‐8:57)…3合目(9:40−9:51)…山頂小屋(11:50−12:54)…7合目(13:25)…
天狗堂(15:09)…駐車場(15:22)
≪紀行文≫

 小雨が少し降る中黄金の里会館前の駐車場に着きました。既に会員の車は2台駐車、その後3台の車も着き今日の山行は総勢9名の小人数です。
 リーダーの挨拶や注意事項の後歩き出します。今の所雨は止みましたが念の為雨具は着けて歩きます。杉林の中の車道を歩き慈光寺の前を過ぎ川沿いのヘツリ道を歩きます。
 右側の川に落ちない様に歩き雪の積もった橋を慎重に渡り1合目で休憩、3合目までの急登に備えて着ている物の調整をします。
駐車場を出発  杉並木を歩きます  慈光寺を左に見て
ヘツリ道を歩きます 雪の積もった橋を慎重に 一合目

 此処からはいきなりの急登に成りますが登山道には雪も程良く着いて居て亀裂も無く雪も固く無く危ない所は有りませんがでもビョウ付きの長靴で慎重に登ります。

 途中マンサクの花も咲いて居ました。
 
急登の始まり 三合目直下の登り 満開のマンサク 

 3合目で休憩此処よりワカンを着けて歩きます。
 4合目5合目6合目と休憩して登ります。昨夜平場では雨でしたがこの辺りは雪だったのでしょう新雪が積もり綺麗でトレースは有りません。雪もチラチラ降り出しますが風が無い為そんなに寒くは有りません。
 7合目も過ぎ8合目で休憩かと思いましたがそのまま進みます。
 9合目まで登れば後は小屋まで緩い登りで景色の良い所ですが生憎の天候で何も見えません。
三合目 ワカンを着ける 三合目の祠
雪庇の上を歩く 六合目で立ち休憩 九合目を目指して

 小屋に着きワカンを外し梯子を登り2階より小屋に入ります。以前此の梯子より落下、骨折して救助を要請した人が居るので慎重に梯子につかまり2階より小屋に入りました。
 小屋には他の人は居ず私達9人で2階を使用させて貰いました。小屋の中での食事ですのでゆっくりと食べる事が出来、又リーダーがガスコンロでお湯を沸かし小屋の中を温めてくれました。
 食事を終え外に出ると若い女性ら数人が小屋に入りました。 こんなに天候でも我々の他に登る人が居るのですね。

 集合写真の後何も見えない山頂を後に田村線を下山します。此処も未だ雪は割れて居ず危険な所は有りませんがでも激下りです。
 何人か尻もちを着きそのままお尻で滑って降りる人も居ました。
小屋が見えた 小屋へは2階より入ります 小屋の中で昼ご飯
 山頂
小屋をバックに集合写真   田村線へ
 転んでそのまま尻セード 下山 

 7合目で休憩その後緩やかにピーク迄登りトレースの無い所を気持ちよく下山します。
 YサブリーダーがGPSを見てくれていたので周りが見えなくとも迷う事は有りません。
 5合目を過ぎると下山の難所の急斜面も慎重に何とか下り鉄塔の所で休憩します。
下山  七合目で休憩  下山
下山  急斜面の下山  鉄塔横で休憩 

 その後途中でワカンを外し天狗堂も過ぎ慈光寺の前を通り無事駐車場に着きました。
 ワカンを外す 天狗堂を過ぎて  無事下山 

 雪の頃の白山、お天気が良ければ楽に登れる山ですが悪天候の時登り遭難する人も居る山です。最近では3年前の12月に50歳過ぎの単独の男性が下山する時道に迷い行方不明に成り今でも発見されて居ません。
 今日天候はあまり良くは有りませんでしたが頼れるベテランのり−ダとサブリ−ダが居て何の心配も無く雪山を楽しむ事が出
来ました。
 リーダー、サブリダー、御一緒させて貰った皆さん有難う御座いました。 (おわり)